SOUNDPEATS RunFreeをレビュー!開放型なのに低音が鳴り響く安価でコスパ最強のおすすめワイヤレスイヤホン
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SOUNDPEATS社の新型ワイヤレスイヤホン、「Runfree」をレビューしていきます。
商品名にもなっているように、運動中に音楽を楽しむことを目的に設計されたイヤホンなのですが、オープンイヤー型のイヤホンながら音質、特に低音が素晴らしい鳴りを見せてくれます。
1万円未満ののオープンイヤー型イヤホンをお探しなのであれば、このRunFreeはぶっ壊れのコスパの良さだと思います。
SOUNDPEATS RunFreeとは
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メーカーの「SOUNDPEATS」について
まず、「SOUNDPEATS」は中国企業のブランド製品です。
主力商品としてイヤホンを取り扱っていて、設立は2011年なので10年以上のノウハウを蓄積している企業になります。
最近では
しかし、イヤホンといえば日本は非常に大きな企業が跋扈しており、ソニー、パナソニック、オーディオテクニカ、パイオニア、エレコム、オンキョーといった有名ブランドばかりです。
そのため中華系ブランドを毛嫌いする人もまだ国内には多いかもしれません。
昔こそ粗悪な製品を放出しているイメージこそありましたが、最近では出来のいい商品を安価で販売できるというイメージもついてきていると思います。
実際このRunFreeは6千円台と低価格帯ながら非常に満足度の高い商品と言えるでしょう。
「RunFree」と「RunFree Lite」の違い
RunFreeの前行機に「RunFree Lite」という製品があります。
前行機のRunFreeLiteの特徴として「低音がいい」「軽い」「耳を塞がない」というGoodポイントがあります。
何より価格が4,000円台という安さはお手軽にオープンイヤー型のイヤホンを試せるという意味でウケが良かったように思います。
しかし大きな問題がありました。
それは耳にかける部分がプラスチック製で固定されているという点です。
そのため装着感がイマイチであり、耳の形、頭の形、髪型、など使う人をかなり選ぶイヤホンに感じます。
「RunFree」の価格と前行機「RunFreeLite」との比較
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RunFreeの価格は定価で6,680円です。
RunFreeLiteより2,000円割高になっていますが、RunFreeLiteで不評だったところは全て克服してきているといってもいいと思います。
特に不満点の多かった耳掛け部分が全体的に修正されています。
RunFreeLiteとの比較は以下の通りです。
- プラスチックからボディ全体がシリコン素材になり、長時間つけていても耳が痛くなることがなくなった
- バッテリーの持ちが11時間から13時間に拡大
- 耳掛けの部分がさらに細いデザインになり、耳が痛くならず、メガネをかけていても違和感がない装着感を実現
- 物理ボタンを引き続き採用。これにより運動中の誤動作がない
- 重量が140gから130gになり、さらに軽量コンパクトになる
RunFreeのレビュー
ここからは実際に使ってみてどう思ったのかをレビューしていきます。
RunFreeの音質について
まず特筆すべきは低音の響きです。
オープンイヤー型とは思えないくらい低音が響き、普通の密閉型イヤホンをかけているのかとしっかりとした音が出ます。
比較になるかわかりませんが、私はオープンイヤー型のイヤホンといえば、アマゾンで買った格安のものしか知りませんでした。
普段在宅でzoomを繋げていることが多いのですが、家庭内の音も聞こえるようにと即席で買ったものになります。
このAmazonの闇とも言えるオープンイヤー型のイヤホンとの比較になってしまうのですが、音質には天と地の違いがあります。
当たり前だろと思われるかもしれませんが、良いものを知るには悪しきものを知れの精神ですね・・・。
中音と高音のバランスも非常にいいです。
低音を増強しすぎて音楽全体の音のバランスが崩れるということは感じません。
開放型でここまでの音質を再現できる時代になったのだなぁとしみじみ感動しております。
【SOUNDPEATS最新技術、迫力ある低音を再現】より良い低音を響かせるために、低音を増強する独自設計の「ラムダ型音響空間」が搭載されており、音の伝播経路を変えることで重低音を生み出します。明瞭で透き通った高音も、深みのある豊かな低音も、驚くほどあざやかにあなたの耳に飛び込みます。最高の音質を最高の状態で耳まで届けます。開放型イヤホンでも、迫力ある低音再現します。
Amazon商品ページより引用
RunFreeのデザインと付け心地について
装着感の部分で素晴らしいと思った部分は全体がシリコンで覆われているところと、耳掛け部分が柔らかく可動することの2点です。
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見た目としては他のオープンイヤー型よりも無骨なイメージを持たれるかもしれません。
おそらく耳の裏側にくるバッテリーが大きいのでその印象が強いと思われます。
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この無骨な見た目を気にされている方も多いですが、実際につけてみるとそこまで気にならないと思います。
つけてみるとわかりますが、耳への負担が全くないかのような軽さと付け心地です。
これを実現しているのは全体の重量もそうですが、耳掛け部分が細くなっていることが大きいと思います。
柄の部分がくにゃくにゃしているので、多少耳の形が変わっていてもジャストフィットしてくれるのがありがたいですね。
RunFreeのバッテリーの寿命と充電について
バッテリーですが、公式サイトの表記では13時間とあります。
これは理論値であり、実際はもう少し稼働時間が短くなると思います。
試しに8時間の在宅ワークをフルで使ってみました。
仕事中は常に作業用BGMをかけ、Zoomの会議ではマイク機能も使いました。
満充電から始めましたが、一度も充電のアナウンスは流れませんでしたし、よほど無茶な音量だったりマイクを使いっぱなしでない限りは10時間くらいは持ちそうです。
付属の充電ケーブルが短い
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個人的に気に入らなかった部分で言うと、付属の充電用ケーブルが短いことです。
長さが20cmくらいしかありません。
