緊急事態宣言時にスポーツクラブを退会できる?会費の問題や退会ができるのかを解説!

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政府は5月4日。緊急事態宣言の「延長」を発表しました。

これにより自粛生活はさらに長引き、企業側も活動を制限されていくでしょう。

「スポーツジムの対応ってどうなってるの?」「スポーツクラブが休業しているが退会はできるの?」「会費はどうなるの?」などの疑問をお持ちの方も多いと思います。

こういった疑問について、テレビだけでは情報を得にくいと思いましたので、各スポーツジムの対応や、会費の返金対応などを調査しました。

「このご時世のなか結局、スポーツジムとはどう付き合えばいいのか」という疑問に対してお役に立てれば幸いです。

新型コロナウイルスが発生した後も営業を続けたスポーツジムに批判が集まる。

かねてより3つの密がおこりそうな場所を政府は指摘してきました。

屋台船、パチンコ、それからスポーツジム(スポーツクラブ)などです。

4月中、クラスターになり得るとして指摘され続けてきたにも関わらず、スポーツジムは営業を続け批判を受けています。

【コロナ禍】スポーツクラブの「営業続行」と「不親切な休会制度」にSNSで不満噴出

岐阜県の可児市では「コパンスポーツクラブ西可児店」で感染が確認されました。

しかし同クラブは西可児店を、発生日から休業にしましたが、なんと別地区の施設については営業を続けました。

健康増進を目的とした施設が疫病の蔓延しやすい環境であることは皮肉ではありますが、すぐに全店休業の処置をとらなかったコパンスポーツクラブは重く受け止めてほしいと思う次第です。

緊急事態宣言延長発表後にスポーツジムも休業延長を発表

新型コロナウイルス感染拡大防止にともなう臨時休館の延長について(エニタイム)

セントラルスポーツクラブ 5月7日以降の営業について

新型コロナウイルス感染拡大防止にともなう臨時休館の延長について(カーブス)

5月はじめに緊急事態宣言の延長が発表されました。

5月6日まで休業することは発表していたスポーツジムが多かったですが、今回5月末まで休業を宣言するところが多かったです。

調査してみたところ、エニタイム、セントラル、カーブスではすべて5月末までの休業を延長していました。

緊急事態宣言が解除されれば安心してスポーツジムに通えるようになるわけではない

緊急事態宣言に合わせる形で休業をしているジムが多いですが、これらのスポーツジムが緊急事態宣言解除以降営業をするかどうかはいまだ未定となることが予想されます。

というのもスポーツクラブは三つの密が集中するクラスターとなりやすい場所です。

緊急事態宣言が解除されたからといって、コロナウイルスが消滅するわけではありません。

あくまで、ウイルスの抑え込みに成功しつつあるということであり、油断は許されない状況にあることは間違い無いです。

そんな状況でスポーツジムが営業を再開したらどうなるでしょうか。

昨今では特にお年寄りの方がスポーツジムを利用することが多く、そういった方々がコロナにかかってしまうと死亡リスクが高まります。

クラスターとしてまたウイルス感染が進む原因にもなるでしょう。

そのため、緊急事態宣言以降、スポーツクラブが仮に営業再開したとしても、ウイルス感染のリスクが高い場所であることは変わらないままです。

大手スポーツジムのコロナウイルス対応状況

スポーツジム名5月中の営業退会可否退会に伴う返金5月の月会費、休会費
コナミスポーツクラブ一部都道府県で営業再開電話で受付あり無料
セントラルスポーツ各店舗で異なる不可
営業再開後に対応
あり記載なし
ルネサンス5/31まで休業不可
営業再開後に対応
記載なし記載なし
ティップネス5/31まで休業不明
電話対応?
記載なし無料
LAVA International一部都道府県で営業再開郵送にて対応
5/9申請用紙をwebからダウンロード開始
あり営業再開の場合:日割り計算で減額
5月末まで休業の場合:無料
カーブスジャパン一部店舗で営業再開不可
営業再開後に対応
あり営業再開の場合:日割り計算で減額
スポーツクラブNAS5/31まで休業記載なしなし
6月分に充当
無料
RIZAP一部店舗で営業再開記載なし記載なし記載なし
東祥(ホリデイスポーツクラブ)web・電話にて受付記載なし記載なし営業再開の場合:日割り計算で減額
東急スポーツオアシス5/31まで休業記載なし記載なし無料(4月分・5月分)
オージースポーツ(コ・ス・パ)5/31まで休業記載なし記載なし無料
メガロス都道府県休業要請までの期間webにて受付記載なし無料
ゴールドジム一部店舗で営業再開メールにて受付なし。6月に充当休業期間中無料
営業再開店舗に関する会費は記載なし
ジェクサー・フィットネスクラブ5/31まで休業フォームにて受付記載なし無料(4月分・5月分)
アクトス一部店舗で営業再開各店舗のホームページにてご案内各店舗のホームページにてご案内各店舗のホームページにてご案内
5/6時点での、緊急事態宣言中の大手スポーツクラブ対応一覧

