人気のプログラミング言語「Python」に迫る!
2020年からプログラミングが小学校の必修科目に選ばれるなど、
熱い注目が集まる「プログラミング能力」
しかしプログラムには「言語」というものがあり、一概に
プログラムといってもひとつの技術ではないのです。
今回はそんな「プログラム言語」の中で人気度をあげつつある
「Python(パイソン)」という言語について考察していきます。
よろしくお願いいたします。
プログラム言語 Python とは
Pythonは汎用性プログラミング言語。
特徴としてはコードがシンプルになるような設計がされており
C言語などに比べて、さまざまなプログラムを分かりやすく、
少ないコード行数で書くことができる。プログラマの作業性とコードの信頼性を高めることを重視したデザインになっており、
C言語の比べて処理速度などは犠牲にされている。(プログラマ向け)特徴の羅列は以下の通り
・動的な型付け
・ガベージコレクション
・マルチパラダイム
・オブジェクト指向
「Python」の由来はイギリスのコメディ番組「空飛ぶモンティ・パイソン」から。
日本語での直訳では「ニシキヘビ」なのでPythonのロゴには2匹のニシキヘビが
絡み合った絵が用意されていたりします。
ざっと要約すると「プログラムを書く人」に考慮されて作られた言語であるということでしょうか。
このPythonという言語、日本ではあまり盛り上がりを見せていませんでした。
同じような言語で「Ruby(ルビィ)」という言語がありそれが先に流行ったため
Pythonの流行が後れたという背景があります。
しかし世界的に「Python」の人気度が上がってきたことにより
相対的に国内でもソフトウェア企業のPython需要が高まり、最近
Rubyの注目度をPythonが上回りました。
このプログラム言語の人気度というのは重要で
技術者にとっては特異な言語で年収が変わってきますし、
もちろん教育での使われやすさにも影響します。
弱点だった日本語のマニュアルも増加中
日本国内で「Python」がいまいち盛り上がりを見せなかったのは「Ruby(ルビィ)」という似た言語が先に流行ったという理由があります。
「Python」が世界で使い始められたころ、日本ではRubyが使われ始めていたんですね。ただプログラムはwebの技術であり、国境はありません。世界で流行るものを国内で使わないわけにもいけませんね。
使い始めたいにも国内での「Python」の参考書の種類がとても少なかったという弱点がありました。
しかし最近になってPythonの参考書が多く登場してきました。
なぜ`Pythonが流行り始めたというのは近頃盛り上がりを見せる「Deep Learning」や「統計解析」をおこないやすい言語であるからといえると思います。
強力なライブラリで高効率開発
「Deep Learning」はAI技術。「クローリング&スクレイピング」は統計解析のためのデータ収集の技術の名称です。
どちらもPython技術書の中では高評価であり、書籍を買った人がどのような用途にPythonを使いたいかも売れ筋商品から見えてきます。
Pythonは非常に強力な開発のためのライブラリとフレームワークをもち高効率開発が可能です。
もし興味があれば上記の2冊がオススメなので勉強してみてはいかがでしょうか。
トレンドの推移
国内での「Python」「Ruby」のトレンド推移です。
じわじわの「Python(パイソン)」がその注目度を高めているのがわかります。
プログラムを勉強したことのない人も「言語」というもので人気が変わるということがお分かりいただけたと思います。
大企業の採用条件も得意な言語で優遇が入るところもありますし、トレンドの言語を勉強しておくと大きなメリットがあることがあります。
学校教育でどの言語が教えられるのかはわかりませんが技術者にとって最初に習う言語は大切です。そこは正確な見定めを期待したいところでもあります。
一気に言語の人気度が変動するかというとそういうものでもありませんが、これから流行りそうな言語に対してアンテナをはっておくと後々いい事があるかもしれません。
以上です。
ありがとうございました。
続き
[blogcard url="http://wp.me/p8HJdp-fl"]