プログラミング入門のためにどの言語を選べばいいの?という質問を受けることが多い

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これでもコーディングをする身として、最近多く聞かれることで「プログラムを始めたいんだけど、なんの言語を勉強すればいいの?」という質問が本当に多いです。それだけ、世間の目がプログラミングに向かっているというのは喜ばしいことですね。小学校、中学校でも必修科目となるプログラミングですが、子供になんのプログラミング言語を習わせていいのかわからないという親御さんや先生が多いという背景もあります。そんな質問に対するエントリです。

プログラミング入門のためにどの言語を選べばいいの?という質問を受けることが多い

 

最近プログラミングって流行ってる。と何かと耳に入るようになってきましたが、その時に必ず質問されるのが、「言語ってなに?」「どの言語を勉強すればいいの?」というものです。有名所だったら「C言語」だったり、「Java」でしょうか。全くプログラミングのことを知らなくても、言語がいろいろある、ということを認識されている人は多いようです。種類も多いので、こういった質問をする人がいることは不思議ではありませんね。

プログラミング入門したい人におすすめしている言語4種

  • JavaScript
  • Ruby
  • VBA
  • Java

「で、何の言語を勉強すればいいの?」と聞かれた時には上記の4つをオススメするようにしています。理由はいろいろありますが、JavaScriptが教える側としては一番ラクです。というのも環境構築がほとんどないからです。エンジニアを目指そう!と意気込んでいる人は別として、プログラミングに興味があるとはいっても、そんなに力をいれて勉強しようと考える人はそんなにいません。これは経験談ですが、真面目にこの言語がいいよ!ってオススメしても、実際に勉強をしてくれる人はほとんどいません。悲しくはなりますが、何度もそういった場面に出くわすことによって、慣れてきてしまいました。なので手っ取り早く、プログラミングのできることを理解してもらうのに、JavaScriptは本当に重宝しています。

 

Q:「何のプログラミング言語を勉強すればいいの?」

A:「JavaScriptがオススメです」(建前)

A:「まず何がしたいかを考えて、それに合わせた言語を選んだほうがいいと思います」(本音)

プログラムの勉強方法について

「何の言語を勉強すればいいの?」に続いて多く質問されるのが、「どうやって勉強すればいいの?」という質問。この質問の本質ですが、多くは、「教えて」というニュアンスが含まれていることが多いです(経験上)。教えるのは構いませんが、いざ教え始めると「飽きた」や「字がいっぱいでよくわからない」といったことを平気で言ってくる方が多いです。笑ってすませていますが、内心穏やかではありません。なんというか、一生懸命教えても、一生懸命になればなるほど、向こうの関心が薄れてしまっているような気がしてなりませんでした。

本来プログラミングというものは他の学問とは違います。理論だけではなく、実践も伴うものだからです。プログラミング習得を例えるなら「自転車」が当てはまると思います。自転車を乗れる人は多いと思いますが、どうやって乗れるようになったでしょうか。何度も転んで、怪我をして・・・ようやく乗れるようになったのではないでしょうか。乗れるようになる時は本当にあっけないものです。「なんだ、こんな簡単なこと、どうして今までできなかったのだろう」と思った人も多いと思います。プログラミングもそれと近いものがあります。わからないけど、考えて考えて考え抜いた先に理解があるものだと私は思っています。なのでプログラムを勉強することは多くの痛みが伴います。

「プログラミング勉強すると色々楽できるんでしょ?」という方は、そもそもプログラミングに向いていないと思います。「楽をするために苦労するのがプログラミング」だからです。

苦労といっても凄まじい苦労かと言われるとそうでもありません。ですが、ほんの少しの苦労もせずにプログラミングを習得したいという人もいるということがわかりました。そういう人はほっとけばいいと言われればそれまでですが、一定数そういった人もいるし、そういった人が「どんな言語を習得すればいいの?」と聞く確率が高いようです。何事も習得に時間もかかるし、苦労がともなう。それはプログラミングでも同じことだと思ってもらえればなぁと思っております。

本を買って勉強するのが一番良いと思います

だいぶ脱線しましたが、真面目にプログラムの勉強方法を考えるならば「本を買って勉強するといい」と思います。なので、初心者がプログラミング言語を選ぶにあたって、注意すべき点は「日本語の参考書が充実している言語を選ぶと学習しやすい」だと思います。ここでポイントとなるのは最近発売しているかどうかです。プログラミングの参考書は古いと、言語のバージョンによって参考書が使えなくなる、または古い言語に合わせる必要があると思います。その点JavaScriptにもバージョンはありますが、古い参考書でも問題なく使える場合がほとんですので、やはりJavaScriptが入門としては合っているのではないかなぁと思います。

最後に

なんだか愚痴っぽくなってしまいましたが、プログラミングは論理的思考を養うのにとても有用ですし、これからの時代、IT技術が世界をより覆っていくことを考えると、今のうちに勉強しようと思う人が増えるのは良いことだと思います。

結論としては、「何の」、「何を」を考える前にまず手を動かして、なんでもいいから学んでみたほうがいいと思います。パソコン1台あれば勉強できるわけですし、本も揃っています。まずは書店へ行き、何の言語でもいいので入門書を買って、コードを動かし、それから考えてみればいいのではないでしょうか。

結論としては「JavaScript」をオススメします。

なんでもいいって、そうはいっても・・・。という人は「JavaScript」をオススメします。理由は環境構築が簡単だからです。あと、入門書として良書が多い印象です。私もJavaScriptをいじるのは楽しく、今でもいじっているコードです。以下は私が実際に購入して、今でもお世話になっている良書「JavaScript本格入門」です。プログラミングを体験してみたい人から、本気で取り組みたいと思っている人に応えてくれると思います。以上です。

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