ニュートロキャットフードの口コミや評判は?ナチュラルチョイスの安全性と愛猫にあげてみた感想
こんにちは。
普段、皆さんの愛猫が食べているキャットフード、もしかしたら愛猫の体に悪い成分を含んだキャットフードを与えているのかも?と考えたことはありませんか?
実は、今販売されているキャットフードの中には、愛猫の体に悪い成分を含んだキャットフードが販売されていることがあるのです。そこで、愛猫の体に良い成分を調べて、安全なキャットフードを探してみると、Nutro(ニュートロ)のナチュラルチョイスがとても良いということが分かりました。
今回はこちらのニュートロ「ナチュラルチョイス」を紹介と、愛猫に危険な成分の紹介や安全なキャットフードの見分け方を紹介します。
よろしくお願いします。
- Nutro(ニュートロ)とはどんなメーカーなの?
- 安全なキャットフードってなに?
- 安全なキャットフードはどうやって選べばいいの?
- 愛猫にとって危険な成分ってなに?
Nutro(ニュートロ)とは?
Nutro(ニュートロ)は、アメリカの飼料メーカーであるマーズペットフード社が製造するキャットフードブランドです。 マーズペットフード社は、犬や猫用フードの開発・製造・販売を行っており、世界各国で販売しています。 アメリカでは、Nutro(ニュートロ)をはじめ、良質な犬・猫用フードとして人気の高いブランドです。
Nutro(ニュートロ)のキャットフードは、原材料にこだわりを持って製造されており、配合率の高い天然食材を使用しているため、食べやすく、消化しやすく、栄養価が高く、愛猫にとって健康的な食事となっています。
また、製品ラインナップも豊富で、幅広い年齢のキャットに適したものがあり、様々なニーズに対応しています。
愛猫にとって危険な成分とは?
キャットフードには愛猫にとって危険な成分が含まれている場合があります。
特に防腐剤、人工食品着色料などは、愛猫の体に悪い影響を及ぼす成分です。これらの添加物は、フードの見た目をよくしたり愛猫の食欲をそそるために使用されているものですが、愛猫の体にとっては、摂取しすぎると、健康被害を及ぼす可能性があります。中には、発がん性物質を含む成分が使用されているケースもあります。
危険な成分について詳しく書かれている記事がありましたので、詳しくはこちらをご覧ください。
こんなキャットフードは危険!注意が必要な6つの原材料
また、トウモロコシや米、小麦といった穀物類もたくさん摂取すると消化器官が不調になるケースがあったり、猫ちゃんによってはアレルギーで皮膚炎を起こす場合があります。
スーパーで売られている価格の安いキャットフードには意外と穀物類が多く入っている商品が多いです。キャットフードのパッケージに書かれている原材料名を見てみてください。
原材料名の一番最初に書かれているものが、一番多く含まれている原材料ですが、ビューティープロは穀物類が多く含まれていることが分かります。
私が飼っている猫ちゃんも、一度このキャットフードを食べていたのですが食いつきが悪いし、軟便に悩まされました。
Nutro(ニュートロ)を選ぶメリット
Nutroを選ぶメリットは以下のとおりです。
①穀物が含まれていない
②糖質がタンパク質よりも少ない(下記で詳しく説明します)
ナチュラルチョイスには穀物が含まれていない
ニュートロナチュラルチョイスの原材料名を調べてみると、トウモロコシや玄米といった穀物類が含まれていないことが分かります。
キャットフードに含まれている糖質は少ない方が良い
猫は糖質を多く摂取すると、糖質を分解する腸に大きく負担がかかるため、糖質が多いキャットフードは与えないようにするのがベストです。
糖質の割合がタンパク質の割合よりも少なく、糖質の割合が35%〜40%が良いです。
ですが、多くのキャットフードには成分表に糖質またはタンパク質の表記がありません。なぜならば、糖質(タンパク質)の表記をする義務がないからです。
キャットフードに含まれる糖質(タンパク質)の割合は、他の成分を100%から差し引くと求めることができます。
【糖質の割合を求める計算式】
100-タンパク質-脂肪-粗繊維-灰分-水分
Nutroナチュラルチョイスの糖質を計算すると、26.5%でタンパク質の33%よりも少ないことが分かります。
この糖質の計算方法やダメなキャットフードを見抜く方法については、こちらの動画を参考にしました。
Nutro(ニュートロ)を選ぶデメリット
Nutroのデメリットは以下のとおりです。
①価格が高い
②ビートパルプという成分が入っている(下記で詳しく説明します)
ビートパルプという成分について
Nutroのナチュラルチョイスの原材料を確認すると、「ビートパルプ」という成分が入っています。ビートパルプとは、甜菜を元に砂糖を製造した後に残るもので、キャットフードのかさ増しに使用することが多く、食物繊維が豊富な成分ですが、猫ちゃんによってうんちを固くしてしまうことがあるため、猫ちゃんのうんちの様子を見ながら与えた方が良いです。
Nutro(ニュートロ)の評判や口コミは?
