やったことリストの書き方とノートの使い方を解説!日々の生活に充実感を出す方法
日々の多忙なスケジュールの中、何をしたいのかを明確にすることは簡単ではありません。しかし、「やったことリスト」を使うことで、自分が達成したいことを明確にし、毎日のタスクを組織化し、より生産的な人生を送ることができます。この記事では、「やったことリスト」の意義と効果的な使い方について、詳しく解説していきます。
「やったこと リスト」とは何か
todoリストのようにこれからやることをリスト化するというのはよく聞く仕事術の一つだと思います。
しかし私の場合、このtodoリストが合いませんでした。
というのもtodoリストは仕事を捌く量よりも増える量の方が多い人にとってはデメリットの方が大きい方法だと思っています。
todoリストを付けることで、やるべきことは明確化するのかもしれませんが、どんどん増えていくことにストレスを感じてしまうタイプの人もいるのではないかと思ってしまいました。
「あれをしなきゃ・・・」「これをしなきゃ・・・」という焦燥感ばかり先行してしまい、1日が終わった後もやったことよりも、終わっていないタスクのことばかり気になってしまい気が休まりませんでした。
そこで考えたのが「やったことリスト」です!
やったことリストであれば、自分のしたことがリスト化されます。
1日の終わりにリストを見た時「まだこんなに仕事が残っている・・・」ではなく、「今日はこんなに仕事ができた!」という自己肯定感の高まりを感じました。
在宅ワークなどでどこからともなく仕事が増える時代ですが、そんな時代にマッチした仕事術なのではないかと思います。
「やったこと リスト」の定義と目的について
何を記録するか?
「やったこと リスト」とは、日々の活動やタスクを記録するリストのことです。主に、仕事やプライベートなどの時間管理やタスク管理に用いられます。具体的には、会議の内容、行った作業や進捗状況、読んだ書籍、見た映画などをリスト化します。
なぜ「やったこと リスト」を作るのか?
「やったこと リスト」を作る目的は、自己管理や振り返りを行うことで、自己成長や目標達成につなげるためです。また、タスクをリスト化することで、優先順位や期限を明確にすることができ、効率的な時間管理が可能になります。
1-2. 「やったこと リスト」のメリットとデメリットについて
1-2-1. 「やったこと リスト」を作ることで得られるメリット
「やったこと リスト」を作ることで、以下のようなメリットがあります。
- タスクの可視化:タスクをリスト化することで、優先順位や期限を明確にすることができます。
- 進捗管理:タスクを記録することで、作業の進捗状況を把握しやすくなります。
- 振り返り:リストを振り返ることで、自分自身の成長を実感することができます。
1-2-2. 「やったこと リスト」のデメリットと注意点
「やったこと リスト」のデメリットとしては、以下のような点が挙げられます。
- 細かすぎるタスクの記録:リストを細かく作りすぎると、タスクの数が増えすぎて疲れてしまうことがあります。
- 過度なストレス:完璧主義者が作るリストは、逆にストレスを感じる原因になることがあります。
- 個人差がある:「やったこと リスト」を作ることが合わない人もいますので、自分に合った方法を探す必要があります。
「やったこと リスト」の作り方
とにかくまずはやってみようの精神でやったことリストをつけ始めました。
やってみて思ったことを列挙していきます。
2-1. 「やったこと リスト」の基本的な作り方
2-1-1. 手書きとデジタルのどちらを選ぶべきか?
「やったこと リスト」を作る方法は手書きとデジタルの2種類があります。手書きで作る場合はノートやメモ帳などに書き込むのが一般的です。一方、デジタルで作る場合はスマホのアプリやPCのソフトを使って作成することができます。どちらを選ぶかは、自分が使いやすい方法を選ぶことが大切です。
2-1-2. 「やったこと リスト」の書き方の基本的なポイント
「やったこと リスト」を作る際には、以下のポイントに注意して書くとわかりやすく、効果的になる気がします。
- 簡潔にまとめる
- 日付を記載する
- メモ欄をつけておくと便利
2-2. 「やったこと リスト」の詳細な作り方と書き方のコツ
2-2-1. 「やったこと リスト」の見出しはつけた方がいい?
