アイリスオーヤマのロボット掃除機IC-R01を実際に使用した感想と評判をiRobotと比較してレビュー
こんにちは。
みなさんはロボット掃除機を使用したことはありますでしょうか?
ロボット掃除機といえば、iRobot社が販売しているロボット掃除機「ルンバ」を想像される方が、大勢いるのではないでしょうか?しかし、iRobot社のロボット掃除機「ルンバ」は安価でも3万円ほどするため、購入することを躊躇っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今日は、そんな方におすすめしたいアイリスオーヤマのロボット掃除機「IC-R01」を紹介したいと思います。結論、2万円弱で安価な商品ですが購入してコスパが良く購入して良かった商品だと感じています。
- アイリスオーヤマのロボット掃除機はコスパが良い商品なのか
- iRobotのロボット掃除機と何が違うのか
- ロボット掃除機をおすすめしたい人はどんな人か
アイリスオーヤマ ロボット掃除機 IC-R01の仕様について
まず、初めにIC-R01の仕様をご紹介します。
電源 | ACアダプタ100V(50/60Hz共用) |
連続使用時間(強/弱) | 約50分/約90分 |
バッテリー | リチウムイオン2次電池 |
充電電源(充電アダプター) | 入力・AC100−240V、出力・DC17.0V、1.0A |
充電時間 | 約4〜5時間(室温や使用時間により異なります) |
保証期間 | お買い上げ日より1年間 |
消費電力 | 40W |
集じん容積 | 0.36L |
バッテリー容量 | 2,600mAh |
充電コードの長さ | 1.5m |
セット内容 | 掃除機本体、充電台・充電アダプター、モップ、リモコン リモコン用単4電池×2本、お手入れツール、フィルター×2 サイドブラシ、取扱説明書 |
ロボット掃除機IC-R01を実際に使用してみた感想
アイリスオーヤマのロボット掃除機を購入しましたので開封してみました。中には、先ほど仕様で紹介した通り充電台や充電アダプター、水拭きをするための青いモップやロボット掃除機を操作するためのリモコン、水洗いをした時などに便利なお手入れツール、予備と本体に取り付けてあるフィルター2枚とサイドブラシ2本、取扱説明書が入っていました。
初めて使用する場合は、サイドブラシを本体の裏に1本装着をします。とても簡単に装着できました。
サイドブラシを装着後は、ロボット掃除機が自動で充電できるようにする台をコンセント付近に設置しました。設置をする場所は、取扱説明書にも記載がありますが充電コードがロボット掃除機に巻き込まれないように設置しなくてはいけないので、意外と難しいなと感じました。
充電台を設置したら、本体を充電するため充電台に設置しました。購入後すぐには使用できないようです。
フローリングで実践してみた感想
早速、自宅のフローリングで発動してみました。
自宅の広さはキッチン・ダイニング・リビングを含めて20畳ほどあり、猫を飼っているため毛や砕けた猫砂などが落ちています。それに加えて、分厚めのラグが複数枚敷いてあるため段差が多くロボット掃除機に乗り越えられるだろうか?と心配でしたが、そんな不安もなんのその!綺麗にゴミを吸い取ってくれました。
ちなみに、リモコンについてるモードボタンを押すとモードに沿った掃除をしてくれます。スタート位置から約1m×1mの範囲を清掃する【スポットモード】と、壁や障害物を検知して部屋の壁ぎわだけ清掃する【壁ぎわモード】、壁や障害物を検知して掃除をするノーマルなモード【自動モード】の3種類があります。これらは、リモコンでモード変更することができます。
障害物を検知して掃除してくれるのか?稼働音ってどのくらい?
しっかりと、障害物を検知して掃除をしているというより、ロボット掃除機の頭に障害物が当たったら方向転換をしているようです。段差を乗り越えるかどうかについては、少し分厚めのラグを敷いているのですが、そこもしっかりと乗り越えて掃除をしてくれていますので問題なさそうです。
稼働音に関しては、いつも皆さんが使用しているだろう紙パック式掃除機等よりも、少し稼働音を抑えたくらいの大きさでロボット掃除機が稼働している近くでは少しうるさくて眠れないかもしれません。
もし、予約機能を使って掃除をしてもらうのであれば、就寝時はやめた方が良いかもしれません。
予約機能は使えるのか?
