ポケモンの対戦はつまらない!頭脳戦でもなんでもない!厨ポケ・運ゲー・作業ゲーのクソ三拍子
ポケモン赤緑から20年以上愛されているゲーム「ポケットモンスター」。
おそらくピカチュウやリザードン、ミュウツーといったキャラクターを知らない人はいないほどの超人気ゲームです。
私自身はいわゆる赤緑世代で、ポケモンと共に育ってきた感じの人間です。
そんな人間が最近「ポケットモンスターソード・シールド」を始めました。
現在プレイ時間300時間ほどで、対戦回数も約300試合と数をこなすようになってきました。
そんな中、改めてポケモンの対戦に関して自分の考えを持てるくらいにはなってきたので、今の思いを残しておこうと思います。
- 1. ガラル地方を襲ったカオス「禁止級伝説環境」(2021年4月時点)
- 2. 強いポケモン(厨ポケ)を使う初心者の方がマイナーポケモンを使う上級者より強いという結果
- 3. 結局運ゲー。きゅうしょ、命中率、状態異常、確率によって左右される対戦環境
- 4. よく実況者がマイナーポケモンを使って勝っているかのように見えるが、結局強ポケモンで勝っているだけ
- 5. ぶっちゃけ1ターン目で勝負はほとんど決まっている
- 6. 実況者は「択」と言ってカッコつけてるけど、それただのジャンケンだから
- 7. ポケモンは運や乱数に左右されない!なぜなら強い人はいつも勝ってるから⇨ケアできるくらい強いポケモン使ってるだけです
- 8. 好きなポケモンが使えない、使うまでに時間がかかる作業を強いられる
- 9. まとめ
ガラル地方を襲ったカオス「禁止級伝説環境」(2021年4月時点)
2021年5月、禁止伝説環境が終わりを迎え、元のルールへ戻り、つまらないと言われたザシアンやカイオーガは去っていきました。
元のルールで何回か対戦をして、改めて禁伝環境はつまらなかったんだと思います。
想定以上の人がポケモンの対戦をやめてしまったのではないかと予想します。
禁伝と言うよりも、超火力ポケモンの存在は対戦において悪であるということが証明されたんだと思います。
人口が減りましたが対戦自体は割と楽しくプレイできています。
訂正します。
相変わらずクソゲーでした。
特にポリゴン2。
手持ちにポリゴン2を入れている人とマッチングしたら、すぐに降参でもなんでもして早く切り上げましょう。
(さらに追記)2022年2月から伝説2体ありルール。そしてクソゲーへ・・・。
衝撃のルール発表がありました。
2022年2月からの新ルールですが伝説ポケモンが2体まで選出可能になります。
これによって自分の使いたいポケモンを使うやつはバカにされる時代が到来するでしょう。
全てのマイナーポケモンが駆逐される未来しか見えません。
種族値の暴力が飛び交う世紀末へとポケモン対戦は変貌していきます。
特にザシアンをパーティに入れていない人に人権はありませんね。
私はこれを機にポケモン対戦を引退しようと思っています。
今まで対戦ありがとうございました。
ポケットモンスタースカーレット・バイオレットが発売されましたね。
私はポケモン対戦を引退しましたが、ポケモンSVを購入いたしました。
ストーリーを一通り終わらせましたが、過去最高のストーリーだったと思います。
ポケモンというゲームの素晴らしさを、改めて感じることができました。
対戦環境についてはまだまだ煮詰まっていないですが、テラスタルというシステムは面白いと思います。
「ポケモン つまらない」と検索すればたくさんヒットします。
有名なところで言うとこのあたりの記事でしょうか。
最近の剣盾環境において言及している記事がなかったため、改めてにはなりますが僕も不満を残しておこうと思います。
正直言って、この記事を書こうと思ったのは2021年4月現在の禁止伝説環境に不満しかないからです。
特に一部の超強力な強ポケが様々なポケモンの長所を潰していっています。
具体的に言うと「カイオーガ」「ザシアン」「サンダー」「バドレックス黒白」「グラードン」です。
特にカイオーガ、てめーはダメだ。
あまりに登場してくる回数が多いため、カイオーガの英語名が「Kyogre」であることを覚えたプレイヤーも多いと思われます。
