【前作ネタバレあり】キャサリン・フルボディの前に前作キャサリンのおさらいをする

ゲーム,エンタメキャサリン

キャサリン・フルボディが発表されました。発売日は2019年2月14日!

バレンタインデイに不倫をテーマとしたゲームを発売するというので、かなり挑戦的なマーケティング戦略になっているのではないでしょうか(笑)

ちなみに前作「キャサリン」の発売日も2011年2月17日と、バレンタインデー付近となっております。

そんなキャサリン・フルボディですが、前作は2011年に発売されたゲームとなっています。プレイした人でも、すでにどういうストーリーか忘れてしまったという人は多いかと思います。

自分も同じように忘れかけている人の1人ですので、今回はストーリーをおさらいしておこうと思いました。

よろしくお願いいたします。

フルボディ発売前に「キャサリン」のおさらいをしよう

 

「概要」と発売当時の印象

ペルソナシリーズの開発チームによるアクションゲーム。

プロデューサーは橋野桂。

アートは副島成記。

音楽は目黒将司。

ペルソナチームのゲームの発売の時系列は以下のようになっています。

「ペルソナ3(フェス)」

「ペルソナ4」

「ペルソナ3ポータブル」

「キャサリン」

P4G、P4U、P4D

「ペルソナ5」

 

キャサリンが発表された頃から「ペルソナ5」を期待する声が大きかったような気がします。

というのも「キャサリン」というゲーム自体が、トラスのHD参入のための実験作と公言されています。

なので、開発者サイドとしても、ユーザーサイドとしても、「キャサリン」はペルソナ5の前座的な印象を受けていたのではないでしょうか。

販売当時としてもペルソナ4の熱が高く、格闘ゲームのP4Uやペルソナ4ジ・アニメーションの放送などでアトラスの知名度があがっていた時期と記憶しています。

キャサリン発売前のペルソナ3ポータブルに隠しキャラクターとして、キャサリンの主人公ヴィンセントが登場していたりもしました。

ペルソナ3ポータブルのヴィンセント絵

 

「キャサリン」おさらい(ネタバレ有)

二人のキャサリン

まずこのゲームには二人のキャサリンがいます。

1人はロングヘアでメガネをかけた大人びたキャサリン(Kキャサリン)。

もうひとりは露出度の高い服を着て、子供じみた振る舞いをするキャサリン(Cキャサリン)です。

主人公ヴィンセントはKキャサリンと婚約までしていましたが、Cキャサリンと一晩をともにしてしまいます。

そのことにKキャサリンは気づき、別れ話を切り出されました。物語後半ではCキャサリンが人間ではないことが発覚します。

いきつけのバーでよくCキャサリンと飲んでいたため周りも見ているだろうと思っていましたが、友人たちはそんな女性みていないと答えます。

Cキャサリンの正体は夢魔であり、様々な男を誘惑する悪魔でした。

なのでその姿形、声まで男によって変わるとのこと。

(アトラスといえば悪魔)

ヴィンセントが一目惚れしそうになったのも、ヴィンセントの好みに合わせた擬態をしていたからでした。

異なるエンディングの結末

キャサリンはマルチエンディング方式なので、複数の結末が用意されています。大まかには3つに分かれていて、

  • 「独り身エンド」、
  • 「Kキャサリンとの結婚エンド」
  • 「Cキャサリンとの結婚エンド」

があります。

どれも面白いエンディングを迎えますが、個人的にはKキャサリンとのエンドが好きです。(相手に不倫されたりと、一番辛い目にあったキャラクターがKキャサリンだと思ったので)

「独り身エンド」では、KキャサリンとCキャサリンどちらからにも愛想を尽かされるエンドです。ですが、当のヴィンセントは賭けにより大金を得て、宇宙旅行をしたりとかなり順風満帆のご様子となっています。

「Kキャサリンとの結婚エンド」では、Kキャサリンとバーで結婚式を挙げています。周りにも祝福される、最も明るいエンドです。

「Cキャサリンとの結婚エンド」は一番ぶっ飛んだ内容になっていました。Cキャサリンに求婚したヴィンセントは、自ら地獄(悪魔世界)に落ちます。人間としてではなく、悪魔として生きていくことを選んだヴィンセントですが、なんと悪魔としての才能を発揮。Cキャサリンの父親を引きずり降ろし、自分が悪魔界の王となってしまうというエンドでした。

結婚とは、浮気とは、ということを考えさせるゲーム内容ですが、あくまでもゲームとして、エンターテイメントを忘れさせない内容になっております。

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ゲーム中のアンケートについて

キャサリンではゲーム中にアンケートがとられることがあります。その内容は答えがあるものではないのが少し嫌らしいです(例:結婚は人生の墓場か yes or no)

ですがこれがゲームの選択肢を変える上でのフラグになっており、回答によって、どちらのキャサリンに気が向くのかが選ばれます。

もしまだキャサリンをプレイしていないという方がいましたら、初回プレイは自分に正直な気持ちなってアンケートに答えていくと面白いと思います。

続編となるキャサリン・フルボディでもこのアンケートがあることが確認されました。(PV参照)

