広がり続けるスターウォーズの世界!ゲームに映画とその世界を拡大中!

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映画に新作ゲームと話題が尽きない「スターウォーズ」

しかし聞いたことはあるけど見たことない、という方が増えているようです。

そんな話題のスターウォーズを紹介、また面白さを考察していきます。

最初の劇場版が公開され40年経っていますが、念のためネタバレ注意です。

よろしくお願いいたします。

スターウォーズとは

ジョージルーカス監督が制作した映画であり、世界で最も成功した映画の内の一本。

「遠い昔、遥か彼方の銀河系」を舞台に、主人公「アナキン・スカイウォーカー」の一生を描く。

タイトルのようにスペースオペラであるが、実は父と子の家族愛に焦点を当てた家族物の作品である。

映画の冒頭、必ず映し出される一文「遠い昔、はるか彼方の銀河系で・・・」

スターウォーズの話題になるとまず言われるのが作品を見る順番であると思います

スターウォーズ全部で6作の構成ですが、少し変則的な公開順をしており、1977年に公開された第1作は、作品全体の第4話にあたります。

つまり公開順と時系列をまとめると以下のようになります。

  • 1977年 スターウォーズ 新たなる希望 エピソード4
  • 1980年 スターウォーズ 帝国の逆襲 エピソード5
  • 1983年 スターウォーズ ジェダイの帰還 エピソード6
  • 1999年 スターウォーズ ファントムメナス エピソード1
  • 2002年 スターウォーズ クローンの攻撃 エピソード2
  • 2005年 スターウォーズ シスの復讐 エピソード3

4→5→6→1→2→3 の順で公開されていることがわかります。

つまり1999年公開のファントムメナスが時間的に最も古い出来事であり、初めてスターウォーズ見ようと思う人は4から見るべきなのか1から見るべきなのか迷うのです。

作品の見方は人それぞれですが、私は公開順(つまりエピソード4から)に見ていくことをオススメします。

スターウォーズの生みの親ジョージルーカス

主人公アナキン・スカイウォーカー

前項でも書きましたが「スターウォーズ」の主人公はアナキン・スカイウォーカーです。

アナキン・スカイウォーカー(エピソード1)

ただし、見るとわかりますがエピソード4~6の主人公はアナキン・スカイウォーカーではなく、その息子「ルーク・スカイウォーカー」です。

アナキンの息子 ルーク(エピソード4~6主人公)

ではエピソード4~6でアナキン・スカイウォーカーは何をしているかというと

暗黒卿ダースベイダー(中身はアナキン・スカイウォーカー)

悪者やってます。

実はエピソード1~3は正義感が強く実直な少年が悪の道に堕ち、ついには悪の権化ダースベイダーと化す悲しいお話なのです。

(ちなみになぜマスクを付けているかというと全身火傷の重症を負い、肺まで焼けているので呼吸補助装置がマスクについているという設定です。)

そしてエピソード4~6では息子ルークに立ち塞がる敵役として姿を現します。最後にはルークの呼びかけにより正義の道へ戻ることができますが、致命傷を受けその命を終えることとなります

つまりスターウォーズ エピソード1~6は「アナキンが故郷を離れ成長し、そして息を引き取るまでを描く映画」なのです。

確かに4~6の主人公はルークスカイウォーカーですが、もう少し視野を広く見るとアナキンの一生を描いているとわかります。

エピソード1宣伝用ポスター うつむくアナキンの影がダースベイダーの形になり、未来を暗示する印象的なポスターです。

で、何が面白いの?

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とにかく「わかりやすい映画である」から面白いとここでは結論としています。

売れる映画はとにかく「わかりやすい」という共通点があります。

キャラの見た目にしろ、それからバックミュージックにしろ、今何が起こっているのか、見ただけでわかる、または聞くだけでわかるという作られ方をしています。

例として有名所ではルーク・スカイウォーカーの服装について映画が進むにつれて黒くなっていくというものがあります。

エピソード4冒頭 故郷を離れ冒険に出る直前の服装 白を基調に心が正義の状態にあることを表しています
エピソード6のルーク
服装は完全に黒一色になりこの後悪の道への勧誘を受けることになります。

実際にエピソード6でルークは悪の道への勧誘を受けることになりますが仮にそのシーンでルークが真っ白い服を着て話を聞いていたらどういう印象を受けるでしょうか。

もし白い服装であったら「正義と悪で揺れ動いている!」という印象は受けにくいと思います。

細かい部分ではありますが、こういった視覚情報によるわかりやすさが随所に仕組まれており、その結果視聴者は違和感なく、心地よいわかりやすさに包まれながら映画を見終えることができます。

これについては音楽も同様です。

スターウォーズの音楽の上手い使い方がよくわかるシーンの動画です。

構成としては

  1. 敵を倒すための作戦を決行する
  2. その作戦に罠がはられていたことに気づき劣勢になる。
  3. 敵のシールドが解け反撃開始
  4. 作戦成功

上記のような起承転結な流れですが、目を閉じて動画を再生してもなんとなく今味方が負けているのか、それとも優勢なのかわかるような音楽になっています。

この音楽で状況を説明するというのは非常に重要です。なぜなら子供が映画を見るときセリフによる状況説明はほとんど理解できません。しかし音楽で説明されれば子供でも映画の状況を判断することが可能になるのです。

スターウォーズの何が面白いかはその「わかりやすさ」にあり、老若男女に高い人気が出ている秘訣ではないでしょうか。

トレンドの推移

グラフが表示されない場合はお手数ですがページの更新をお願いいたします。

2015年12月にピークが来ていますが、スターウォーズの続編「エピソード7」がその時期公開され、大きな注目度になっています。

また2016年12月にはスピンオフのローグワンが公開。

2018年には主人公の味方であった、ハンソロというキャラのスピンオフも公開が予定されています。

さらに2017年にはスターウォーズを題材にしたシューティングゲーム「スターウォーズ バトルフロント2」も発売予定です。

ほぼ毎年新しい映画ないし、ゲームが出ており、40年前の映画がいまだに毎年盛り上がりを見せるというのは本当に凄いことですし、いつまでも人を魅了し続けるスターウォーズであって欲しいと思います。

以上です。

ありがとうございました。

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