自撮りアプリはなぜ流行ったか。ポイントは自撮りのハードルを下げたこと!
「スノー SNOW」「ラインカメラ」「カメラ360」これら自撮りアプリの登場によりインスタグラムやライン、ツイッターでは日常的に自撮りした画像がアップされるようになりました。
こうも被写体が人の顔だらけですと少し不気味な気がしてしまいますが、今回はこの自撮りアプリの紹介と、なぜ流行ったのか考察していきます。
よろしくお願いいたします。
自撮りアプリとは
カメラアプリの一種。多くの素材フィルターが用意され、撮った写真に対してスタンプを押したりすることが出来る。
「女の子の顔に豚の鼻や犬の耳を付けた写真」というと見たことがある人が多いのではないでしょうか。
自撮りアプリの前からカメラアプリというのは存在していましたがこれらアプリの良い点はカメラを向けた段階ですでにスタンプが貼られるということ。
使ったことがある人はわかると思いますが、アプリを起動すると顔認識がされ、被写体の「顔」を認識し、鼻や耳を自動でつけてくれます。
使ってみるとわかりますが、撮影者が誰であろうと上手にスタンプが押されたそれなりの画像が簡単に撮れてしまいます。
この「誰でもそれなりに」という部分に流行のポイントがあると考えます。
自撮りを撮影することのハードルが一気に下がった
まず前提として「カメラの撮り方」というのはテクニックが必要です。
それはカメラ初心者向けの雑誌やサイトが多くあることからもわかります。
実際加工なしに自撮りをするにも「コツ」というものがあるらしく、撮る人によって「上手い下手」が発生してしまいます。
しかしこの自撮りアプリを使えば顔認識してくれてスタンプも自動で配置してくれて、自撮りの写真で撮影者の実力差はほとんど出ません。
なぜ自撮りアプリが流行ったかというのは「被写体の欠点部分が上手く隠れる」ではなく、「撮影者の上手い下手が隠れる」ということがポイントだったのではないでしょうか。
つまりこのアプリを使った写真が多く撮られるようになった理由は、写真を公開した際、「かわいい!」や「何これ面白い!」という意見が聞きたいわけではなく、「撮り方が下手!」と言われないことの方が重要であると考察します。
トレンドの推移
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グラフは「自撮り」の検索推移です。
年々その注目度を上げていることがわかります。スマホの保有台数が増えていることもありますが、小中高の学生の多くが「スノー」を使っているというデータもあるそうです。
アプリのダウンロード数も数千万ダウンロードや1億ダウンロード達成!という見出しが出ており、まだまだカメラアプリというのは進化していくのかもしれません。
次に出てくるカメラアプリはどのようなものなのか注目したいですね。
以上です。
ありがとうございました。