「ググったらカス」の正体とは?使いづらい「含まれない検索」から脱却する。

「ググってもカス」という言葉をご存知でしょうか。

意味は、検索エンジンがググっても答えを返してくれない現象のことを指します。

「ググレカス」という言葉が一世を風靡したのは記憶に新しいところです。

しかし時代が進み、技術が発達していますが、どうも最近のgoogleは使いにくく感じる人も多いようです。

その筆頭が「含まれない検索」だと思っています。

これのせいで「ググったらカス」の称号を与えられる人も増えているのではないかと・・・。

このエントリではなぜ「ググってもカス」が使われるようになったのか。

そうならないためにはどうすればいいのか考察していきたい。

検索ボリューム自体はないのだろうか

「ググったらカス」と「ググってもカス」の定義

とりあえず、「ググってもカス」、「ググったらカス」の定義を知ることにする。

まず2つの言葉だが、ググれカスのように明確に定義されていないように思う。

ネットの海で調べてみると「ググってもカス」は2つの意味で使われることがあるようだ。

  1. ググってもカス(な情報サイトしか検索上位に上がってこない)
  2. ググってもカス(な情報しか集められない人)

前者はGoogleのことを指し、後者は検索した人のことを表しているのがわかる。

「ググったらカス」も似たような感じで2つの意味で用いられることが多そう。

  • ググったらカス(サイトしか上位に出てこない)
  • ググったらカス(な情報しか得られない状態の人)
「カス」が指すもの

これは調べてみた所感ですが、ググったらカスはどちらかというとGoogleを信用するなという警報の意味が込められている感じがする。

ググれカス(ggrks)は上から目線的に、「知識を手にいれるための知識がある人」が放つ言葉で嫌われていた。

ググってもカスは「検索することができても、知識を得ることができない」状態を表している。

どちらにしても、検索エンジンへの不満を表現した言葉だろう。

http://zuratomo4.hatenablog.com/entry/2017/10/12/215348

こちらのサイトを見ていたが、検索結果の精度が低下しているという論文も発表されているのですね・・・。知りませんでした。

ググってもカスとなる具体例

具体例から述べると「いかがでしたか系サイト」や「無駄に長いランキングサイト」があげられる。

いかがでしたか系サイトは言わずもがな。

「新垣結衣 彼氏 今」で検索したとする。

すると「新垣結衣さん熱愛中!!?その真相に迫る!」というタイトルの記事。

中身を見てみると

  • あまりにも長すぎる前置き
  • twitterやfacebookからの画像引用
  • 改行多発
  • 「結局わかりませんでした」
  • いかがでしたか?で締めくくる
  • 大量の下品な広告

と言った散々なページが1番上にくる。

ただし、人様の彼氏を気にするという、そもそも下品な検索キーワードであるからにして。

こう言ったページが返ってきても、正直文句は言えない気がする。

それとは別に「アニメ おすすめ」と検索してみる。

すると以下のような並びになる

  • 面白いアニメ50選
  • 神アニメランキング100
  • 死ぬほど面白い神アニメ50
  • 1000作品をランキングでまとめ

いや1000作品はもはや「おすすめ」ではないだろう。ただの羅列だろうと。

それからランキングをつけるのであれば、その証拠となるデータ、少なくとも実際に見て何を面白いとしたのか。

なぜこのアニメがこの順位なのかなどのコメントが書いてあってもいいと思うのだが、それがない!

ただwikipediaから引用したようなざっくりとしたあらすじが書いてあるだけ。

これではランキングとは言えないだろう。

結局何が面白いのかがわからないままページを離脱することとなるユーザーが発生する。

諸悪の根元(と思われる)「含まれない検索」

ただし、Googleの考えも理解できる。

「〇〇 おすすめ」や「〇〇 彼氏」と言った、人によって欲しい検索結果の内容が変わるような、幅広いニーズがある検索結果というのは大変だ。

なぜなら正解がないのである。

そう言った検索結果があるのは半ば仕方のないことと言える。

では次にユーザーが取る行動は何か。

それは検索キーワードの数を増やすことである。

より自分が求めている検索結果に自ら近づこうとする。

しかしここからがGoogleが使いづらくなった、諸悪の根元と思われる「含まれない検索」が発動する。

含まれない検索 訂正線で検索キーワードを勝手に間引いてくる

この例でいくとなんと一番左に「シルコット」を検索しているにも関わらず、シルコットを含まれないに設定する愚行。

この例以外にも含まれない検索が発動する事例は多い。

特にスペースを挟み、ドリルダウンで深くまで検索する人。

つまり、今まで「検索エンジンを上手く使える人」だった人ほど、欲しい結果が得られにくい状況になっている。

その影響もあり、「ググってもカス」という言葉が発生することになったのではないか。

欲しい情報が手に入らない。検索の難易度がどんどん上がっているのか?

