話題のモノ「うんこ漢字ドリル」から見る下ネタの有用性
Amazonの書籍売れ筋ランキングを見ていると非常に興味深いものがあったので調べてみました。
名称は「うんこ漢字ドリル」。(うーんこのタイトルきたない)
よろしくお願いいたします。
日本一やさしい漢字ドリル
概要から
うんこ漢字ドリルとは小学生向けの漢字の学習帳である。
文響社より発売されており、例文すべてにうんこが絡むという謎な学習帳。以下公式ツイッターのツイートから。
【警】(小学6年生)
1.警察官になって、町の平和とうんこを守りたい。
2.かれは、警告を無視してうんこ村へ入っていった。
3.大雨うんこ警報が発令されました。#うんこ漢字#うんこ漢字ドリルpic.twitter.com/ODkOOXmpEA— うんこ漢字ドリル (@unkokanji) 2017年5月14日
見事に例文すべてにうんこが書いてあります。
吹き出しが微妙にうんこの形になっているのと、大雨うんこ警報とか嫌すぎますが、子供は間違いなく大笑いしてくれるフレーズだと思います。親御さん達はというと子供と笑いながら漢字を学習できるとして概ね好評のようです。
ちなみに低学年対象のドリルの名称は
「うんこかん字ドリル」
高学年対象のものになると商品名が
「うんこ漢字ドリル」に変化する。
かん字から漢字に変化していますね。芸が細かいです。
下ネタはコミュニケーションツールとして優秀
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上記は2015年の動画になるが
インテル長友が海外のチームメイトとのコミュニケーションの手段として下ネタを絡めると話していたのを思い出しました。
うんこ漢字ドリルと聞いてインテル長友と関連付ける人がいるかどうかわかりませんが、下ネタは老若男女、国境を越えて通じる最強のコミュニケーションツールだとインテル長友の言葉から感じました。
これを今回のうんこ漢字ドリルと絡めると、親も子も一緒に笑えるのが下ネタであり、まさしく年代を超え共通した笑いが起こり、かつそれが学力上昇にもつながるという、子供も嬉しいですが、親としても子供が面白そうに、苦なく勉学に励むことができるというとてもいい学習ツールのように思います。
今回は漢字にフォーカスされていますが、今後、算数や理科なども発売されるかもしれませんね。(どんどん汚くなる)
(うんちではないところがミソ)
トレンドの推移
以下はGoogleトレンドから「漢字ドリル」の検索推移
2017年の3月中旬から急速に漢字ドリルの検索数が伸びていますね。
うんこ漢字ドリルの発売日もそのころですので、流行といっていいレベルの伸び率であると思います。(ちなみに「うんこ漢字ドリル」ではGoogleトレンド先生は結果を返してくれませんでした)
では「うんこ」はGoogleトレンド的にどのような量検索されているのか、疑問に思ったので調査してみました。
青が「漢字ドリル」で赤が「うんこ」です。
格が違いますね
しかも2012年からどんどん人気度があがっているという状況です。
思い返せばうんこの歌などうんこを絡めて注目度を高めるという手法は前からやられていたポピュラーな方法かもしれません。
ただ今回の漢字のように教育のエリアにうんこを持ってきたというのがこのドリルの凄いところのようです。
今後もうんこ業界の動向に注目ですね。
以上です。
ありがとうございました。
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