ちなみに今更カイオーガの強さについては必要がないとは思っているが、念のためカイオーガいかにいかれているかを紹介しておく。
見てもらった方が早いと思うので、いかに動画をのせておきます。
カイオーガの強さの象徴的な技として「しおふき」と言う技があります。
このしおふきという技はカイオーガの体力が多いほど威力が上がるという水技です。
威力150で命中100という数字を見ただけでもぶっ壊れ技とわかるくらいですね。
一応自分の残り体力によって威力が変化します。
正確な「しおふき」の威力の計算式は「150*(自分の残り体力)/(自分の最大HP)」ですね。
なので相手が先に動きカイオーガの体力を削ることができれば「しおふき」といえども対した威力を出すことはできません。
なのでカイオーガの対策をする上で、素早さで上をとることは非常に重要です。
しかしアイテム「こだわりスカーフ」によって自分の素早さを1.5倍にすることができます。
これは素早さに努力値を全振りすれば、ザシアンの上をとることができるようになります。
要するにほとんどのポケモンの上から攻撃することが可能です。
もちろんHPは満タンなので威力最大の潮吹きが打てる訳です。
それだけならまだいいのですが、カイオーガは特性「あめふらし」により、出てきた瞬間に天候が「あめ」になります。
天候「あめ」状態になると水技の威力が1.5倍になります。
つまりカイオーガのしおふきの威力は150*1.5倍で威力225になりますね。
終わってますね。
しかし、まだ終わりません。
技の威力は「ポケモンのタイプ」によっても変化します。
技のタイプとポケモンのタイプが一致している時、威力はさらに1.5倍になります。
つまり150*1.5倍*1.5倍で、最終的なカイオーガのしおふきの威力は「338」です。
これがザシアンより速いスピードで飛んできます。
もちろん対抗策がないわけではありません。
ただその方法があまりにも限られるというのが問題です。
必然的に環境はカイオーガに対応できるポケモンが中心になり、結果的に「みんな使うポケモンが同じ」という環境が生まれます。
私自身は対戦で勝てないからつまらないという考えではないです。
禁止伝説級ポケモンによって、対戦で使えるポケモンが数体に限られてしまっているのが嫌なんです。
ポケモンのゲーム内に出てくる有名セリフを置いておきます。
つよいポケモン よわいポケモン そんなの ひとの かって ほんとうに つよい トレーナーなら すきな ポケモンで かてるように がんばるべき
これが出来ないからポケモンの対戦はつまらないんです。
強いポケモン(厨ポケ)を使う初心者の方がマイナーポケモンを使う上級者より強いという結果
ここまでは禁止伝説級ポケモン環境について書きました。
あくまで禁止伝説級は期間限定みたいなもので、シーズンが変われば使えなくなります。
禁止伝説級ポケモンが使えなくなったら、マイナーポケモンでも多少は勝ちやすくなるでしょう。
しかし禁止伝説級ポケモンの席がどいたらその次に強いポケモンが跋扈するだけです。
いわゆるプロと呼ばれている人だろうと、ポケモン歴が長い人でもマイナーポケモンを使って勝つことは出来ません。
これは以下の動画でも証明されています。
元世界大会優勝者のビエラさんがマイナーポケモンを使って強ポケモンに立ち向かうという企画でしたが、敗北しています。
ルールがダブルバトルということもあり多少はマイナーポケモンも輝ける環境でしたが惜しくも破れました。
対戦であるからには勝った方が楽しいです。
結局は強いポケモンを使った方が強いんです。
至極当然の話ですが、ポケモンの世界に下克上はありません。
頭を使わずに強いポケモンで強い技を振っていれば勝てる(勝率はいい)んです。
いかがですか?ポケモンってつまらないでしょう。
結局運ゲー。きゅうしょ、命中率、状態異常、確率によって左右される対戦環境
上述のように、強いポケモンを使った方が勝てるゲームであることがわかりました。
ではお互いが同じくらい強いポケモンを使った場合、何が勝負を分けるのでしょうか。
戦術?
