【SUZURI】売れるの?売れないの?実際にやってみて感じた売れる理由と儲かるコツや売れない理由とは?
こんにちは。
夏になると、欲しくなるTシャツですが皆さんはどこのショップで購入しますか?
しまむらやユニクロといった、ファストファッションブランドで購入するという方が多いのではないでしょうか?
しかし、ファストファッションブランドで購入した洋服はたくさんの人が着用しているため、街中で自分と同じTシャツを着用した人に会う、なんて事もしばしば。
「もっと個性的なTシャツを買いたい」「あまり人と被らないTシャツが欲しい」「自分で作成したTシャツを着て出かけたい」
そう感じる方はいらっしゃいませんか?
今回は、自分でデザインしたアートがTシャツなどのグッズになり、気軽に販売できるサービス【SUZURI】を紹介したいと思います。
よろしくお願いいたします。
SUZURIを始めようと思ったきっかけ
私は現在、2匹の猫を飼っています。以前から、当ブログでちょこちょこ登場していたりInstagramで猫ちゃんたちの日々を投稿しているので、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが。
Instagramで猫ちゃんたちの日々を投稿しています!お時間あればこちらも覗いてやってください!
そんな可愛い我が家の猫ちゃんたちの魅力をもっと皆さんに伝えたい!そんな思いから、SUZURIで猫ちゃんたちのグッズを販売しようと考えて始めたのがきっかけです。
SUZURIはどのくらい儲かる?
SUZURIでオリジナルグッズを販売すると、どのくらい儲かるのか?この疑問については、いくつか個人ブログで情報を公開している方がいらっしゃったので、そちらを確認してみました。
▼参考にさせて頂きました個人ブログは以下とおりです▼
SUZURIは在庫を持たない分、原価が高く設定されているためトリブンの設定によってはスタンダードTシャツ1枚売れても、300円しか儲からないと言ったことが発生します。
実際上記で紹介した方々は大体、3ヶ月から6ヶ月ほどで成果が発生して、売り上げは3万円〜20万円と個人差がかなりあるようでしたが、トリブンは数千円から数万円ほどと売上額は高額でも実際はあまり儲かっていない、という現象が発生しているようです。
SUZURIに出店してみる
SUZURIとは、年会費や出店費用、販売手数料などは一切かからずにオリジナルデザインでグッズを販売できるというサービスなので、一切お金はかかりません。商品は注文が入ったら一点ずつ生産工場で作成してくれるので、在庫を管理する必要もありません。
「お金がかからない」「在庫管理をする必要がない」「思い付いたらすぐ出店できる」
これは嬉しいサービスではないでしょうか?
早速、無料会員登録をした後に、デザインを作成していくつかグッズを作成してみました。
デザインを作成前に、SUZURIの公式サイトにある「デザイン用テンプレート」をダウンロードしておくことをお勧めします。
私はこのテンプレートの存在を後から知ったので、フルグラフィックTシャツのデザインを作成する際に、なかなか思ったデザインにならず苦労をしました。
デザインを作成する前にテンプレートをダウンロード
SUZURIのトップページ下部にある「デザイン用テンプレート」にアイテム別のテンプレートが用意されているので、そちらをダウンロードしておくと便利です。
デザインを作成する際に使用したプラットフォーム
私がグッズのデザインを作成する際に使用したプラットフォームは2つです。
①Canva(キャンバ)
②Fotor(フォター)
どちらも無料で利用ができるで、Googleアカウントを持っていれば簡単に無料会員登録をして利用開始ができます。
使いやすさを比較するために、今回2つ利用しました。正直どちらも使いやすいので、どちらを使っても問題ないかと思います。一度2つを利用してみて使いやすい方を使っていけば良いかと思います。
SUZURIで売れる商品の特徴
SUZURIで売れる商品はどういう特徴があるのか?SUZURIでは、SUZURIの運営スタッフの目に留まった商品がピックアップ商品としてSUZURIのトップ画面で紹介されます。(参考ページ:どうしたら自分のアイテムがピックアップされるの?)