USB経由での充電なのでノートPCのポート経由で充電する場合はいいのかもしれませんが、デスクトップPCを使っている人の場合はUSB付きのタップか何かで充電したほうがやりやすいのではと思いました。
もしくは長いケーブルを別で買うことをおすすめします。
ワイヤレス充電には対応していません。
RunFreeの接続性能と操作性について
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まず接続方法ですが、電源をオンにすると耳元のランプが赤と白に交互に点滅します。
この間にペアリングの設定をします。
3分以内にペアリングがされない場合は自動で電源オフになります。
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ペアリングの速度ですが、本当に爆速です。
アイコンがくるくる回って接続中みたいなラグがほぼありません。手順も非常に簡単です。
物理ボタンの最大のメリットは、誤検知がないことでしょう。
手が当たって音楽が途切れるみたいなことは絶対にないのでありがたいですね。
物理ボタンで操作できることは以下になります。
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再生や曲送りなど基本的な操作は全て可能です。
特徴があるとすれば、ゲーミングモードのオンオフでしょうか。
ゲーミングモードはレスポンス速度が増す機能のようです。
1フレームを競うEスポーツにとって遅延は悪ですからね。
ゲーミングモードも試してみましたが私には違いは分かりませんでした。
接続を切りたい場合は音量のプラスボタンとマイナスボタンを同時押しする
前述の通り、Runfreeの接続速度はかなり爆速です。
電源をオンにした瞬間にデバイスに接続されますが、自分が使いたいデバイスにつながるかどうかはわかりません。
例えばパソコンとスマートフォンにどちらも登録している場合、どっちに最初つながるかはランダム(?)もしくは物理的に距離が近いデバイスになるかもしれません。
もしも違うデバイスとつながった場合は、右耳裏にある物理ボタンの音量プラスボタンとマイナスボタンを同時押しします。
最初は少し押しづらいかもしれませんが、コツを掴めばスムーズに押すことができるようになりました。
約1秒ほど長押しするとペアリングが解除され、また別のデバイスに爆速でつながります。
最初戸惑いましたが、今ではすぐペアリングの切り替えができるようになりました。
RunFreeの通話品質
Zoom、Lineどちらも今回試してみました。
ノイズもなく、問題なく使用できています。
在宅での普段使いでも問題なくおすすめできると思います。
周囲に騒音がある場合もノイズ除去がされているような聞こえ方をしました。
マイクにノイズ除去のためのものが片耳につき2基ついているようです。
といっても周りがうるさい状況で通話をするようなことは私の場合ほとんどないので問題ありません。
RunFreeの防水性
「SoundPEATS RunFree」はIPX4(飛沫への保護を表す等級)になっています。
IPX4とは、防水に関する保護等級の1種で、「あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がない」ことが求められます。 その為に、半円式の散水装置にて各散水口当たり0.07ℓ/分の水を鉛直方向から、両端180°までの角度で10 分間散水した際に、浸水がないことが確認された場合、認められます。
IPX4 | 屋外盤 設計・製作.COM
運動に伴う汗などは全く気にする必要はないでしょう。
RunFreeのアプリ対応の有無
SoundPEATSには自分好みにスタイルをチューニングできるアプリが配信されています。
「SoundPeats」アプリに対応、イコライザの変更も可能
アプリをインストールすると新規登録が必要になります。
登録後にログインをするとRunFreeと接続することが可能です。
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アプリとRunfreeが接続できない場合は、一度bluetoothの接続を切り、再度接続することでつながる場合があります。
私の場合も最初接続することができなかったのですが、この方法で出来ました。
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接続完了後はメニュー画面に切り替わります。
実行できることは以下の通りです。
- 音量調整
- アダプティブイコライザー
- イコライザーの設定
- ゲームモードのオンオフ
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イコライザーはプリセット登録があるため、自分で設定する手間が省けそうです。
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もちろん手動でのイコライザー設定も可能です。
密閉型ではないので、ある程度大雑把な設定で全然問題ない気がします。
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アダプティブイコライザーは自分の環境に合わせてイコライザーの設定を変更してくれる便利ツールです。
自分で最適な設定がわからない場合は一度やってみることをおすすめします。
付属品
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付属品は必要最小限で本体と説明書と充電ケーブルのみです。
持ち運び用のケースや袋のようなものはありませんでした。
SOUDNPEATS RunFreeの評価
まず満足度は非常に高いです。
運動をする人だけではなく、在宅ワークの会議時や会社でオープンイヤー型のイヤホンをつけたいという人におすすめできる商品です。
長所はなんといっても音質と付け心地です。
特に低音は「すごい!」の一言です。今後いろいろなオープンイヤー型のイヤホンを試していくことになると思いますが、評価の基準としてRunFreeの音質が使われることは間違い無いでしょう。
付け心地も非常にいいです。
この文章を打ちながらかれこれ5時間ほど付けっぱなしにしていますが、全く痛みを感じません。
運動時のブレもほとんどないので不快な気持ちになることはないでしょう。
正直これはオープンイヤー型イヤホンの決定版なのでは?と思えるくらい出来が良すぎます。
これが6,000円代で買えてしまうことに本当に驚きですし、コスパ爆上げのおすすめしたい商品です。
RunFree画像集
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