【活用法】chatGPTを使ってファイナンシャルプランナー(FP)の資格勉強をしてみた

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こんにちは。今巷で話題になっている、ChatGPTですが皆さんはどのように活用されていますか?

なかには「難しいから活用していない」「ChatGPTに何を聞けばいいのかわからない」「怖くて使えない」など、不安要素があり活用されていない方が多くいるようです。

私は普段、ChatGPTを資格試験勉強に活用しているのですが、今回は私がどのようにしてChatGPTを資格勉強に生かしているのか?実際にChatGPTへ質問した内容と結果を紹介していきたいと思います。

よろしくお願いします。

ChatGPTに質問してみた内容と結果

以下は、私がChatGPTに質問してみた内容と、その結果です。

Q1 ファイナンシャルプランナー3級の受験をしたいので、受験勉強を手伝ってくれませんか

まずは、あいさつ代わりにファイナンシャルプランナーの受験勉強をしてくれないか、相談をしてみました。それに対して返ってきた答えがこちらです。

答えが少し長ったので、いかに全文を引用します。

もちろんです!ファイナンシャルプランナー3級の受験勉強についてご質問があれば、何でもお答えします。

まず、ファイナンシャルプランナー3級の受験に必要な知識や技能についてご説明します。ファイナンシャルプランナー3級は、個人の資産形成や資産運用に関する基本的な知識や、ライフプランニングに必要な考え方、税金や社会保険に関する基礎的な知識が求められます。

受験科目は、次の4科目です。

1.資産運用基礎知識
2.ライフプランニング
3.社会保険・年金制度
4.税制
それぞれの科目には、出題範囲が定められています。それに基づいて、勉強計画を立てることが大切です。

勉強のポイントとしては、まずはテキストをしっかりと読み、基礎的な知識を身につけることが重要です。その上で、過去問題を解いて、実際の試験形式に慣れることが必要です。また、自分でまとめたノートや問題集を作ることで、知識を定着させることができます。

最後に、勉強時間についてですが、個人差があるため一概には言えませんが、1科目あたり30時間程度を目安にすると良いでしょう。ただし、短期集中型で勉強を進める場合は、もっと長い時間を確保する必要があります。

以上、ファイナンシャルプランナー3級の受験勉強についてのアドバイスでした。何か質問があれば、お気軽にお聞きください。

私は、「受験勉強の手助けができるか、できないか」を聞いただけのつもりだったのですが、ファイナンシャルプランナーとはどんな資格なのかまで教えてくれました。

Q2 ファイナンシャルプランナーは、公正証書遺言の証人になることはできるが、被相続人となる人の推定相続人等は承認になることができないそうです。ここで言う「被相続人」と「推定相続人」とはなんですか

2つ目の質問は、ファイナンシャルプランナーの基礎を学んでいる中で、わからない単語が出てきたので質問した内容です。今思えば、ChatGPTはファイナンシャルプランナーの知識が豊富なのだから、最初の文章「ファイナンシャルプランナーは~」は必要なかったかもしれません。もしかしたら、「被相続人と推定相続人とはなんですか」だけで良いかもしれません。

以下は、ChatGPTから返ってきた答えです。

Q3 住宅ローンの返済方法に、元利均等返済という方法がある様ですが、毎回の返済額で初年度は、元本の割合が少なく利息の割合が多くなり、返済期間が経過するにつれて元本の割合が多くなり、利息の割合が少なくなると聞きました。なぜ、初年度は元本の割合が少なくなり、返済期間を経過するごとに元本の割合が多くなるのでしょうか

3つ目の質問は、住宅ローンの学習をしている際に出てきた「元利均等返済」について、理解できない内容があったためChatGPTに聞いた内容です。テキストを見ながら学習をしていると、「○○はこうだから○○である」のように結果を押し付けてくる文章が出てきますが、「なんでそうなるの?」と思ったら、そのままテキストに記載されている文章をChatGPTに入力して、「これってどういうこと?」と聞くと答えてくれます。

以下は、ChatGPTから返ってきた答えです。

Q4 わかりません

これは、Q3で質問した内容の答えが難しすぎて、バカには分からなかったので、ChatGPTに打ち込んだ内容です。

このように、前項で質問した内容に対して、ChatGPTが返してきた答えがわからなかった場合は、一言「わかりません」や「もっとわかりやすく教えて」など聞くと、ChatGPTが前項の質問の答えをかみ砕いて答えてくれます。私がおすすめする聞き方は「小学生でもわかりやすく説明してください」です。

以下は、ChatGPTから返ってきた答えです。

ちなみに、「小学生でもわかるように説明してください」とChatGPTにお願いすると、以下のような答えが返ってきました。

Q5 利率(年率)2%で複利運用しながら、毎年40万円を20年間にわたって受け取る場合に必要な原資は、6,540,560円になるらしいのですが、そもそもここで言う「原資」ってなんですか?

