ノアコインをマイイーサウォレットと連携したレジャーナノsへAirDropしてみた備忘録

技術仮想通貨,ノアコイン

久しぶりの仮想通貨絡みでのエントリです。自分ではないのですが、知人に頼まれ、ノアコインをマイイーサウォレットと連携したレジャーナノsへ移動しました。人の資産ということで、少し気後れしたのですが、airdropの期限が迫っているということで実行してみたので、備忘録として残しておこうと思います。

残念ながらキャプチャ等はないのですが、文字だけでも残しておこうと思います。

ノアコインをマイイーサウォレットと連携したレジャーナノsへAirDropしてみた備忘録

 

※画面のキャプチャはほとんどありません。文字のみで分かりづらいところもあるかと思いますが、ご了承ください。

ノアコインのAirdropとは

ノアコインairdropマニュアル

そもそもというと、私はノアコインを持っておらず、airdropという単語を知らない状態から、作業にはいりました。airdropとは、ノアコインのトークン配布(airdrop)のことで、ICOをプレセール、またはICOで購入された方が、ノアコインをウォレットに受け取ることを意味します。

購入したまま、そのままでいいのであればよかったのですが、AirDropの期限が2018年6月30日となってことにより、否が応でもどこかのウォレットへトークンを受け取る必要が出てしまいました。ノアコインについては前から曰く付きでいまして、詐欺コイン詐欺コインなんていわれていました。私は手を出さなかったのですが、身近に買っている人がいて、作業してほしいということでしたので、調べてみました。調べてみると色々と勉強になりましたので備忘録として残しておこうと思います。ICOをやったことがなかったこともあり、わかりにくい部分もありましたが、わかってしまえばなんてことはありませんでした。(わかりにくいことは間違いありませんが・・・)

問題はAirdropをどこにするか

ノアコインのエアードロップをどこにすべきかというのは、皆さん迷われているところだと思います。というのも、一度エアドロップしてしまうと、そこから通貨を移動させてはいけないという決まりがあります。(動かしてもいいのですが、「ノアコインの配当20%」という配当を得られる権利が放棄されてしまいます。)

ノアコインの配当が目当ての方は、おそらくロングで保有していくことを、計画していると思います。そうなると大切なことはセキュリティです。仮想通貨は自己責任なので、資産を増やすも、減らすも、失うも自分で管理しないといけません。「ノアコイン エアドロップ」と関連してキーワードとして、「レジャーナノs」というものが出てきますが、これはコールドウォレット(オンラインにつながっていない秘密鍵)なので、セキュリティとしての期待値は高いものになります。ノアウォレットという、ノアコイン用のウォレットアプリがあるようでしたが、iOS版のリリースがまだということもあり、今回はレジャーナノsを選択しています。

レジャーナノsとは、そもそもなんなのか

レジャーナノsは、見た目USB保存デバイスのようなものですが、コールドウォレットと言われる、仮想通貨を保管するためのものです。多くの人が勘違いしているようですが、このレジャーナノsに仮想通貨は保管されません。レジャーナノsには秘密鍵が保存されており、入出金をする際、パソコンへつなげる必要があります。マイイーサウォレットは2段階認証が設定できず、秘密鍵をテキストファイルか何かで保管する必要があるでしょう。ですが、その場合、ハッキングの被害にあってしまっては、資産を好きに扱われてしまいます。それを防ぐための、機械と思っておけばオッケーです。

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レジャーナノsの初期設定とアップデートをする

レジャーナノsの初期設定を説明しているサイトはたくさんありますので、そちらをご確認ください。ここでは詰まったところ、ポイントとなる部分を書き出していこうと思います。まず初期設定をし終わった後は、アップデートをおこなってください。アップデートの方法は、わかりやすかったサイトのリンクを貼っておきます。

アップデート時に困惑したポイントとして、「Ledger Managerをインストールするということ」「レジャーナノsのアップデート中、Updateから進まなくなったこと」「アップデートの際、「MCU firmware is outdated」からどうすればわからなくなった」があります。

Ledger Managerをインストールする

まずレジャーナノsを更新するために、Ledger Managerをインストールしなければならないということに、たどり着くまでが時間かかりました。Ledger Managerのインストール画面はこちら

Update画面から次に進まない

それから「レジャーナノsのアップデート中、「update」画面から進まなくなった」ということ。結論からいうと、USBポートを何回か変えることで、進めることができるようになりました。これについては、明確な解決策ではないので、なんとも言えません。

MCU firmware is outdatedから進まない

最後に「MCU firmware is outdated」の後に画面が進まなくなった部分。これについては多くの人が困惑した部分だったらしく、検索すると解決策を見つけることができました。解決策は左ボタンを押しながらケーブルを抜き差しするというものです。間違えやすいのは、抜く瞬間だけでなく、指す時まで、左ボタンを押しっぱなしにしておく必要があるということです。

ともあれ、これでアップデートをしたレジャーナノsを手元に容易することができました。

マイイーサウォレットとレジャーナノsの連携

マイイーサウォレットの登録

マイイーサウォレットは大きい取引所です。イーサリアムの公式ウェブウォレットとして、多くの人が利用しているようですが、最近ユーザー情報のハッキング被害も増えています。かなり大きな問題ですが、マイイーサウォレットには2段階認証がありません。そこが問題です。なので、もしノアコインをマイイーサウォレットで管理しようと思ったのであれば、レジャーナノsは必須です。

カスタムトークンの追加をする

一旦レジャーナノsから、マイイーサウォレットに戻ります。ノアコインを受け取るため、カスタムトークンというものを設定しておく必要があります。方法はググるなり、上記のリンクから試してもらえばと思います。

特に難しい設定ではありません。

英語の翻訳は切る

マイイーサウォレットは英語のサイトですが、そのため、ブラウザの機能の「日本語の翻訳」を使っている方もいるかもしれません。ですがマイイーサウォレットを翻訳すると、一部のボタンを押せなくなったりと、動作に支障がでてしまっているようです。なので、マニュアル通りの操作ができないと思ったら、翻訳機能はオフにしておいてください。英語にはなりますが、ボタンの位置は変わっていませんのでご心配にはおよびません。

レジャーナノsのアドレスにエアドロップして完了

ノアコインエアドロップマニュアル

公式サイトでエアドロップのマニュアルがありました。https://noahcoin.coへアクセスし、保有しているノアコインが表示されていればオッケーです。ERC20アドレスへ、レジャーナノsのウォレットとなるアドレスを入力してください。

レジャーナノsの受信用アドレスの確認は、以下をご参照ください。

エアドロップはプレッシャーとの戦い

やり終わった今では、そんなに難しいことではなかったと、思い返すことができます。なのでこうしてブログの記事にもしていますし。ですが、やっている時は何が正確な情報で、何を検索すればよいのか、本当に探り探りの状態でした。操作を間違えてしまっては資産がなくなってしまうわけですし、テストもできない一発勝負です。エアドロップをするというボタンを押す時はプレッシャーがすごかったですが、作業が終わった時の達成感もまた格別ですので、皆さんも頑張ってエアドロップやりきってくださいね。

以上です。

字ばかりでしたが、読んでいただきありがとうございます。

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