【面白くない?】FF16は海外でどのような評価・レビューを受けているのか調べてみた

エンタメ,レビュー

FF16(ファイナルファンタジー16)が2023年6月22日に発売されました。国内のSNSや動画投稿サイトなどでは積極的にレビューが投稿されているようです。

最初に言っておくと、私はPS5を持っておらず、FF16を購入していません。

そのため作品の出来不出来に対して本来であれば口を出していい立場ではないところにいます。

といっても、FF3からFF12まで全てプレイしてきた人間からすると、やはりファイナルファンタジーという作品には特別な感情があるのは確かです。

そこでyoutubeなどでレビュー動画を見ているのですが、絶賛している人と酷評している人に差があることがわかりました。

昨今は「案件」という言葉があるように企業側から良いレビューを求められることを生業にしている人が多くいます。

そのため一概にレビューを鵜呑みにすることはできません。あくまで参考にする程度の付き合い方がいいでしょう。

国内でも素晴らしいレビューをしている方々は多くいるので、今回は海外のレビューがどのような声が大きいのかを取り上げて調べてみたいと思います。

メタスコア(Metacritic)の点数はあてにしない

よくレビュー系の動画などに引用されているのでご存じの方も多いと思いますが、メタスコア(Metacritic)というサイトがあります。

この手のレビューは全く参考にしません。点数を金で買えるという噂も聞きますし、本当にプレイしたのか怪しいようなレビューも目にします。

https://www.metacritic.com/game/playstation-5/final-fantasy-xvi

一応ファイナルファンタジー16のメタスコアを記載しておくと、スコアは88点。ユーザースコアは7.7点でした、

参考として掲載しておきますが、FF15は81点、FF13が83点、FF10が92点、FF7が92点です。

ff9が85点、ff8が90点なので、評価としては9以上8以下という感じでしょうか。

多くの共感がされているレビュー紹介

レビューにとって大事なのは点数ではありません。なのでメタスコアに投稿された投稿の中でより参考になったとされているレビューをいくつか引用できればなと思います。

絶賛のレビューも引用したいのですが、具体的なことが何も書かれていないものは引用しないようにします。

244人が役に立ったと思われたレビュー

不満点:

  • 「FF13」のような一直線で通路のようなレベルデザイン
  • カットシーンが多すぎ。ゲームの半分以上が非インタラクティブ
  • 20時間後にようやく開放される探索が報われず、空虚
  • ルート(戦利品)がひどい
  • 武器、アクセサリー、アイテム、ビルドの進行が考慮されていない。それらは単なるステータススティックに過ぎない
  • RPG要素が不足し、存在するものは付け足された感じ
  • 価値のないクラフトシステム
  • カスタマイズがほとんどできない
  • 発見するための隠されたものがない
  • 報酬がつまらないMMO風のサイドクエスト
  • カットシーン以外での顔のアニメーションがひどい
  • メインクエストのペーシング(進行速度)に問題がある
  • シド以外のサイドキャラクターが平凡
  • 戦闘が簡単すぎて戦略が必要ない + ミッドボスのチェックポイント
  • 敵のバリエーションが乏しい
  • 自由にエイコンのロードアウトをカスタマイズできるようになるまでに時間がかかりすぎる
  • 不必要なQTE(クイックタイムイベント)
  • 無数の押し通し
  • パーティクルエフェクトが敵の行動を見づらくしている
  • FFゲームにしては弱い悪役
  • サイドキャラクター(特にジル)が無視されている
  • ストーリーとペーシングが終盤で混乱している
  • 一部のテーマとプロットポイントが忘れられている
  • パフォーマンス問題、クラッシュや過熱、過度のモーションブラーなど

良い点:クライヴはよく開発された主人公、音楽は信じられないほど良い、コンセプトアートは良い、声優も素晴らしい

https://www.metacritic.com/game/playstation-5/final-fantasy-xvi/user-reviews?sort-by=most-helpful&num_items=100

海外のクライブの声は好評みたいです、
海外音声はこちらの動画が一番わかりやすいと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=76GjKnZ9pNU

283人が役に立ったと推しているレビュー

このゲームはゲームメディアによって評価が上げられています。その理由は何かと言うと、彼らはソニーに対して良いレビューを書かなければ、レビューコードをもらえず、ゲームを早期に手に入れることができなくなるのではないかと恐れているからです。

そこで、ソニーを恐れない一人の人間からの偏見のないレビューを聞いてください:

  1. このゲームは最適化されていません。戦闘中に30fps以下に落ちます。
  2. 戦闘が簡単すぎます。ボスを倒すために必要なのは2つのボタンだけです。
  3. ストーリーが混乱しており、奇妙です。
  4. このゲームはクラウトのためにM(成人指定)に評価されています。しかし、このゲームには成熟した要素は何もありません。
  5. 唯一の良い点は、主人公が良く見えることです。
  6. サイドキャラクターは平凡です。

私がこのゲームを評価するなら、これは「ゼノブレイドクロニクルズ」になろうと必死なゲームですが、惨めに失敗しています。スクウェア・エニックスに対してこのゲームで失望し、偏ったメディアにも失望しました。

