【これが未来の移動の形wktk】米国で無人タクシーが実用段階へ
米国で無人タクシーが、実用段階に入ったようです。
実験と開発を続けていたことは、ずーっと報道されていましたがとうとうこの日を迎えました。
車を持つ必要がなくなるかもしれない、グーグルの無人タクシー
はじめに
自動運転の歴史
自動運転の歴史について、非常にわかりやすくまとめてあるサイトです。
ここでは自動運転の始まりは、「アンチロック・ブレーキ・システム(ABS)」であるとしています。
このサイト内の時点では、Googleが274万kmを走行とありますが、今回の発表では350万マイル(560万キロ)以上実験をおこなってきたとアピールしています。
グーグルは2009年から自動運転の実験を始めていますので、今回の実用段階に至るまで約8年を費やしてようやく公道で試験をおこなえるようになりました。
Waymoについて
Googleのプロジェクトの一部として始まり、今はAlphabet傘下の企業なのがWaymoです。
ALphabetは、米Googleの親会社ですね。
Waymoは「a new way forward inmibility(モビリティに向かう新たな道)」の略で、モビリティとは人が空間的移動をする能力を指します。
これが未来の移動の形
公開された実際の映像
動画時間約3分
公道を自動運転で移動していく様子が撮られています。
動画についてはGigazineのサイトで上手にまとめてありますね。
動画では横断者がいるときはちゃんと止まり、他の車が近づいてきたときもそれを避けるように運転がなされています。
すでにプログラミングされたコースを走るのではなく、搭乗者が指示したルートを自動で走行しています。
現時点ではWaymoの社員だけが乗車ができる状態ですが、WaymoのCEOは「数か月のあいだに地域住民へサービスを提供する」と宣言しています。
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無人自動車(タクシー)が普及すると、どんなことが起きるか考えてみる。
- タクシーの運転手はいなくなる。
- 人の操作ミスによる事故が減る。(0にはならない)
- 自動運転で速度に緩急がなくなるので、渋滞がなくなる。
- 移動にかかるコストが減り、車を所有する人が減る。
- 自家用車の所有が減るので、相対的に駐車場が減る。
個人的には車を所有する人が減ると思います。
自動運転タクシーは人件費がかからないわけですから、有料サービスとして展開されたとしてもおそらく価格は低く設定されると思われます。
燃料のコストもEV車であれば低く抑えられます。
つまり頻繁に移動することがあっても、時間通りに到着する低価格の自動運転車が充実していれば、個人で車を持つメリットは少なくなるでしょう。
同じように自動運転が広がった場合社会でどのようなことが起きるのか予想している記事がありました。
日本での導入はいつごろになるのか・・・。
アメリカではアリゾナ州を中心として実験が進む
Googleはアリゾナ州を中心に実験を進め、これまでに実験地域を6州に広げました。
法律上問題はないのか、と思われるかもしれませんが申請をしてクリアできれば問題ないようです。
州の規制緩和などにより、自動運転の問題がなくなった場所から導入が始まっていくと思われます。
そうなると日本での導入はいつごろになるのでしょうか・・・。
責任問題などいろいろ問題が出そうですが、以下それらについてまとめているサイトがありました。
まとめ
- Googleがついに公道での自動運転を実施
- 自動運転が普及するのは遠い未来ではない。
- 自動運転が普及した先には何が待っているかわからないが、今の交通問題の多くを解決する可能性を秘めている。
- 自動運転の先駆けにおいて、日本はアメリカに敗北した。
以上です。
今回のGoogleの公道での実験の報道を受け、日本はまたしてもアメリカに1歩先を行かれてしまったんだなと思いました。
それから自動運転タクシーですが、価格などは発表されていませんが、1回あたりの利用金額はかなり低くなってくると予想しています、
そうなれば本格的に車を持つ必要がなくなってくるかもしれません。
例えば職場まで車で通勤している方がいるとして、片道100円で行けるようなタクシーサービスがあれば、1か月の交通費は4000円ほどですよね。ガソリン代も税金もバカになりませんし、何よりも車の単価が高いですから。このあたりは個人個人のコストマネジメントになりますが「若者の車離れ」といわれて久しい今日この頃。
自動運転が普及すればかなりの人が車を手放すのではないでしょうか。
車を手放す人が増えればそれを生業にしている方たちに打撃がいくわけで、自動運転の影響については早めに予想しておいたほうがいいような気がします。
読んでいただきありがとうございます。
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