【体験談】SS-A抗体陽性の私が妊娠をした話④
こんにちは。
今日はSS-A抗体が陽性である私のお話です。これまでに3回お話をしているので、まだ過去の記事を読んでいない方は、是非そちらの記事も読んでください。
▶︎【体験談】SS-A抗体陽性の私が妊娠をした話①
▶︎【体験談】SS-A抗体陽性の私が妊娠をした話②
▶︎【体験談】SS-A抗体陽性の私が妊娠をした話③
膠原病内科を受診
2025年5月に市内の大きな病院にある膠原病内科を受診しました。
今後、第2子を考える上で一人目の時のように、胎盤が上手に作られず子供が早産になってしまったり、私自身が高血圧症になってしまうのではないか?という疑問と、健康な子を産むためにこれからどういった治療をしていけば良いのか?を先生に相談しました。

胎盤が今回、不完全なために子供が十分成長できず、早産となってしまったが、SS-A抗体が原因なのか?

胎盤形成不全は、SS-A抗体だけが原因でなるものではなく、高齢出産も考えられる。

では、第2子を考えているが、また胎盤形成不全とならないように、どんな対策をしていけば良い?

胎盤形成不全になるかどうかは、はっきり言って運です。SS-A抗体を持っていない人でも胎盤形成不全はなります。なので、対策というものはありません。
なんと、対策方法がないという回答でした。
そもそも、SS-A抗体というのは今の医学では治療する方法がないので、それと同じように原因を特定できない胎盤形成不全は、対策する方法がないということなのでしょう。

今できることは、かゆみが出てきた時に皮膚科で処方された塗り薬を塗って、エリテマトーデスやシューグレン症候群になることを防ぐのみです。
膠原病内科を受診前に血液検査を行いまして、現状、SS-A抗体はあるもののシューグレン症候群やエリテマトーデスの症状は出ていないので、皮膚科から処方されている塗り薬を、痒くなった場所に塗り続けます。
今回の検査で血液を採取されたのですが、SS-A抗体だけではなくSS-B抗体の数も検査することになり、そちらの結果は6月中旬に聞くことになりました。
処方されている塗り薬は授乳中(搾乳中)でも使用できるのか
現在、皮膚科から処方されているのは「コレクチム」という塗り薬です。
朝と夜、かゆみが出ている箇所に塗り続けています。
かゆみがない日は塗っていません。
この薬は、妊娠中から使用している薬ですが、使用量を必要最低限にする必要があったりと、使用するには医師への相談が必要となる薬です。
入院中に使用していたのは、「ロコイド」という塗り薬です。
ロコイドは、赤ちゃんでも使用できるステロイド外用薬なのですが、コレクチムを使用し続けていると副作業で頬に赤みが出てくると入院先で言われたので、こちらを使用していました。
退院後はこちらの塗り薬は使用していませんが、授乳中でも使用できるようなので、使用したい場合は医師に相談の上使用する必要があります。
今後シューグレン症候群やエリテマトーデスになった場合
今後も定期的に血液検査を行い、妊娠前にもしもシューグレン症候群やエリテマトーデスが疑われた場合は、早めに指定難病の申請をしておくことで、治療費を国が負担してくれるため、治療に効果的である高価な薬が自身の負担なく使用できるとのことでした。
▶︎シューグレン症候群について詳しくはこちら
▶︎全身性エリテマトーデスについて詳しくはこちら
シューグレン症候群やエリテマトーデスに罹っている人が妊娠した場合、胎児が不整脈を起こしたりするリスクがあるため、早期に薬を飲み始めてほうが良いとのことでした。
まとめ
6月中旬に、血液検査の結果が出ますので今は少しドキドキしながら、日々を過ごしています。
余談ですが、もうすぐ県外の大きな病院に入院している娘が、私たちの暮らす市内の大きな病院へ転院することになりました。
とても嬉しく思っています。
幸い、娘には心疾患や肌の異常は見られず、彼女なりのスピードで大きくなってくれています。
また治療の中で進展がありましたら報告します。
最後まで読んでいただきありがとうございました。