リモコンを使用して毎日決まった時間に掃除してくれるように予約機能を使用してみましたが、取扱説明書通りに設定してもなぜか作動してくれません。
この問題が解決したら、またこちらで解決方法を紹介したいと思います。
ロボット掃除機IC-R01のお手入れ方法
IC-R01ロボット掃除機を使用した後は、ダストボックスのお手入れをします。※ここから先少し汚い画像が続きます。ご了承ください!
ダストボックスを本体から外すと、こんな感じで少し本体が汚れてしまっていました。ここは、ウェットティッシュなどで軽く拭いておきました。気にならない方はそのままでも良いと思います。
60分ほど稼働したロボット掃除機に溜まったダストボックスはゴミでいっぱいでした。
ダストボックスについているOPENと書かれたボタンを押すと、ダストボックスに溜まったゴミを簡単に捨てることができます。ダストボックスはゴミ箱の上で開けば細かいチリや埃が空中に舞うことが少ないので、不快に感じることはありません。
ダストボックス内のゴミを捨てた後に残った汚れは、さっとウェットティッシュで拭き取りました。気にならない方はそのままで良いかと思います。ここについているフィルターは何度か使用していると、ゴミが詰まってくるので1ヶ月に1回程度フィルターをダストボックスから外して水洗いすると良いそうです。
iRobotと何が違うのか?仕様や機能を比較
iRobot社から販売されている一番機能がシンプルな商品「ルンバi2」と何が違うのか?仕様や機能で比較してみました。
なお、ルンバの商品情報はiRobot社の公式ページより参照しました。
仕様を比較
仕様内容 | ルンバi2 | IC-R01 |
---|---|---|
価格(Amazon調べ) | 39,800円(税込) | 20,000円(税込) |
電源 | ACアダプタ100V (50/60Hz共用) | ACアダプタ100V(50/60Hz共用) |
連続使用時間 | 稼働最大75分 | 強稼働の場合 約50分 弱稼働の場合 約90分 |
バッテリー | 充電式リチウムイオン電池 | リチウムイオン2次電池 |
充電時間 | 約3時間 | 約4〜5時間(室温や使用時間により異なる) |
保証期間 | 1年保証(オンラインストアで購入すると2年延長) | お買い上げ日より1年間 |
セット内容 | 掃除機本体、ホームベース(充電台)、バッテリー、交換フィルター、電源コード | 掃除機本体、充電台・充電アダプター、モップ、リモコン、リモコン用単4電池×2本、お手入れツール、フィルター×2、サイドブラシ、取扱説明書 |
電源関係に差はないものの、連続使用時間や充電時間に大きく差があることが分かります。
機能を比較
機能内容 | ルンバi2 | IC-R01 |
---|---|---|
価格(Amazon調べ) | 39,800円(税込) | 20,000円(税込) |
水拭き機能 | なし(別売のブラーバを使用することで可能) | あり |
アプリ機能 | あり | なし |
予約機能 | あり(アプリ操作) | あり(リモコン操作) |
ルンバには専用アプリ「iRobot Home」がありますが、アイリスオーヤマのIC-R01には専用アプリがありません。予約や掃除をする範囲設定は全て、専用リモコンで操作します。
ルンバではiRobot Home内でルンバが掃除をした箇所を確認することができますが、IC-R01では確認ができません。掃除をした箇所を確認したいという方は、IC-R01ではなくルンバの購入をおすすめします。
ランニングコスト(消耗品)を比較
紙パック式掃除機でも掃除機が吸い取ったゴミが溜まる紙パックが、一杯になってしまったら新しい紙パックに交換するように、ロボット掃除機でもランニングコストがかかります。
ランニングコスト内容 (価格はAmazon調べ) | ルンバi2 | IC-R01 |
---|---|---|
価格 | 39,800円(税込) | 20,000円(税込) |
フィルター代/交換サイクル | 3個入り998円(税込)/2ヶ月 | 2個入り2,178円(税込)/摩耗した時 |