大手スポーツジム15社の5月営業状況と、退会ができるかを一覧でまとめました。

「大手スポーツジムの対応はどうなっているのだろう?」とお思いの方は参考にしてください。

営業についてですが、都道府県ごとで休業申請が解除されているところもあるようです。

そういった都道府県については営業が再開されているようですね。

営業時間を短縮したり、入館する前に検温をしたり、消毒を義務付けたりして対応しているようでした。

それから退会について、およそ半数のスポーツジムが退会を営業再開後に対応する。

もう半数のはウェブ、または郵送や電話などで退会を受け付けているようでした。

退会を受け付けている店舗は5月末の退会期限を5月10日までとしているところが多いようです。

緊急事態宣言が延長されても、営業が再開していて会費が日割りで請求されてしまうということになりかねないので、5月以降スポーツジムに行かないと考えている人は早急にスポーツジムに退会手続きをするといいと思います。

スポーツジムが休業していても退会はできる?

施設が休業しているため、退会できるかどうかがわからないという人も多いのではないでしょうか。

前述の調査の通り、スポーツジムでも退会を受け付けているジムと、退会を受け付けていないジムがあるようです。

まずは在籍しているジムのホームページを確認してみましょう。

同じ系列の店舗でも、店舗によって対応状況が違うこともあるようです。

ホームページに情報が掲載していない場合は、店舗に電話にて確認するといいでしょう。

スポーツジムの退会は基本的に対面でおこなうことになっています。

これは本人確認を容易にするためです。

もしも電話やネットで退会がおこなえてしまうと、別の第三者が退会処理をおこなえてしまうことになります。

しかし、このコロナの影響からか、電話やネットでの退会を受け付けているスポーツジムが多いようです。

退会を受け付けていないジムについては、退会などの諸手続きについてを営業再開後に受付をするということです。

営業再開後に退会を受付するジムでは、会費を返金してくれる、または5月の会費をそもそも無料としている施設が多いので、余分に会費をはらってしまうということは考えにくいでしょう。

緊急事態宣言でスポーツジムが休業している場合、会費はどうなる?

5月31日まで休業している施設では、休会費、月会費無料としている施設が多いようです。

一度も施設を開放せずに、会費をとることは考えにくいので、当然といえば当然ですね。

注意しなければならないのは、スポーツジムが営業を再開している場合です。

営業を再開している場合、月会費を日割りで請求するとするジムが多いです。

つまり緊急事態宣言がでているからといって、会費が請求されることは絶対にないとは言えません。

その場合、退会手続きを行わなければなりませんが、退会には期日が設定されています。

多くは5月中旬(10日までが多い)までに退会手続きをしなれば月会費が落ちてしまう危険があります。

コロナウイルスが収束していない今、スポーツクラブを退会するべきなのか?

緊急事態宣言がおこなわれている5月についての各スポーツジムの対応状況をまとめました。

営業再開している店舗もあれば、全店舗休業しているところなど、各社対応状況もバラバラのようです。

ここで考えていきたいのが、スポーツクラブへ在籍しているべきなのか、退会するべきなのかどっちにすべきなのかということです。

今回各社のホームページを確認していきましたが、スタッフの衛生管理、それから施設の消毒の徹底などをおこなうとする文章が多数見られました。

確かに消毒を徹底していけば、コロナウイルスに感染することはないと言えるかもしれません。

しかし、スポーツジムが3つの密が集まる場所であることは間違いありません。

緊急事態宣言がもしも解除されたとしても、コロナウイルスが収束したというわけではありません。

依然として油断できない状況であり、またクラスター感染により、感染者が増大する可能性はあります。

4月にスポーツジムを媒介としてクラスターが発生したという実例もあることから、5月以降においてもスポーツジムに通うことは避けたほうがいいと思われます。

特にスポーツジムの会員は50代以上の高齢者が大半を占めており、コロナウイルス感染による重症化の確率が高い方たちになります。

確かに2次的健康被害により、体調を崩されるという方もいらっしゃるでしょう。

今回大手スポーツジムのホームページを見ていく際、youtubeで運動指導をしている動画を公開している企業が多くありました。

家にいながら、効率的に体を動かす方法を各社紹介してくれています。

公式の動画のみならず、個人でも筋トレのやり方を解説してくれている方も多いです。

そうした動画を使って、施設を使わずに体を動かす方法がネットにたくさんあふれているので、収束するまではそういったコンテンツを利用して、体を動かすようにしたほうがいいのかもしれません。

また、営業再開といっても営業時間が短縮されていたり、プールが使えなくなっていたり、入館に関して体調による制限をおこなっているところも多そうでした。

にも関わらず会費に割引がかからず、満額請求されるというスポーツクラブが多いようです。

利用頻度もコロナ発生前と比べて減ると思われる中、これは相対的に会費が高額設定されていることになります。

経済活動がストップする中で、給料が減ったという方も少なくないでしょう。

健康も大事ですが、お金も大事です。

スポーツクラブはコロナウイルスが完全に収束してからでも再入会できます。

今は健康、命を大事にする時と考え、退会して節約するのが吉だと思われます。

以上です。

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Posted by sensiki