読み?
プレイヤーの強さによって勝負が決まるでしょうか。
はい、違います。
答えは運です。
ポケモンにはきゅうしょというクソシステムがあります。
どんなに読みを通しても、たった一発のきゅうしょが勝敗を変えます。
それが3試合くらい続く時もあります。
確率が伴うものだと、命中や状態異常があります。
命中95の技が外れ、命中30の技が当たる。
ダブルバトルで2匹のポケモンにきゅうしょが入り、加えて状態異常を引く。
こんらんして自傷を3連続でひく。
ポケモンが眠ったまま起きない。
ポケモンの対戦をやっていてコントローラを投げつけたくならなかった人はいないのではないでしょうか。
運が絡む以上、基本的にポケモンの対戦は真面目にやるものではありません。
突き詰めればポケモンは「愛らしいキャラクターを使ったジャンケン」です。
ジャンケンを真面目にやる必要はありません。
適当に手(強い技や強いポケモン)を出して、「あ、勝っちゃった」というゲームです。
ポケモンの対戦に力を入れている人もいますが、理解できません。(youtuberのように生活がかかっている人以外で)
時間をドブに捨てているようなものです。
本当にポケモンはつまらないですよ。
よく実況者がマイナーポケモンを使って勝っているかのように見えるが、結局強ポケモンで勝っているだけ
Youtubeのポケモン実況者というと誰を思い浮かべるでしょうか?
ライバロリさんやバンビーさん、もこうさんやビエラさんなど様々な人を思い浮かべると思います。
そういった人がよくアップする動画として、1つのポケモンをピックアップしているものがあります。
例えば「○○を救いたい」とか、「○○が強すぎるワロタ」なんていうタイトルがつけられた動画ですね。
動画内では「こんなポケモンでもこうやって使えば勝てる」かのような演出がされていますが、基本的に嘘です。
動画をよく見ればわかりますが、一緒に選出されたポケモンが強いだけです。
某実況者でいえば、「特定のポケモン+ミミッキュ+サンダー」みたいな選出ですかね。
もしくは「特定のポケモン+ラグラージ+伝説ポケモン」とかでしょうか。
最初のうちは気づかないかもしれませんが実況者の動画を見ていれば一緒に選出されているポケモンが一致していることに気づくことでしょう。
このポケモンだから起点を作れたとかなんとか言っていますが、別にそんなことはないです。
マイナーポケモンを使って勝てたということは強ポケを使えばもっと簡単に勝てたという、それだけのことです。
本当にポケモンの対戦はつまらないです。
ぶっちゃけ1ターン目で勝負はほとんど決まっている
ポケモンを実際にプレイしたことがない人もこの記事を読まれているようです。
未プレイの人にはちょっとわかりにくいかもしれませんが、ぶっちゃけポケモン勝負って1ターン目にはほとんど決まっています。
1ターン目から状態異常(ただの運ゲー)
極端な例を出しましょう。
初手にサンダーを出したとします。
とりあえず「ぼうふう」を選びました。
「ぼうふう」は命中率が70%ですが、追加効果として30%の確率でこんらんします。
ぼうふうが当たりました、混乱しました、自傷しました。
これは0.7×0.3×1/3=約7%です。
7%
7%
7%ですよ!?
