中古戸建てリノベーション後悔ブログ:購入後の失敗談ランキング

体験,レビュー,古民家リノベ

こんにちは。

早いもので、私たち夫婦がリノベーションをした古民家に住み始めて、4か月が経ちました。

今日は中古戸建てリノベーションを経験した筆者が「こんなはずじゃなかった」「後悔した」「対策しておくべきだった」と感じた後悔ポイントをランキング形式で紹介していこうと思います。

よろしくお願いします。

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築35年の戸建てを購入してリノベーションしました

購入直後の我が家

私たち夫婦は2020年10月、築35年の中古戸建を購入しました。

そのままでも十分に住むことができる中古戸建だったのですが、全室が畳だったり、全体的に日が入らず暗い家だったため、自分たちでリノベーションをして、私たち夫婦が理想とする家を造ることにしました。

最初は、すべて自分たちでリノベーションをしようと考えていたのですが、実際にやるとなると「どう進めていけば良いのか?」「失敗したらどうしよう?」という不安が出てしまったため、リビングとキッチンのみ大工さんにお願いすることにしました。

そして、2021年10月。ついに、リノベーションが完了し晴れて築35年の中古戸建に移住することができました。

▼リノベーションにかかった費用や、リノベーション中の様子など別記事で紹介しています。
築30年の古民家をリノベーションした時の費用を大公開!かかった期間やビフォーアフターも合わせて紹介

こんなはずじゃなかった!中古戸建てリノベーション後悔ランキング発表

中古戸建てリノベーションを行ってみて、「こんなはずじゃなかった!」と感じた後悔ポイントを紹介します。

これらの後悔ポイントは、リノベーションを行う段階で対策をすれば、十分解消できる内容です。あくまで、個人的な後悔ポイントだということをご承知おきください。

ワースト1位:隙間風、建付けが悪い

後悔ランキングワースト1位は、隙間風と建付けの問題です。

我が家では、縁側と寝室の間にある障子戸や、掃き出し窓に隙間があるため、そこから隙間風が入ってきます。たまに、小さな虫が訪問してきたりもします。冬場の窓際は、冷たい風がどこからか入ってくるため、寒くて辛いです。

さらに、トイレの扉は建付けが悪く完全に閉まりません。

建具の隙間を直すことも考えたのですが、直そうとすると多額の費用がかかってしまうため、断念をしました。

我が家の対策方法は、隙間が発生している扉に隙間を補強するテープを貼って隙間を埋めたり、窓に手製の二重窓を付けて断熱率を上げました。トイレの建付けに関しては、検討中ですが調べれば同じように困っている人はいるはずなので、対策方法はいくらでも出てきます。

参考資料:建て付けが悪く引っかかる扉をDIYで直す方法|調整できない蝶番のドアでも簡単修理!

ワースト2位:断熱材が入っていないため床が冷たい

リフォーム中の我が家の床下にはコンクリートが貼られていない

後悔ランキングワースト2位は、断熱が入っていないため床が冷たいことです。

我が家では、リノベーションを行ったとき、全室に断熱材を入れました。しかし、我が家の床下がコンクリート張りではなく、土のためなのか、断熱材を入れても床はとても冷たいです。

さらに、廊下はリノベーションを行わなかったため、断熱材を入れておらず冬場はとても床が冷たいです。

これも、床下にコンクリートを張れば良かったのですが、それだと一部リノベーションではなくフルリノベーション(スケルトンリフォーム)になってしまうため、今回は断念しました。

我が家の対策方法は、室内スリッパを履くことです。「なんだ、そんだけ?」と言いたい気持ちは分かります。
ですが、これだけでもかなり違います。逆に、これだけの対策で解消できるのであれば、それ以上の対策は必要ないと、私たちは考えています。

ワースト3位:欲しいところにコンセントがない

後悔ランキングワースト3位は、欲しい場所にコンセントがないことです。

これは、リノベーションだけではなく注文住宅を購入した方でも感じる後悔ポイントではないでしょうか?私たちも、リノベーション前に、かなりシミュレーションをしてコンセントの位置を決めたのですが、今回のリノベーションではどうしても、コンセントの位置を変更できない箇所があり、その部屋でコンセントを使用したいとき「欲しい場所にコンセントがない!」となってしまいました。

我が家の対策方法は、延長コードをうまく利用することです。延長コードにはいろいろな種類があります。それらをうまく使っていけば、欲しいところにコンセントが無くても十分暮らしていけると、私たちは考えています。

延長コード
USBコンセントタップがついたタイプ、スイッチが付きで使わないコンセントは個別に電源が切れるタイプなど、様々なタイプがあります。


ワースト4位:古いタイプの雨戸なので扱いづらい

後悔ランキングワースト4位は、古いタイプの雨戸なので扱いづらいことです。

我が家の雨戸は引き違いタイプのもので、中古戸建てによくありがちなやつです。

引用 https://home-renovation.jp/amado-tobukuro-clean-3276

まだまだ私たちの扱いが不慣れだからか、戸袋から雨戸が引き出せない時が多々あります。さらに、雨戸を戸袋へ仕舞うときに上手く仕舞わないと、最後の雨戸が戸袋に入らない、なんてことも発生します。正直、この作業は面倒ですし女性には少し力がいる作業なので、シャッター型雨戸にリフォームすれば良かったと後悔しています。