ニュートロの評判や口コミを調べてみました。
しばらくメディファスやピュリナワン、サイエンスダイエットを与えていましたが、何度診察しても原因不明の血便が定期的に出てしまい、いろいろと成分を調べてこちらを購入しました。
猫ちゃんは肉食なので、体のつくりとして穀物の消化が苦手らしく、今まで与えていたごはんには穀物が入っているようでした。その子以外の猫はそれらのごはんでも特に問題なかったのですが、血便が続いてしまった子は消化器官がもともと強くない個体のようで、グレインフリーのこちらに変えてからは改善しました。一年近くニュートロを続けていますが特に血便が見られませんし、嘔吐の回数もはっきり減りました。
Amazonより引用
成分を見たときに気になるものがほぼ無いにも関わらず、価格でオリジンやウェルネスコアなどを圧倒します。もちろんタンパク質量や低温乾燥などの製法面で違いがあるのでしょうが、少なくともスペック面では優良な部類ですし、猫たちの食い付きも良い。なかなか侮れないご飯です。
唯一、ビートパルプはなくても良いのかな…と。これのお陰でウンがコロコロに固くなるので、お世話の面で人間的には良いのでしょうが、猫のお尻的にはどうなのかなと考えてしまいます。
それから形状が、ラグビーボールを少し平たくしたような楕円形で大きめなので(およそ長さ1.5cm、幅8mm)、小粒が好きな子は食べにくいかもしれません。
Amazonより引用
肥りにくくなり、痩せやすくなりました。
もともと猫は穀物をとりませんから、肥らないように穀物を混ぜているフードは結果として逆効果だと解り変えました。
お値段が高く続けるのはキツイですが、病院に行くよりましなので頑張って購入しています。
楽天より引用
やはり、「ビートパルプ」の影響でうんちが固くなってしまう猫ちゃんの口コミもちらほらありました。今まで与えていたキャットフードに、ナチュラルチョイスを混ぜて与えていくのが良さそうです。
愛猫にNutro(ニュートロ)を与えてみた感想
早速、ニュートロナチュラルチョイスを購入して猫ちゃんに与えてみました。
うちには、三毛猫と黒猫の2匹の猫ちゃんがいるのですが、黒猫ちゃんの胃腸が弱くてキャットフードを変更した日のうんちは緩いことが多く、さらに穀物類が入っているキャットフードを与えていた時期は、必ずちょっとだけ残していました。
ですが、ニュートロナチュラルチョイスに変更したところ、変更した初日のうんちも全く緩くなることはなく、残さず食べてくれるようになりました。
さらに、三毛猫ちゃん黒猫ちゃん共に毛並みがさらにフサフサになったように感じます。
今後もうんちの様子を見ながら、他のキャットフードと混ぜて与えてみたりと工夫してニュートロナチュラルチョイスを与えていきます。
Nutro(ニュートロ)と人気キャットフードを比較してみた
ニュートロと同じように穀物類が入っていないキャットフード(グレインフリー)を比較してみました。
商品名 | 金額(税込) | 商品g数 (1kgあたりの値段) | 主原料 | カロリー(100gあたり) | タンパク質の割合 | 糖質の割合 |
Nutro ナチュラルチョイス | 1,241円 | 500g (2,482円) | チキン、サーモンなど | 380kcal | 33% | 26.5% |
モグニャン | 4,356円 | 1.5kg (2,904円) | 白身魚 | 379kcal | 27% | 41% |
ピュリナワン グレインフリー白身魚 | 1,600円 | 1.6kg (1,000円) | 白身魚 | 365kcal | 35% | 28% |
カナガンサーモン | 4,356円 | 1.5kg (2,904円) | サーモン | 398kcal | 34% | 23.45% |
モグニャンの公式サイトに記載されている成分表をみると、「NFE」という成分が表記されていますがこれは、水分・粗タンパク質・粗脂肪・粗繊維・粗灰分の合計を全体から差し引いた部分で、食品で言えば「炭水化物」つまり「糖質」に相当するそうです。
(引用元:日本の畜産の将来を考える会より配合飼料の作り方その2)
上記の比較では、金額やカロリーで「ピュリナワン」の「グレインフリー白身魚」が一番安くて低カロリーだという事が分かります。私の猫ちゃんたちも、以前はこのキャットフードを食べていました。ですが、低カロリーのだからなのか?すぐ「お腹がすいた」と言わんばかりに鳴き始めてしまったのと、黒猫の方がすぐに飽きてしまい残すようになってしまった為、ニュートロを購入しました。
Nutro(ニュートロ)おすすめキャットフードは?