でもね、よく起こるんですよ。このゲーム。
いやぁ凄いですよねぇ・・・どんなプログラムになっているんですねぇ・・・。
ソースコードを読んでみたいですよ。本当に。
もう一つ例を出すと
例えば素早さの高いポケモンに「ふぶき」を打たせたとします。
そして相手のポケモンがこおりになったとしましょう。
はい、この時点でもう勝負はほとんどついています。
あとはダイマックスして積むなりなんなりして勝負を決めましょう。
実況者は「択」と言ってカッコつけてるけど、それただのジャンケンだから
僕がポケモンの対戦で嫌いな言葉があります。
それは「択」と言う言葉です。
実況動画見ていてもだいたい1動画につき1回は使われるワードではないでしょうか。
択とは勝負が決まりそうな重要な選択だが、選択肢が3すくみ(または2すくみ)になっていてどの行動も相手の選択によっては正解にもなるし失敗にもなりうる状況を指します。
言葉で説明すると難しいですが、これただのジャンケンです。
ただの運ゲーです。
そこに何もありません。
ただカッコ良さそうな言葉に置き換えているだけです。
ポケモンは運や乱数に左右されない!なぜなら強い人はいつも勝ってるから⇨ケアできるくらい強いポケモン使ってるだけです
ポケモン対戦は間違いなく運に左右されます。
しかし大体以下のような反論が出てきます
「ポケモン対戦は運に左右されない!」と力強く言ってくる輩です。
そもそも技の命中率や急所といった確率が設定されているのに何を言ってるんだろうと思いますよね。
運に左右されないと主張する人たちは大体以下のような根拠をよく出します。
・強い人は常に勝っている
・確率をケアできていない
というのが大体の言い分ですね。
まず前者の意見ですが、これは厳密にいうと間違っています。
強い人が勝っているのではなく、強いポケモンが勝っているだけです。
いつも勝っている人は強いポケモンや技を使っているだけです。
あと「確率をケアできていない」という意見ですが、まぁこれは確かにそうかもと思われるかもしれません。
しかしこれは大きな間違いです。
そもそも「確率をケアできるポケモンや技」は限られています。
つまり「確率をケアできる=強いポケモンを使う」と同義です。
ただの言い換えなので、騙されてないようにしましょう。
好きなポケモンが使えない、使うまでに時間がかかる作業を強いられる
ポケモンには努力値という内部的な数値が設定されています。
同じポケモンでも、この努力値の振り方が異なると強さが違ってくるということです。
ポケモンの対戦において、この努力値の振り方は非常に大切です。
そしてこの努力値を振るのがクソめんどくさいです。
剣盾になり、この辺の調整がものすごくやりやすくなりました。
しかし、それでもまだ面倒です。
そもそも普通にプレイしていたら努力値の存在にまず気づきませんし。
本来努力値は倒してきたポケモンの種類によって割り振られます。
ただそんなことをしていては時間がいくらあっても足りません。
そのためドーピング用のアイテムで努力値を調整しますが、これも面倒です。
アイテムで努力値を振る
↓
アイテムを買うためにはゲーム内のお金が大量にいる
↓
安くアイテムを買いたい
↓
エキスパンションパスを購入する
↓
ワットが大量に必要
↓
ワット集めに走り回る。お金も稼ぐ
あまりにもやることが多すぎるんです。
そしてやっていることはただの時間がかかる作業です。
努力値以外にもポケモンには性格や個体値と言われる内部数値があるので、これも最適なものにする必要があります。
ある程度アイテムでこの辺りをいじれるようになり、剣盾から育成は非常にやりやすい環境になったと思います。
それでもやるべきことが多いです。
そのため「レンタルチーム」という、すでに育成を終えた人のチームを使えるというシステムが用意されています。
そりゃあ皆レンタルチーム使いますよね!
そしてオンラインは同じパーティと当たり続け、「まただよ」となって気持ちが萎えます。
まとめ
いろいろ書いてきましたが、私の中の結論としては「ポケモンの対戦は面白くない」です。
しかし、ポケモン対戦にガチで取り組んでみて、一つわかったことがあります。
それは、「対戦に勝つためにはどうすればいいか考える過程」はものすごく面白いゲームだと思っています。
「あのポケモンを倒すためにはどうすればいいだろう」
「このポケモンを活躍させてあげるにはどんな技を採用すればいいだろう」
「努力値をこれだけ振れば、あのポケモンの技を耐えることができる」
など、過程を楽しむゲームだと思いました。
考えた上で、その戦術がハマることは稀です。
強いポケモンを使わない以上、負けもこむでしょう。
それでもいいんです。
結果ももちろん大事ですが、いい結果を出すためにはどうすればいいか必死に考えること。
その大切さを僕はポケモンバトルから学んだ気がします。
ただしカイオーガ、てめーはだめだ。
以上です。