見出しを付けることで、後から振り返りやすくなりますが、最初は見出しをつけずただただ列挙していくことをお勧めします。
慣れてきたらテーマなどで見出しを切ってもいいかもしれませんが、手書きの場合余分な余白がたくさんできたり、リストを付けることに頭を使ってしまってしまう可能性があります。
2-2-2. 詳細な情報を記録するためのポイント
「やったこと リスト」には、詳細な情報を記録することで振り返りやすくするメリットがあります。
例えば、場所、人物、内容などを記載すると、後からどのような状況で何を行ったかがわかりやすくなります。
ただし、過剰な情報は逆に見づらくなってしまうため、必要な情報を適切にまとめるようにした方がいいとは思います。
2-2-3. タイムスタンプの活用方法
タイムスタンプ(日付や時刻)を付けるのはかなり効果的だと思います。
自分の作業の進捗度合いが計れますし、過去のタスクを思い出しやすくなりました。
「やったこと リスト」の使い方と活用方法
「やったこと リスト」を作ることで得られるメリットを知った上で、実際に使い方や活用方法を考えていきましょう。
3-1. 「やったこと リスト」の使い方と活用方法の例
私はノートを2つ用意して、ビジネス用と趣味用で分けています。
3-1-1. ビジネスにおける「やったこと リスト」の活用例
ビジネスにおいて、「やったこと リスト」を活用することで、以下のような効果が期待できます。
- 業務の進捗管理やタスクの整理
- 業務内容の共有や報告
- プロジェクトの進行状況の把握や課題の発見
- 打ち合わせ(ミーティング)の記録
具体的には、毎日の業務を振り返り、何を行ったか、何が完了したか、次に何をすべきかを記録し、管理することで、仕事の効率化や成果の可視化ができます。
3-1-2. 日常生活における「やったこと リスト」の活用例
日常生活においても、「やったこと リスト」を活用することで、以下のような効果が期待できます。
- やるべきことの整理や記憶の補完
- 時間管理や生産性の向上
- 目標達成のサポートや成長の可視化
- 自己管理やストレスの軽減
私は主に趣味のことを書き込んでいますが、家事や勉強など、日々の様々なタスクをリストアップし、それぞれの進捗状況を記録することで、やり残しや時間の無駄遣いを防ぎ、効率的に生活を送ることができるようになると思います。
3-2. 「やったこと リスト」を活用することで得られるメリットについて
3-2-1. 目標達成や成果の可視化
目標達成に向けたプロセスや成長過程を確認することができるようになるのが最もメリットとしては大きいと思っています。
仕事の場合だと、目標に向けたアクションプランを作成し、その進捗状況を管理することで、目標達成に近づくことがtodoリストを使うよりも容易になったと思います。
3-2-2. 記憶力や集中力、モチベーションの向上
「やったこと リスト」は、記憶力や集中力の向上にもつながる気がします。
続けていくとノートがどんどん埋まっていくことに快感を得てきてモチベーションが上がりますね。
あとやったことをアウトプットすることで終わったことが頭から消えて集中力も増す気がします。
3-2-3. 自己評価や改善点の発見
「やったこと リスト」を作ることで、自分自身の行動や成果を客観的に評価することができます。
また、リストに書いたことを実行する過程で、自分の弱点や改善点を発見することができます。これにより、自己成長につながることができます。