ニュートロには成猫用のキャットフードの他に、子猫用やシニア用、減量中の成猫用など目的や年齢に合わせて購入をする事ができます。今回は、そんなおすすめのキャットフードを目的別年齢別にご紹介します。
子猫におすすめのキャットフード
生後12ヶ月までの子猫におすすめの商品は「ニュートロワイルドレシピ」の「キトンチキン味」です。穀物フリーの商品ですが、ナチュラルチョイスよりも少し金額が高い商品です。タンパク質が42%で糖質は17%、100gあたり390kcalです。
ちなみに、私の猫ちゃんたちが子猫だった時は「ピュリナワン」の「子ねこ用/妊娠・授乳期の母猫用」を与えていたのですが、こちらにも穀物類である、米が入っています。原材料名の表示順番をみると四番目に米がきていました。タンパク質が40%で糖質は18.5%、100gあたり440kcalです。
去勢後の猫におすすめのキャットフード
去勢後用のキャットフードには残念ながらグレインフリーのキャットフードがありませんでした。穀物類が入った去勢後用のキャットフードは販売されていますので、そちらを紹介したいと思います。
「ニュートロナチュラルチョイス」の「避妊・去勢用アダルト白身魚」です。タンパク質33%で糖質が25.5%、100gで370kcalです。
「去勢後もグレインフリーのキャットフードを与えたい」と考えている人は、グレインフリーのキャットフードでカロリーが低いものを選ぶと良いかと思います。例えば、上記で紹介した「ピュリナワン」のグレインフリー商品が100gで365kcalですので、こちらを購入してみてはいかがでしょうか?
減量中の猫におすすめのキャットフード
減量用キャットフードにもグレインフリーのキャットフードがありませんでした。穀物類が入った減量用キャットフードが販売されていたので、そちらをご紹介したいと思います。
「ニュートロナチュラルチョイス」の「減量用アダルトチキン」です。タンパク質が33%で糖質が27%、100gあたり325kcalです。
シニア猫におすすめのキャットフード
7歳以上の猫ちゃんはシニア猫ちゃんです。猫ちゃんも歳をとると、運動量が減ったり腎臓病のリスクが高くなります。そのため、成猫用のキャットフードよりも低カロリーで、腎臓病を予防するためにリンや塩分が控えめなキャットフードが良いです。
そんなシニア猫ちゃんにおすすめのキャットフードが「ニュートロワイルドレシピ」の「エイジングケアチキン」です。タンパク質が42%で糖質が16%、100gあたり380kcalです。
まとめ
販売されているキャットフードはたくさんありすぎて、何を与えれば猫ちゃんに安全なのか?疑問に感じていた方の疑問が少しでも解消されればと、私は思います。
最後に、キャットフードを選ぶ上でチェックするポイントをまとめておきます。
①原材料名をチェックして穀物類(とうもろこし・米・玄米など)が入っていないものを選ぶ
②糖質量がタンパク質よりも多くなっていないか確認(計算式=100-タンパク質-脂肪-粗繊維-灰分-水分)
もし、今回紹介したニュートロのキャットフードが猫ちゃんに合わなかった場合でも、この2つをチェックしながらキャットフードを購入することを心がければ、良いと思います。
私自身、今回猫ちゃんを初めて飼うようになって、キャットフードに関してはたくさん調べて失敗もしてきました。この失敗がこの記事を読んでいる方の救いになれますように。
今回は以上になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。