この問題に関しては、リノベーション時に全く考えていなかったので、リノベーションを行いませんでした。今からリノベーションを行おうと思うと、雨戸1枚につき約8万円から15万円ほどかかるようです。我が家には、6ヶ所雨戸が付いている窓があり(掃き出し窓4ヶ所、腰窓2ヶ所)雨戸の枚数が多すぎで、計算をしたくありませんがきっと多額の費用がかかります。

参考資料:【保存版】雨戸リフォームの方法と費用を徹底解説

我が家の対策方法としては、なるべく二人で協力をして雨戸を閉めるということぐらいです。今の段階では、それ以上の対策はできていません。

ワースト5位:窓の結露がすごい

毎朝こんな感じになっている

後悔ランキングワースト5位は、窓の結露がすごいことです。

冬場、外と室内の温度差で窓に結露が発生します。結露が発生する原因の一つに、断熱率が悪いことがあります。ワースト1位でも書きましたが、窓に隙間があるため断熱率は高いとは言えません。

結露を緩和するためには、やはり断熱率を高めるため床下にコンクリートを張ったり、機能性が高い窓に交換する必要がありますが、多額の費用がかかるため今回は断念しました。

我が家の対策としては、結露が発生した時に結露を回収するグッズを使っています。あとは、結露する窓に結露防止スプレーをしようするなど、対策方法はたくさんあります。

結露防止スプレー
梅雨の時期や湿気が多い場所には、防カビ効果付きの結露防止スプレーがおすすめ


中古戸建てリノベーションをお勧めする人

あれこれ書きましたが、ここからは中古戸建てリノベーションをお勧めする人の特徴を紹介します。

不便なところは自分で補強していきたいと考えている人

これは、私たち夫婦にも言えることなのですが、中古戸建てに住んでみて不便だと感じたところは、自分たちで補強していければ中古戸建てのリノベーションは、問題ないのではないかと考えます。

例えば、古い車を乗っていた場合エンジンやマフラーなど、部分的に新しい部品に交換すれば、新車のように乗りこなすこともできます。家も同じだと思います。実際に住んでみて、不便だと感じた個所は調べて補強していけば問題ありません。

自分たちで補強して、少しずつ理想とする我が家を造っていければ良いと考えている人は、中古戸建てリノベーションをおすすめします。

戸建て購入時の費用を少しでも安くしたい人

新築戸建て購入をするよりも、当たり前ですが中古戸建てを購入したほうが費用は安くなります。

中古戸建ての中には、すでにリノベーション済みの物件を販売している不動産屋もありますので、そちらの物件を購入して気に入らない箇所だけ、自分たちでリノベーションをしてみるという方法も一つの手です。

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リノベーションに必要な知識がある人

建築会社に働いている人もしくは、近親者に詳しい人がいる場合などリノベーションに必要な知識がある人は、中古戸建てのリノベーションに向いています。

中古戸建てリノベーションをお勧めしない人

中古戸建てリノベーションをお勧めしない人の特徴を紹介します。

住んだ後に自分で補強なんて無理だと考えている人

中古戸建てを購入すると、リノベーションされているとしても家の年齢はごまかせないのか、新築よりも早く痛みや不具合を起こします。

そのため、リノベーション済みの中古戸建てを購入したり、自分たちでリノベーションを行った中古戸建てに住み始めると、自分で補強をしなくてはいけない場面が発生する可能性が高いです。補強しなくてはいけなくなったときに、専門業者に頼るのも一つの手ですが不具合を起こすたびに頼っていては、コストがかかって仕方がありません。

補強方法を調べて自分で補強したほうが、安上がりになることが多いです。そのため、自分で補強なんて無理だと考えている人は、中古戸建てリノベーションには向いていないです。

新築戸建て購入時の資金が十分にある人

自分が理想とするマイホームを購入したいと考えている人で、戸建て購入に必要な資金を十分に持っている人は、わざわざ中古戸建てを購入してリノベーションをするより、新築戸建て購入をおすすめします。

【新築戸建て購入を検討している人にお勧めです】

新築戸建て購入を検討している方はLIFULL HOME'Sを利用してみてはいかがでしょうか?LIFULL HOME'Sでは、自分の予算・エリア・テーマから、理想の戸建てを建ててくれる建築会社を調べることができます。理想とする建築会社が見つかったら、無料で資料を請求しちゃいましょう。

まとめ

まとめです。

今回は、私たち夫婦の経験から中古戸建てのリノベーションをして、後悔したことをランキング形式で紹介しました。後悔した内容は、最初のリノベーションで対策をしていれば、どれも解決できる内容です。そのため、後悔内容は他の中古戸建てリノベーション経験者と、全く違うかもしれません。

今回紹介した後悔内容は、真に受けずあくまで参考として受け止めてくれればと、考えています。

今回は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。