【ガス代が高い!】あまり使用していないガス料金が高くなった!おかしい?安くするためにガス会社の見直しをしてみた

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こんにちは。

今日は、ガス料金についてお話をしようと思います。先日、電気料金が高いというお話をしました。

実は、我が家では電気料金高騰よりも先にガス料金の高騰に気づき、ガス料金の見直しを行っていました。

というもの、我が家ではキッチンでIHを利用しているため、ガスを使用するのはお風呂を沸かす時のみなのですが、2022年12月使用分のガス料金で12,000円も請求されてしまいました。

これは高い!

調べてみると、基本料金やガス単価が他のガス会社よりも、はるかに高いことが判明したのです。

今回は、ガス料金が高騰している理由やガス会社の切り替えまでに行ったことを、まとめて紹介していきたいと思います。よろしくお願いします。

ガス料金が急に高くなった理由

2022年12月大手ガス会社4社が12月の都市ガス料金の値上げを発表しました。

主な原因は、原料価格の高騰です。都市ガスの原料となる液化天然ガスは、全体の97.8%を海外からの輸入に頼っていますが、近年では、中国や東南アジア、南アジアで液化天然ガスの需要が大きくなり、液化天然ガスの原価が高騰したといわれているそうです。

参考資料:LNG価格高騰!その原因と世界の状況は?

さらに、ロシアとウクライナの戦争の影響で、ロシアがEU諸国向けの液化天然ガス供給を削減したことも、原因の一つと考えられます。

参考資料:欧州のガス不足懸念は2023年も続く

この原料高騰の影響は、都市ガス代だけではなくプロパンガス代にも影響が及んでいます。

ガス料金は今後も高騰し続けるのか?

国際エネルギー機関による、「日本の天然ガス価格の推移予測」によると、今後天然ガスは年々高騰していく予想をしています。そのため、2023年も価格上昇の可能性が高いので、「ガス料金が高くなった」と感じた方は、早急にガス会社の見直しをしたほうが良いです。

引用 https://enetech.co.jp/guide/increased-electricity-prices/#2023

参考資料:【2023年1月最新】電気料金値上げの現状と今後と企業の対応策

利用するガス会社は自分で選択できる

あまり、知られていませんが2017年4月から、ガス会社自由化がスタートしていますが、あまり浸透していないように感じます。

知人にどこのガス会社を利用しているかを聞いてみたところ、全員、大手ガス会社を利用していました。ですが、これが実は落とし穴だったりします。実は、ガス単価ってガス会社によってかなり違ってくるんです。

私も今回、ガス会社を見直すことになって初めて知ったのですが、ガス単価に具体的な決まりはないそうで、ガス会社が自由に単価を決めているんです。そのため、契約しているガス会社によってガス料金が大きく変わってきます。

実際、私が利用していたガス会社は、適正価格よりも倍の価格設定になっていました。今考えてみたら、とても恐ろしいです。

ガス会社を見直しやったこと

ガス会社見直しのために、私が行ったことは

  1. 電気・ガス見直しサイト(エネチェンジ)を利用して最安なガス会社を検索
  2. プロパンガス料金消費者協会を利用した

です。

最初は、エネチェンジで最安なガス会社を調べましたが、我が家のガスは都市ガスではなくプロパンガスだったので、住んでいる地域によって紹介できるガス会社が無い場合があるらしく、我が家も紹介できるガス会社が無いという結果になってしまい、エネチェンジを利用して最安なガス会社への乗り換えができませんでした。

エネチェンジでは、主に都市ガスを利用してる方を対象としているので、現在都市ガスを使用している方は是非エネチェンジを活用してみてください。

次に、利用したのが「プロパンガス料金消費者協会」です。この協会は、「販売事業者間の競争促進と利用者が納得する市場環境整備」を目的に、2009年4月にNPO法人として発足した団体で、プロパンガスに関する相談を無料で受け付けてくれます。2009年から2021年の12年間で、ガス会社累計変更数104,000人という実績がある協会です。決して、怪しい団体ではありません。

プロパンガス料金消費者協会に連絡または、メールで問い合わせをすると「今使用しているガス会社の料金は適切かどうか」を相談することができます。相談して相場よりも高かった場合、最安で提供してくれるガス会社を調べて後日連絡をしてくれる、という流れです。

相談にかかる費用は全くありません。

私が、ガス会社の切り替えまでにかかった期間は約1か月です。我が家では、年末年始にガス料金の見直しを行ったので、実際はもっと早く切り替えができるのかもしれません。

今のガス会社に価格交渉をしてみる

この記事を読んでいる方で

「見直しをするとか、手続きが面倒くさそうだから、今のガス会社に連絡をして価格交渉してみるか」

と考えている方はいらっしゃいませんか?

私も最初は、その手を考えました。ですが、プロパンガス料金消費者協会の方にこの方法はおすすめしない、と言われました。

なぜかというと、価格交渉をしても暫く経てば知らないうちに、元のガス単価に戻されたり元のガス単価よりも高く請求されていたりするからだそうです。

過去に、ガス単価が高いことを理由に、ガス会社を変更しようとしたところ、今のガス会社が「単価を下げる」と言ったので、そのまま継続をした相談者さんがいたそうで、その方は知らないうちにガス単価をもとの高いガス単価に戻されていたそうです。

ガス会社全員がそうだとは言えませんが、戻される可能性があるということだけ覚えておいてほしいです。

まとめ

まとめです。

今のガス料金が高いと感じている方は、早めにガス会社の見直しをするなど、対策を考えてほしいです。今のガス会社で料金を価格交渉してもらっても構いませんが、いずれ元の単価に戻されるかもしれないということも、覚悟しておいたほうが良いです。

元の単価に戻されるくらいだったら、初回の手続きは面倒でも、最安価格提供をしてくれるガス会社に変更したほうが良い、と私は考えます。あなたはどちらでしょうか?

また、現在のガス料金に不満がない方も油断大敵です。今は、ガス単価が適正価格なのかだけでも、調べておいて損はないかと思います。今後の情勢によっては、どんどんガス料金が高騰する可能性が十分にあります。早めに最安なガス会社へ乗り換えておくことも良い手だと思います。

▶お住まいの地域の適正価格を調べる場合はこちら

以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。