果たしてSUZURIで売れる商品とはどんな商品なのだろうか?ピックアップ商品を見て考察してみたところ、以下のような商品が売れるのではないかと考えました。
- 白いTシャツに目立つデザイン
- 面白い系のキャッチコピーやイラスト
- 白地以外のTシャツを作る
- 商品説明にハッシュタグをつけてみる
白地のTシャツには目立つデザインではないと売れない?
SUZURIで最も作成されているであろう「スタンダードTシャツ」という商品では、白地のTシャツが定番として販売されていますが、出されている商品が多い為やはり目立つデザインの方が売れるのではないか?と考えました。
上記画像のスタンダードTシャツはピックアップ商品として紹介されていた商品です。デカデカと愛猫の合成写真がプリントされています。白地のTシャツにデザインをする場合はこれくらい個性のあるデザインの方が目立つ為、売れる?かもしれません。
白地のTシャツはクスッと笑えるネタを仕込まないと売れない?
7月2日現在で一番いいねの数を稼いでいたTシャツが上記画像の商品です。
白地のTシャツにパッとみた時はイラストに色がついていない為、目立たないように思えますがタイトルとイラストを見ると、思わずクスッと笑ってしまいます。
白地のTシャツを販売したい場合は、このようにクスッと笑える系のネタTシャツを作成すると売れる?のかもしれません。
白地以外のTシャツを作らないと売れない?
SUZURIには「フルグラフィックTシャツ」という商品があるのですが、こちらの商品にデザインをすると上記画像の商品のようにTシャツ全体にデザインを貼ることができます。
前項で紹介した、スタンダードTシャツには白地以外にグレーやピンクなどTシャツの色を選択できるのですが、フルグラフィックTシャツには白しか色の選択肢がありません。その為、デザインを作成する段階で背景を黄色など目立つ色にしておくと、上記の画像のような商品が作成できます。
白地のTシャツを作るよりも、黄色などの目立つ色のTシャツを作成した方が売れる?かもしれません。
商品説明欄にはハッシュタグを付けないと売れない?
上記画像の商品はピックアップ商品ではないですが、いいねの数は590件です。商品を販売する際にアイテムについて説明する文章を入れる箇所があります。その文章内にハッシュタグ(#)を付けると売れる?かもしれません。
「猫のイラストが付いているTシャツが欲しいな」「なんか、かっこいいTシャツないかな?」など考えた時、検索欄に「猫 イラスト」「かっこいい Tシャツ」と入力をしませんか?
このハッシュタグを付けておくと、アイテムについて紹介した文章や商品のタイトルに検索したキーワードが入っていなくても、検索に引っかかりたくさんの人に商品を見てもらえる確率が上がります。
上記画像の「ドラムを叩く猫:線描きver.」は、アイテム紹介の中に「猫」「ねこ」「バンド」「ドラム」と4つのハッシュタグを入れています。
別の方法でTシャツデザインを販売してみる
自分で作成したTシャツデザインデータを他のサイトを利用して販売してみるという方法もあります。
1つ紹介したいサイトは、自分の得意を売るサイト「ココナラ」です。2022年7月17日時点で既に100件以上のサービスが販売されています。
SUZURIで自分でデザインしたTシャツなどのグッズを販売しつつ、ココナラで自分で製作したデザインをTシャツ用に販売するという方法もアリではないか考えます。
まずは下記のバナーをクリックして無料会員登録をしてみましょう。
▶︎無料会員登録はこちらからどうぞSUZURIで売れるために行った宣伝方法
SUZURIでグッズを販売するにあたってInstagramを利用して以下のような宣伝をしてみました。
- リール動画を作成して宣伝
- プロフィール画面にSUZURIのURLを貼り付け
- 実際に自分で作成した商品を購入して投稿してみる
まずは、上記で紹介したCanvaでリール動画の作成をして、投稿をしました。
このリール動画のインサイトを確認すると7月4日時点で再生回数325回、リーチしたアカウント数(投稿を見たユーザー数)は330件でした。
「それって多いの?少ないの?」と思われるかもしれませんので、リール動画投稿前1週間と投稿後の1週間のリーチカウント数を比較してみます。
リール動画を投稿する前1週間のリーチ件数は242件なのに対して、リール動画を投稿した6月27日以降1週間のリーチ件数は620件と、378件も増加しました。
さらに、リール動画内でプロフィールへのアクセスを促していますので、リール動画を投稿する前後1週間のプロフィールアクセス件数を比較してみましょう。
リール動画を投稿する前1週間のプロフィールアクセス件数が24件なのに対し、リール動画投稿後1週間のプロフィールアクセス件数は38件と14件増加しました。これは、しっかりとリール動画の宣伝効果が出ていると言えるのではないでしょうか?