サイドブラシ代/交換サイクル | 3本入り798円(税込)/摩耗した時 | 2個入り1,900円(税込)/摩耗した時 |
※エクストラクター代/交換サイクル | 2セット1,980円(税込)/摩耗した時 | 2,178円(税込)/摩耗した時 |
モップ代/交換サイクル | なし | 3枚入り2,178円(税込)/摩耗した時 |
※エクストラクターとは、ロボット掃除機内に格納されている床のゴミを絡め取るためのローラーのような部品です。
一見、IC-R01のランニングコストが高くついてしまうように見えますが、水洗いができるので1ヶ月1回程度お手入れをすればを長く使用することができます。そのため、これら消耗品の購入頻度としてはかなり少ないと思います。
一方、ルンバは水洗いができないため定期的に消耗品の購入をする必要があり、長い目で見ればルンバの方がランニングコストがかかってしまいます。
こういった観点から、アイリスオーヤマのロボット掃除機はコスパが良い商品だと私は考えます。
ロボット掃除機IC-R01をおすすめしたい方
今回レビューをしました、ロボット掃除機IC-R01の購入をおすすめしたい方をまとめてみます。
- 毎日忙しくて掃除機をかける時間がない人
- 多くの機能をロボット掃除機に求めていない人
- 今までロボット掃除機を使用したことがない人
- ランニングコストがあまりかからないロボット掃除機を探している人
- ペットを飼っている人
夫婦共働きまたは育児で手が離せないお母さんが毎日掃除機をかける時間がない場合、IC-R01ロボット掃除機があれば予約機能を使って掃除ができるため、仕事へ行っている間や育児中にロボット掃除機が掃除をしてくれるのでとても便利です。
また、ロボット掃除機は3万円〜10万円以上と高価なイメージがありますが、アイリスオーヤマのロボット掃除機は2万円弱と他のロボット掃除機よりも安価なため、今までロボット掃除機を使用したことがない人におすすめです。
ただし、フィルターなどの消耗品を水洗いするなどお手入れが必要になるので、そういった行為が面倒だったり嫌だという人は高価なルンバの購入をおすすめします。
犬ちゃんや猫ちゃんを飼われている方であれば分かると思うのですが、掃除機をかけてもペットの毛が空中をまったりカーペットにへばりついて、普通の紙パック式掃除機では吸引できず最終兵器コロコロで掃除をするという行為が発生します。
ロボット掃除機があれば、カーペットにへばりついたペットの毛も吸引してくれるのでコロコロする労力を減らすことができます。(カーペットの種類によってはロボット掃除機が上手に吸引できない場合がるので、そこだけコロコロを使って掃除をしています)
なお、IC-R01には多くの機能がないため、アプリでどのくらい掃除をしたのか管理したい方や掃除予約をもっと細かくしたい方は、iRobot社のルンバの購入をおすすめします。
まとめ
IC-R01ロボット掃除機を使ってみた感想とまとめです。
今回、初めてロボット掃除機を使用してみて感じたのは「とても便利」「掃除の時間が短縮されて助かる」です。引っ越しをして部屋が広くなった分、掃除機をかけるのが億劫になっていたのですが広い床をスイスイとロボット掃除機が掃除をしてくれるので、とても助かりました。
ですが、家具と家具の間などちょっとした隙間にはロボット掃除機は入ることができないので、そこだけ人間がいつも通り掃除機をかける必要があるので、そこだけ忘れないように掃除機をかけたいと考えております。もしも、このブログを読んでいる方で「自分で掃除機をかけるのも省きたい」と考えている方は、ロボット掃除機が掃除をしやすいように家具の配置を変更したりと工夫が必要です。
また、ロボット掃除機のお手入れに関して使用後にダストボックスに溜まったゴミを人間の手でゴミ箱に捨てる必要があります。私は全く手間だとは思いませんでしたが、これらの作業も手間だと感じた方は高価ではありますが最初からiRobot社のルンバを購入することをおすすめします。
今回は以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。