主に戦闘とキャラクターに不満を持っている人が多いようです。
「良いレビューを書くとゲームを早期に遊べるレビュー用のコードが貰える」ってぶっちゃけちゃってますね。

ここにも批評家によって持ち上げられたが欠点だらけの「ゲーム」の深刻な例があります。
「ファイナルファンタジー16」の16の欠点:
1 - このゲームは、四角ボタンをずっと押し続けるだけで完了できる無知なアクションです
2 - フレームレートのダンスがゲームプレイとカットシーンの流れを、DayOneパッチがあっても頻繁に遅くします
3 - フラットで線形のレベルデザインは、回廊探索を無意味なものにします
4 - 要素の組み合わせが戦闘の結果に違いをもたらさないため、ゲームプレイは最初の3時間後にすでに反復的になり、その表面的な脆弱性が露呈します
5 - 2023年に見るテクスチャポップアップは醜いです
6 - プロットはリズムを持って始まり、退屈で終わります。荒唐無稽な動機を持ち込み、多くの状況を意味のない悪い瞬間に変えます
7 - ミニゲームがありません
8 - ストーリーが完了すると秘密のコンテンツやエンドゲームはありません。新しいゲーム+だけです
9 - 「ダンジョン」はすべて線形で、フラットでコピペです
10 - ハードモードでも簡単すぎます。カジュアルゲーマーにとっても冗談と言えるほどです
11 - パーティはありません、ただのトーガルという犬が2つのコマンドを実行できるだけです
12 - ワールドマップはなく、ミッションを選択できるマップメニューだけです…
13 - 最終ボスはゲーム内の全ての以前のボスと比較して侮辱的です。そして、過去のファイナルファンタジーゲームの最終ボスと比較しても最悪の一つです
14 - サイドクエストはひどいです。花を配達する、アイテムをエスコートする、アイテムを集めるなど…
15 - 「狩り」はうまく作られておらず、実際には退屈で基本的には無意味で、ただ簡単に駆逐できる雑魚に過ぎません
16 - クイックタイムイベントの無思慮な悪用。なぜなら、通常、ゴッド・オブ・ウォーのようなゲームでは、ゲームそのものに影響を及ぼすような価値があります。しかし、ここではファイナルファンタジー16ではそれが過剰に行われ、戦闘の終わりとカットシーンの始まりの間の読み込みを偽装するために、敵の99%がこれらのクイックタイムイベントによって壊されてしまいます。

「役に立った」とされているレビューの多くは戦闘に対しての不満が書かれていることが多そうです。

メタスコア上では悪評に対して「役に立った」がついているレビューが多い

メタスコアに投稿されているレビューを見る限り、酷評に対してのレビューの方が多くの「useful(役に立った)」を得ていることから考えられるに、やはりFF16は海外でも面白くないと思われていそうです。

挙げられている理由として多いのが以下。

  • 戦闘は連打でOKで、簡単すぎる
  • ストーリーが荒唐無稽でとても奇妙なものになっている
  • キャラに魅力がない、シド以外のキャラが平凡
  • パフォーマンス(FPS)や画面処理(ブラー)に対する不満
  • サイドクエストが虚無

一直線のマップという不満の声も大きいですが、これは付随的なものというかゲーム自体が面白くない時によく出る意見なので割愛しています。

例えばFF10は一本道ですが、そのことに対して不満は出たでしょうか。

ストーリーや戦闘の出来が良ければ一本道でも十分面白くなることは過去の名作が既に証明しています。

意外と?黒人起用に対するレビューは少ない

発売前に一時期話題になりましたが、FF16の世界に黒人が出てこないことに対してバッシングを受けていました。

しかし発売後のレビューにはその手の批判はほとんどなかったように思います。

理由としてはベアラーという奴隷の設定があったからなのではと思っています。

ベアラーと呼ばれる魔法が使える使い捨ての人間が主人公たちです。

そのため、仮に主人公を黒人にしたとしても「黒人を奴隷キャラにするのは何事か」と結局バッシングは起きた気がします。

海外でよく再生されているレビュー動画を紹介

海外のff16のレビュー動画でよく再生されている動画に上記のようなものがあります。

以下は私の拙い要約です。

  • Final Fantasy XVIが大好きなファンにとっては心から痛みを感じるほど好きではないと述べている。
  • 自分自身、Final Fantasyファンであることを述べていて、特に8と10、そして14を愛している。
  • Final Fantasy XVIが、Devil May CryやBayonettaのようなキャラクターアクションゲームに変えるという新たな方向性にシフトするのを急いでいるのではないかと感じている。そのせいでFFがFFたらしめる多くの要素を忘れてしまっていると感じた。
  • ゲームの進行が非常に悪いとも述べており、短い高揚感の後には、時間もの無意味な会話や雑用が続くと指摘している。
  • パーティメンバー制でないことがFFらしさを失ってしまった要因の一つとして大きい。
  • サイドミッションが無意味である。
  • ストーリーの進ませ方に問題があると感じている、コントローラーを持っている時ストーリーは進まず、置いている時にストーリーが進むことに違和感がある。

全体として、動画の投稿者はFinal Fantasy XVIについて否定的な意見を持っていますが、それでもFinal Fantasy XVIが一部のファンにとっては楽しい経験を提供する可能性があると一縷の望みを抱いているように思います。

そしてこの動画が多くの再生数とコメントを獲得しているのは、共感している人が多い証拠だと感じました。