SUZURIで売れない場合は他の販売方法を検討してみよう
SUZURIで何かを販売したいと考えている方は、まずはSUZURIで生計を立てようとするのは難しいのでやめましょう。
その代わり、SUZURIには「非公開」設定があり、一般の購入者には公開せず自分自身だけ購入できるので、自身で大量に発注をして別のサービスを利用し、自分の手で販売することも考えてみましょう。
販売方法はいくつかあります。別のハンドメイドサイトminneを利用して販売したり、BASEなどを利用して個人ネットショッピングを立ち上げて販売してみたり、クリエイターズマーケットと言ったイベントに出店してみるという方法もあります。
▶︎非公開設定についての詳しい情報へジャンプする
過去に、クリエイターズマーケットで売れないブースと、売れるブースの違いについて考察した記事を書いていますので、よろしければ参考に読んでみてください。
自分で作成したグッズを購入してみた
7月下旬、注文していたグッズが届きました。
まずは、ステッカーです。
イメージしていたよりも、写真が滲んでいて、三毛猫の朝の表情が少しぼやけて見えるのが少し残念でした。ですが、大きさは思っていたよりもコンパクトで手のひらサイズのステッカーに仕上がってきたのでよかったです。表面はツルツルしています。
ステッカーは割と分厚くしっかりとした仕上がりになっていました。
早速、三毛猫の朝と黒猫の夜にステッカーをお披露目してみました。
朝と夜にお披露目した後は、手持ちのiPad Proのキーボードカバーへ貼り付けてみます。ステッカーの大きさもちょうどよくて、他のステッカーとの馴染みもいい感じです。また、キーボードカバーが賑やかになりました。
私個人としては、ステッカーの大きさも丁度良かったですし、ステッカーの厚さやシールの接着面も不満は無く、とても良い商品に仕上がってきたなという印象です。
早速、ステッカーが届いた事を兼ねてインスタグラムでリール動画を投稿しました。
次に、スタンダードTシャツです。
Lサイズを購入しました。普段着ているTシャツよりも裾が少し長い印象です。
1点気になったのは、普段着ているTシャツよりも生地が少しだけ薄いところです。特に胸元のあたりが気になりました。下に来ている肌着が少しだけ透けて見えます。男性の方はそこまで気にならないと思いますが、女性の方で気になる方は、キャミソールを下に着るなど工夫してみてください。
suzuriに出店したグッズは自分だけ買う設定も可能
suzuriでは非公開設定にするだけで、一般のお客さんには販売せずに自分だけ買うという設定もできます。以下のような時に便利な設定です。
- 販売前に自分でデザインしたグッズを宣伝したい時
- 社内のイベント等、販売目的ではない場合
- イベント用グッズとして購入したい場合
設定方法は、suzuriのマイショップで自分だけ購入したいグッズの上にある「ペンマーク」をクリックします。
画面左上に表示されている(今回だとトートバッグという左上の文字横にある)矢印をクリックして、画像をアップロードする画面に戻ります。
画面を一番下までスクロールすると、商品説明を記入する欄の下に「非公開にする」というチェック欄がありますので、そこにチェックを入れて保存をすると、一般の方は購入できなくなり自分だけ購入できるようになります。
また、一般の方が購入できるように設定を変更する場合は、「非公開にする」チェックを外して設定を保存すれば良いです。
まとめ
最後にまとめです。
SUZURIで売れる商品と売れない商品の違いは何か?というテーマでしたが、私が考える違いはズバリ「どうやって宣伝をするか」です。デザインが良いもの・白いTシャツに目立つ色のデザインを作る なども大事ですが、それよりも大事なのは宣伝方法だと考えています。
ただ、商品を作成しただけではどんなに良いデザインでも売れることは難しいです。なので、TwitterやInstagramといったSNSで自分の商品をどうやって宣伝していくかがミソになってくるのではないか?と考えます。
今回は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。