フルボディでは、3人目の女性がでてきます。

これは予想ですが、今作を作成されるにあたって3人目の女性の特徴を考える際、前作のアンケート集計結果が使われたんじゃないかなと思っています。

フルボディについて予想

 

新キャラ「リン」の正体について

Kキャサリン、Cキャサリンに続いて登場する女性の名前が公表されました。

名前は「リン」です。髪の色はピンク色で、子供っぽい外見をしています。

おてんばな若い娘というイメージのCキャサリンとは別に、落ち着いた若い娘というキャラクターを目指しているように感じました。

気になるのはその正体です。アトラスのゲームをプレイしてきたものとしては、ただ若い娘を追加するだけではないだろうと深読みしています。

リサの正体の選択肢としてはどういうものがあるでしょうか。ゲーム内にでてくる種族を考えると以下が予想できます。

  1. 人間(Kキャサリン)
  2. 悪魔(Cキャサリン)
  3. 天使(リン?)

天使です。前作をプレイ済みの方なら思い当たると思いますが、懺悔室で質問を投げかけてきた、越前リョーマみたいな声の人がいたと思います。

あのキャラクターの名前は「アスタロト」で、魔神として登場していました。

ですがそれは仮初めの姿です。本性はストーリーテラーとしてゲーム内の案内人を務めていた「石田☆ルゥ」(赤いアフロの人)。

石田☆ルゥの正体は「イシュタル」という天使であることが、ミニゲーム「バベル」で明らかにされています。

ゲーム内ではそもそも石田☆ルゥはこのイシュタルの読みを変化させたものだということも明らかにされます。

もともと人間と悪魔の三角関係を描いたストーリーですが、そこに天使が加わって、人間、悪魔、天使の四角関係が繰り広げられるとしたら面白いですね(ヴィンセントは不憫かもしれないです・・・)

公式サイトでも「天使」と書かれています。もちろん男を優しく包み込む意味での「天使」かもしれませんが、それはミスリードで、本当に天使なのかもしれません。

リンは本当に「天使」? 公式サイトより

 

PVの内容について、ちょっと考察

 

これを書いている時点ではPV2まで公開されています。見てみるとかなりストーリーが変わっていそうなので、PV内で気になった部分をピックアップしておきます。

PVより。髪をおろしたCキャサリン?
ロングヘアーをバッサリ切り落としたKキャサリン
ヴィンセントに襲いかかるキャサリン

公式PVより参照

PVを見て驚くのは新規アニメの多さです。

宣伝文でも多くの新規カットが追加されていると書いてありました。

その分、ストーリー展開もかなり前作とは変わっていると思われます。髪型を変えたキャサリンは前作に出てきませんでした。そもそもCキャサリンが人前にいるというのはどういうことだろう。。。。??(夢魔だからヴィンセント以外には見えないはず)

 

それからPVや公式サイトでも多く使われていますが、Cキャサリンが誰かを斬りつけているのが確認されます。流血もかなりの量に見えます。

斬られた人物が誰であるのか気になるところです。おそらくヴィンセントかKキャサリン、リンのどれかだと思います。ですがCキャサリンとKキャサリンが一緒になって斬りつけているのを見るに、斬られてしまったのは「リン」なのではないかなと思っています。

 

最後に

PV、公式サイトを見ていますが、ワクワクが止まりません。

改めて振り返ってみると、結構前作のストーリーとか、設定を忘れていた部分がありました。

前作の発売が7年前で、当時は実験作なんて言われていたゲームが、ここまで成長するとは思ってもいませんでした。

発売までまだ時間がありますが、楽しみに待っていようと思います。

以上です。

ありがとうございました。

 

 

高く積みあがったブロックを押したり引いたりしながら道を切り開くアクションパズルは絶対ゲームオーバーにならないセーフティモードから、プロゲーマーも夢中になるハードモードまで、プレイヤーの好みに合わせた難易度選択が可能。様々なサポート機能の実装に加え、オートプレイやパズルスキップを使えばストーリーだけを楽しむことも。遊べるステージは500以上。罠を避け、アイテムを使い、悪夢の夜を乗り越えよう。
『ペルソナ5』や『キャサリン』などのキャラクターデザイナー、副島成記氏の画集、待望の第2弾!2010年に発売した“副島成記 ART WORKS 2004-2010”の第2弾となる本書には、副島氏と『ペルソナ』シリーズなどの2Dデザインを担う“P-STUDIO”アートチームの描きあげたイラストの数々を収録。2010年から2017年までに発表されたアトラス作品のプロダクトイラストだけでなく、書籍や雑誌に掲載された描き下ろしイラスト、ゲスト寄稿や公式ツイッターで公開された「ありがとう」イラスト、ライブドローイングイラストなど、140点以上を収録。さらに、副島氏単独インタビュー、アートチームのデザイナー陣のインタビューも掲載。