こちらも、ものすごく丁寧にChatGPTへ質問していますが、Q2と同様で「原資とはなんですか」だけでも答えてくれると思います。

以下は、ChatGPTから返ってきた答えです。

このように、ChatGPTは資格勉強で疑問に感じた単語や計算方法などを解決してくれるので、今受験勉強をされている方には、心強い存在となるのではないでしょうか?

ChatGPTが生徒役?!問題を出題してもらうための活用方法を公開

ChatGPTは質問次第で、資格勉強の問題を出題もできます。資格勉強にとても有効的なので、みなさんも活用してみてください。

まず、ChatGPTに以下のような質問を投げかけてください。

(※なお、以下の質問はChatGPT有料サービスであるChatGPT4にて質問をしています。無料版のChatGPT3.5では適切な返答がされない場合があります)

Q 今ファイナンシャルプランナー3級の勉強をしています。私は先生、あなたは生徒役で理解度を測るために質問してください。答えが間違っていたら訂正してください。

この質問をすると、ChatGPTは「生徒役」としてファイナンシャルプランナーに関する質問をしてきます。

最後の「どうぞ、お答えください」は少しイラっとする・・・

たまに、ファイナンシャルプランナー3級では学習しない範囲まで質問されますので、その時は「ファイナンシャルプランナー3級では学習をしないので、わかりません」と答えてしまえばよいです。

以下は、私がChatGPTの質問に対して答えた内容です。

上記の答えに対して、ChatGPTは答えが間違っているのか教えてくれます。

最後の言葉・・・!泣けるぜ

ChatGPTと併用して資格勉強に活用しているもの

chatGPTと併用して、ファイナンシャルプランナーの資格取得のために、活用しているものを紹介したいと思います。

ファイナンシャルプランナーの資格勉強で活用しているもの

私が、ファイナンシャルプランナーの資格勉強をしている中で、一番活用しているがYoutubeで閲覧できる講義動画です。資格試験の難易度によっては、通信教育を利用したほうが良い場合があると思うのですが、ファイナンシャルプランナーの3級や2級の資格は、独学で学習をしている方が多いので、無料で視聴できるYoutubeの講義動画で十分だと思います。

もう一つ活用しているのが、studyplusというサービスです。これは、同じ資格試験の勉強を頑張っている人を探して、一緒に受験資格勉強を頑張れたり、自分の勉強時間や勉強内容を記録できるので、過去の頑張りを可視化することができます。

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chatGPTは資格試験以外にも活用できます

chatGTPはこんなことにも活用できる
  • 冷蔵庫にある材料で献立づくり
  • 長い文章を要約する
  • 英語の文章を翻訳
  • 小説を執筆してみる
  • 簡単なゲームを作る

私が良く活用しているのが、「献立作り」です。私は、1週間分の食材を購入するように努めているのですが、食材を購入する前に1週間の献立をあらかじめ、決めるようにして無駄な食材を購入しないようにしています。

ChatGPTを使う前には、1から自分の脳内で1週間の献立を立てていたのですが、ChatGPTを使って献立を立てるようになってからは、献立のレパートリーが増えましたし、献立を立てるために費やしていた時間を、ほか事に回せるようになりました。

なお、ChatGPTに献立を立ててもらう時は、以下のように質問しています。みなさんも、ChatGPTに以下のように質問して、献立を立ててもらいましょう。

キノコとナスが嫌いなのがバレた

ほかにも、長い文章を要約してくれたり、英語で書かれた文章を翻訳してくれたり、ある程度シナリオがあれば小説も執筆出来たりします。ChatGPTの強みは、プログラムコードが書けることです。なので、ChatGPTで簡単なゲームを作ることもできます。

メディアアーティストの落合陽一さんはYoutube動画内で、ChatGPTを活用して簡単なゲームを作成したことを説明しています。

あと、私はあまり使わないですが、学生さんにおすすめのChatGPT活用法が、「長い文章を要約すること」です。今回は、仮で小難しい論文の結論部分をコピーして、ChatGPTに要約してもらうようにお願いしてみました。

参考:猫ひねり動作の解明とロボットによる猫ひねりの実現 (jst.go.jp)

どうでしょうか?ChatGPTから返ってきた答えのほうが、「文章を読んでみようかな」と思いませんか?たとえば、学生さんが勉強をしているなかで、テキストの文章の内容が長くて難しいなと感じた場合は、ChatGPTに聞いてみて下さい。

今回は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。