【ふるさと納税】ワンストップ特例のオンライン申請を使ってみたら面倒くさいことが分かった
ワンストップ特例のオンライン申請はめんどくさい?
ふるさと納税を行なった際、自身で確定申告を行わなくて済むワンストップ特例を利用するために、オンライン申請を今回利用することにした。
私は、ふるさとチョイスというサイトを利用してふるさと納税を行なっているが、オンラインワンストップ申請を行なってみたところ、とんでもなくめんどくさいということが分かったので、備忘録として残しておこうと思う。
今からふるさと納税を始めたいと考えている人や、どこのふるさと納税サイトを利用するか迷っている人のためになれば良いと思っているので、ぜひ最後まで読んでほしい。
事前に登録しておくサイトやアプリが多い
ふるさとチョイスの場合、オンラインワンストップ申請方法は2つある。
ひとつはふるさとチョイス内で完結する方法。
もうひとつは自治体マイページというサイトを利用して申請する方法。
ふるさとチョイスとは別に自治体マイページの会員登録を行なっておく必要があるのだが、ふるさとチョイス完結型申請の場合でもマイナンバーの読み取りアプリ「e-NINSHO公的個人認証」をダウンロードする必要があるのだ。
つまり、自治体マイページの会員登録と「e-NISHO公的個人認証」のアプリをダウンロードをする手間が追加されるというわけだ。
これは、実にめんどくさい。
自治体によって利用できるオンライン申請サービスが違う
ふるさとチョイスのサイトを見るだけでは、いかにも前項で紹介した2パターンしかオンライン申請方法がないように思える。
しかし、ふるさとチョイス完結型申請や自治体マイページで申請できない自治体があるのだ。
それらの自治体は、また別のオンライン申請サービスを利用しており、オンラインワンストップ申請を利用する場合は、また事前登録を行う必要がある。
これは、非常に面倒。めんどくさい。
例えば、静岡県藤枝市ではオンラインワンストップ申請をする場合、「ふるまど」というサービスを利用して申請をする必要がある。
ふるまどでは、複数の自治体をまとめて申請できるためとても便利なのだが、利用できる自治体が少ない。
全国で362の自治体でしか利用できない。(2024年11月現在)
しかも利用するためには、別に公的個人認証アプリ「IAM」をダウンロードする必要がある。
まとめると、ふるまどを利用するには事前に会員登録と「IAM」のアプリをダウンロードするという手間が追加されるというわけだ。
実にめんどくさい。
全ての自治体で同じ申請方法にしてほしい
日本では、マイナンバー導入時にマイナポータルというアプリを作成して、年末調整や確定申告の手続きなどを円滑にできるようにしているが、ふるさと納税も全ての自治体がマイナポータルを利用してオンラインワンストップ申請ができるようにしてほしい。
そうすれば、オンラインワンストップ申請を行う際にまた新たなサイトに会員登録をする手間を省くことができるではないだろうか。
そもそもオンラインワンストップ申請を行う理由は、確定申告をする手間を省くことにある。
それなのに、オンラインワンストップ申請をするために、さまざまなサイトで会員登録をする手間が発生してしまっては、結局手間自体は省けていないではないか。
政府の手間を省きたいだけということだろう。