頭が悪いとプログラムはできないのか?という話

プログラミング技術,プログラム,感想

 

頭が悪い人はプログラムはできないのだろうか。

 

プログラマーって傍から見たら頭がよさそうですが(そう見えるらしい)、頭がいいからプログラマーになったのか、プログラマーになったから頭がいいのかどっちだろうと思ったことがきっかけのエントリです。

 

よろしくお願いいたします。

頭が悪いとプログラムはできないのか?

考えることになったきっかけ

 

私自身プログラムを書きます。ただしプログラマーという職業ではありません。

 

プログラムを書いてお金をもらってはいませんが、プログラムを自分の業務に活かしてはいます。

 

そんな中で、プログラムと聞くとすぐに「難しい」とか「わからない」と返答される方が多いように感じます。

 

実際ネットでプログラムについてググっても同じそういった意見が多く見受けられました。

 

ではなぜそういった意見が多くみられるのか改めて考えてみました。

 

 プログラムって難しい?難しくない?

 

 

結論から言うと「難しい」と思います。

 

なぜかというと「挫折している人が多いから」です。それだけです。

 

かといって「挫折した人」=「頭が悪い」という図式にはならないというのが私の考えです。

 

順をおって説明をすると、プログラムというものは「何のために勉強するのか」が非常にわかりにくいものです。

 

実はここがとても大切で、この「何のために勉強するのか」というのがしっかりと掴めている人はほとんど挫折しません

 

数学が苦手な人はプログラムも苦手という通説があるようですが、私は間違っていないと思います。単純に数値を扱うものだからということではなく、数学もプログラムも「何のために勉強するのか」が曖昧という共通項があるからです。

 

(よく数学に対して大人になったら使わないとか、何に使うのかわからないっていう学生さんって多いですよね)

 

つまり私の中では「プログラムを挫折した人」=「目的がハッキリしていない」となります。

 

「目的がハッキリしない」=「頭が悪い」ではありませんね。

 

何故なら目的というのは人それぞれだからです。

 

1+1=2というのがわからないのは「頭が悪い」ですが、

 

「1に何を足したい、そしてその答えをどうしたい」という問に対していろんな答えが出ても、その回答のどれかを「頭が悪い回答」とはできないのと同じです。

 

じゃあプログラムを勉強する目的って何?

 

前述したとおり目的は人それぞれです。

 

ここで重要なのは「プログラムが何に使われているか」を把握することです。

 

例えば「英語」は「会話(意思疎通)」に使われます。

 

「扇風機」は「風を起こすため」に使われます。

 

では「プログラム」は何に使われているでしょうか。

 

それは「何かを制御する」ことに使われます。

 

つまりプログラムを勉強することは「何かを制御する」ことを勉強するわけです。

 

よく勘違いされるのがプログラムの勉強を「言語の勉強」をすることと混合してしまう人が多いということです。

 

確かに「プログラミング言語」というので言語の勉強として受け取られる人がいるのは仕方のないことだと思いますが、そうした心構えで始めると挫折してしまうわけです。

 

プログラミング言語はあくまで「ツール」です

 

何をどう制御したいのか、自分はプログラムというツールを使ってなにがしたいのか。

 

よく考えたうえで勉強をスタートするとスムーズに挫折せず勉強を進められると思います。

 

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