「やったこと リスト」は、生産性向上やストレス軽減など、様々なメリットがあることがわかりました。
ぜひ、日常生活や仕事に取り入れて、効果的に活用してみてください。
「やったこと リスト」の管理と整理術
4-1. 「やったこと リスト」の管理方法と整理術について
「やったこと リスト」を効果的に活用するためには、適切な管理方法や整理術が必要だと思いました。
多少ノートの余白を生んでしまいそうですが、勿体ぶらずにどんどんページを使っていくべきだと思います。
4-1-1. 期間ごとに分けて管理する方法
「やったこと リスト」を1日ごとにまとめたものや、週ごとにまとめたもの、月ごとにまとめたものなど、期間ごとに分けて管理する方法があります。
この方法を使えば、自分の活動の流れや進捗状況を把握しやすくなるとともに、過去の自分の成長を振り返ることができますが、私はあまりお勧めしません。
やったことリストをつけ始めると、もちろんつけ忘れる日も出てくるのですが、日付毎にまとめているとページが飛んで気持ち悪くなりますし、忘れた自分に対してネガティブな感情を持ちやすくなります。
4-1-2. カテゴリーごとに分けて管理する方法
「やったこと リスト」を、仕事のカテゴリーやプロジェクトごとに分けて管理する方法があります。この方法を使えば、自分の仕事に対する優先順位を明確にしやすくなるとともに、各プロジェクトの進捗状況を把握しやすくなります。
4-1-3. ツールを活用した管理方法
「やったこと リスト」を紙に書いたり、メモ帳に書き留めたりするだけでなく、ツールを活用して電子化してもいいと思います。
例えば、EvernoteやGoogle Keepなどのツールを使って、「やったこと リスト」を作成し、いつでもどこでもアクセスできるようにすることができます。
もしも紙ではなくPC上で「やったことリスト」を作るのであれば、One Noteがお勧めでしょうか。
4-2. 「やったこと リスト」を効果的に活用するための整理術
「やったこと リスト」に整理術を組み合わせるとさらに使いやすくなるかもしれません。
4-2-1. 参考資料やリンクの整理方法
「やったこと リスト」をPC上で管理する場合には、参考資料やリンクを記録することがあります。
この場合、参考資料やリンクを整理する方法が重要になってきます。
例えば、EvernoteやPocketなどのツールを使って、参考資料やリンクを整理するといいでしょう。
4-2-2. 翌日の予定や次のアクションを書き出す方法
todoリストを「やったことリスト」に組み合わせるのも面白いと思っています。
今日やったことを書いていった後に、明日やりたいと思っていること、やらなければならないことを事前に書き出しておくことでtodoリストの役割も果たせると思います。
4-2-3. リフレクションや振り返りの方法
「やったこと リスト」は、自分が何を成し遂げたかを振り返り、改善点を見つけるためのツールでもあります。
定期的なリフレクションや振り返りを行うことで、自分自身の成長を促し、今後のアクションの方向性を見いだすことができます。
- 先週の目標は達成できたか?
- 達成できなかった目標は何が原因だったか?
- 今週の目標は何か?前週の改善点を踏まえて、今週のアクションプランはどうなるか?
- 先週の成果に対して自分自身はどう評価するか?
- 今後の方向性は何か?