恐怖の機能「含まれない検索」についてはGoogleからこのようにコメントされている。

「検索者のニーズに答えるため」

Googleはあくまで検索エンジンの使用者のために行なっている機能とのこと。

しかし、それが幸を結んでいるようには見えてこない。

とは言えGoogleと言えども一企業なのは変わりない。

DeNaのwerq問題やアメリカ大統領選のデマサイト問題など、検索エンジンを起点とした問題は常に発生している。

変なサイトを上にあげたくないのだ。

ここでいう変なサイトとは誤情報や悪質なサイトのこと。

それを下げられるのであれば、多少の検索精度の低下はよしとしているのかもしれない。

「含まれない検索」を回避するための3つの方法

  1. 助詞を使う
  2. 検索ツール「完全一致」を使用する
  3. ダブルコーテーションマーク(”)で囲む

助詞を使って検索する

これは他のサイトであまり紹介されていないが、検索キーワードに助詞を使うといい感じの検索結果を返してくれることがある。

具体的にいうと

「シルコット 黄色 変色」

と検索するのではなく、

「シルコットが黄色に変色」

と検索します。

before
after:1位、2位の内容がシルコットに関するページになったことがわかる

この方法は昔から検索エンジンを利用してきた人からすると違和感がある検索方法かもしれない。

しかし、最近のgoogleは音声検索など、話し言葉での検索に力を入れており、自然言語処理の能力が格段にアップしている。

Google、自然言語処理技術のBERTを検索システムに導入

自然言語処理の中でもBERT(バート)と呼ばれるアップデートがアナウンスされているが、これはまだ日本のアルゴリズムには適用されていないそうだ。

ただし現行のアルゴリズムでも、主語述語その他などの品詞を理解することができるので、ある程度助詞を使った方がナイスな検索結果を得られる場合がある。

お試しあれ。

検索ツール「完全一致」を使用する

googleは含まれない検索の非難を見越したかのように、「完全一致」で検索する機能を残している。

使い方は非常に簡単で、検索画面のツールから「完全一致」を選ぶだけだ。

デフォルトで「すべての結果」になっているので、「完全一致」に変更

ユーザー設定で、デフォルトを完全一致にできればいいが、設定の保存はすることができないようだ。

そのため、別タブで検索をし直してしまうと、また設定が外れてしまうのでその点は要注意。

ダブルコーテーションマーク(”)で囲む

絶対に含めたいキーワードをダブルコーテーションで囲む

例えば「シルコット 黄色 変色」だと1位のサイトがシルコットが含まれないページだった。

しかし、ダブルコーテーションで囲むことにより、部分一致検索が可能になる。

絶対に含めてほしいキーワードがあった場合は、このダブルコーテーションがおすすめ。

しかしダブルコーテーションを入力するのもシフトを押しながら2のキーボードを押さなければならず、非常に面倒なので、前述の「完全一致検索」を使うのが楽だと思われる。

まとめ 検索結果に不満があったらGoogleにフィードバックをする。

  1. 助詞を使って検索する
  2. 完全一致を使う
  3. ダブルコーテーションで囲む

以上が含まれない検索を回避する方法だ。

最後に、Googleは常に検索結果に対するフィードバックを受け付けている。

もしも不可解な検索結果や、使いにくいと感じた部分があればGoogleに送信するのが良いと思われる。

最下段の「フィードバックを送信」から検索結果に対するフィードバックを送ることができる

ウェブマスターオフィスアワーをおこなっている金谷さんなども、意見がある場合はフィードバックを送ってほしいと常々発言している。

微力かもしれないが、TwitterでGoogleが使いづらいと嘆くよりはいいだろう。

より良い検索ライフが今後も送れるように願いたい。

追記 そもそもGoogleを使わないという選択肢もある

duckduckgoというサイトがある。これが非常に役に立つ。

https://duckduckgo.com/?t=h_

duckduckgoは簡単にいうと検索エンジンの一つだ。

検索結果の見た目もgoogleに似ている。かなりシンプルだ。

しかしgoogleとは違い、検索結果を真正直に返してくれる。

今のgoogleから失われてしまったものが、このduckduckgoにはあるように感じた。

検索結果には含まれない検索などという無意味な機能はついていない。

とても使いやすい。

かつて存在したgoogleが蘇ってきたかのような感じがする。

今のグーグルを使いづらいと感じたり、昔のgoogleを使いたいと思ったら一度「duckduckgo」を使ってみるといいだろう。

投稿後数時間で検索結果に本記事が反映された。クロールの速度とインデックスがかなり速い

ちなみにこの記事を投稿して2時間ほどで、検索結果に反映されていた。

googleよりもアルゴリズムがシンプルな分、インデックスへの反映も速いのかもしれない。

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sensiki

sensiki

名前:sensiki 職業:サラリーマン。いわゆる理系男子で大学からプログラミングを学び仕事でも活用中。好きな言語はPython。流行に疎いこともあり最近の話題を独自の視点でまとめていこうと思いブログ開始。スクレイピングや統計を用いたエントリを書きたいと思いまながらツールを作成中。

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Posted by sensiki