これらの質問に答えることで、自分自身がどのように成長してきたかを把握し、今後の目標設定やアクションプランの方向性を見いだすことができます。また、日々の成果を振り返ることで、自信をつけることもできます。
「やったこと リスト」の活用事例
5-1. ビジネスにおける「やったこと リスト」の活用事例
ビジネスにおいて、「やったこと リスト」は、会議やプロジェクトの進捗管理、報告書やレポート作成など、様々な場面で活用されます。
5-1-1. 会議やプロジェクトの進捗管理
会議やプロジェクトの進捗管理においては、「やったこと リスト」は非常に有用です。例えば、週次の進捗報告をする際に、前回の報告時に決めたタスクが完了したかどうかを確認し、次に取り組むべきタスクを明確にすることができます。また、会議のアジェンダを作成する際にも、必要なアイテムをリストアップすることで、議題を見逃すことなく進めることができます。
5-1-2. 報告書やレポート作成のための記録
報告書やレポート作成においては、「やったこと リスト」は、作業の進捗状況や成果物を整理するのに役立ちます。例えば、作業を区切ってリストアップし、それぞれの作業の進捗状況を管理することで、報告書やレポートの作成に必要な情報をすばやく把握することができます。また、完成した成果物をリストアップしておくことで、必要な情報に簡単にアクセスすることができます。
5-2. 個人の成長やライフスタイルにおける「やったこと リスト」の活用事例
個人の成長やライフスタイルにおいても、「やったこと リスト」は非常に有用です。例えば、学習や読書の進捗管理、ダイエットや健康管理の記録、趣味や創作活動の制作過程の記録など、様々な場面で活用されます。
5-2-1. 学習や読書の進捗管理
学習や読書の進捗管理においては、「やったこと リスト」は非常に有用です。例えば、1日に読むべきページ数をリストアップしておき、毎日の進捗を確認することで、読書量を管理することができます。また
5-2-2. ダイエットや健康管理の記録
ダイエットや健康管理においても、やったことリストを活用することで、自分自身の健康状態や取り組みの進捗を把握し、より効果的な取り組みを行うことができます。例えば、食事内容や運動の記録を毎日リストに書き出し、その日の摂取カロリーや運動量を記録することで、自分の体調や健康状態を確認し、改善のために必要なアクションを考えることができます。
また、体重や体脂肪率の記録もやったことリストに書き出すことで、数値的な変化を把握し、自分の目標達成に向けた取り組みを調整することができます。さらに、食事内容や運動の記録を残しておくことで、自分自身の健康状態を把握するだけでなく、医師や栄養士との相談やアドバイスを受ける際にも役立つことがあります。
5-2-3. 趣味や創作活動の制作過程の記録
趣味や創作活動においても、やったことリストを活用することで、自分自身の制作過程を振り返ることができます。例えば、絵を描いたり、書いたりする際には、日付や作品名、使用した道具などをリストに書き出しておくことで、作品の進捗状況を把握し、自分自身の成長を振り返ることができます。
また、趣味や創作活動においては、アイデアが浮かんだときや、制作中に思いついたことをメモしておくことが大切です。やったことリストに書き出すことで、後でアイデアを取り出しやすくなり、より良い作品を制作することができます。さらに、制作過程の記録をまとめておくことで、自分自身の創作活動の歴史を残し、振り返ることができます
6-1. モーニングルーティンに「やったこと リスト」を組み込む方法
「やったこと リスト」を活用するためには、習慣化することが大切です。モーニングルーティンに「やったこと リスト」を組み込むことで、毎日のスタートを切ると同時に、今日の目標ややることを整理することができます。朝の時間をしっかりと確保して、1日のスケジュールを立てるための時間を設けましょう。
6-2. 「やったこと リスト」を日々の振り返りに活用する方法
「やったこと リスト」を活用する上で重要なのは、振り返りを習慣化することです。毎日の終わりに、その日に達成したことをリストにまとめることで、自分自身の成長や進歩を実感することができます。また、その日の反省点や課題もリストに追記しておくことで、翌日のアクションプランを立てることができます。
6-3. 「やったこと リスト」を活用して習慣化や目標達成をサポートする方法
「やったこと リスト」は、習慣化や目標達成をサポートするための強力なツールです。習慣化したい行動や、達成したい目標をリストにしておくことで、それらに向けたアクションを意識的に行うことができます。また、その行動や目標を達成した際には、達成感や充実感を感じることができ、自信を持って次のステップに進むことができます。ただし、あまりにも多くの目標を設定してしまうと、逆にストレスになってしまうこともあるので、適度な目標設定が必要です。
まとめ
「やったことリスト」は、自分の行動を記録するための手法です。ビジネスやプライベートで活用でき、その効果は非常に高いとされています。
私自身つけ始めてみて、todoリストでは味わえない充実感というか、リストを見返してみて「自分って意外と色々やってたんだな」という気づきを得ることができました。
todoリストが長続きしないなぁと、一度挫折してしまった人にほど勧めたいと思っています。
以上です。
読んでいただきありがとうございます。