【ポケモンSV設定考察】マシマシラ、イイネイヌ、キチキギス(ともっこ様)の元となったポケモンはなんなのか?
ポケットモンスターSVのDLC「碧の仮面」をクリアしました!
その中に出てくる準伝説ポケモンとなる「ともっこ様」と呼ばれる3体、マシマシラ、イイネイヌ、キチキギスというポケモンがいます。
今回はそのともっこ様に関する考察をしてみたいと思います。
ともっこ様とは
「ともっこ様」の言葉の由来は東北の方便である「○○っこ」であると思われます。
つまりともっこ様とは「友っこ」が由来であり、意味としては「友達」なのではないかと考えました。
物語の舞台となるキタカミの里では鬼(オーガポン)が村を襲った悪であり、ともっこ様の3体は村を守った英雄として伝承されています。
しかし、実は逆であり、ともっこ様といわれていた3体がオーガポンを襲い、オーガポンはその復讐のために3体に反撃していたところを切り取られた結果でした。
つまりオーガポンが本来は正義であり、ともっこ様は悪側というのが事の顛末です。
マシマシラ、イイネイヌ、キチキギスは元々別のポケモンだった
ここから本題ですが、ともっこ様と呼ばれるマシマシラ、イイネイヌ、キチキギスは元々違うポケモンでした。
これはストーリーでも図鑑でも触れられないので、知らない人も多いのではないかと思います。
どのタイミングで明かされるかというと、ゼイユと一緒に3匹からお面を取り戻すイベントのマップに記載があります。
※キチキギスの分はスクショを撮り忘れてしまったのでありません。
上記のように「もともとは、違うポケモン」という記載があります。
どくのくさりが原因で、もともと違うポケモンから変化した可能性
マシマシラ、イイネイヌ、キチキギスの特性は共通していて「どくのくさり」となっています。
技を当てた時に相手を猛毒状態にかえる特性だが、彼らの見た目にもこの「どくのくさり」と思われるものが確認できます。
どくのくさりが原因で、もともと違うポケモンから進化(?)して今のともっこ様と呼ばれる姿に変わったと考えるのも面白いと思います。
考察1:単純に見た目が似ているポケモンからの考察
マシマシラ、イイネイヌ、キチキギスにはオリジナルとなったポケモンが存在することはゲーム中に明言されています。
ここからは彼らのオリジナルとなったポケモンを考察していきます。
あくまで「碧の仮面」リリース後時点での考察なので、想像を多分に含みます。
モチーフが同じのポケモン一覧
マシマシラ、イイネイヌ、キチキギスの見た目から単純に似ているポケモンをピックアップしてみます。
こうしてみると、キチキギスの元になったポケモンはケンホロウ以外なさそうな気もします。
キチキギスはオスしか確認されていませんが、ケンホロウのオス(顔が赤い体毛で覆われていて、目から長い毛が伸びている)と共通点も多くみられます。
とはいえポケモンって進化すると種類どころか科まで変わるポケモンも多くいるので、「キジがモチーフ=ケンホロウで確定」というのも説得力に欠ける気もします。
何か3匹の共通項がないかさらに考えてみます。
考察2:御三家の炎タイプのポケモンが元となっている
共通項という意味では、御三家の炎タイプが見た目的にも近い気がしました。
具体的には、ゴウカザル、ガオガエン、マフォクシーの3体です。
これはイイネイヌとガオガエンが似ていると思ったことから考え始めたことです。
炎の御三家を見ていて、ゴウカザルとマシマシラが似ていると感じ始め、キチキギスに似ているのがマフォクシーと考えてみました。
一応考えてみましたがあまり信憑性は高くないと思われます。
そもそもなぜ炎の御三家なのか?ゴウカザルは猿で一致しているがガオガエンとイイネイヌは猫から犬。
キチキギスは狐から雉になり、そこの変化に対するアンサーが思いつきませんでした。
考察3:BW(ブラックホワイト)の序盤のポケモンが元になっている
個人的に一番推したい説の一つです。
ゼロの秘宝での後編はブルーベリー学園が舞台になりますが、「碧の仮面」でブルーベリー学園がイッシュ地方にあることが示唆されました。
このように「ゼロの秘宝」はイッシュ地方とのつながりがあるストーリーにおもえますが、「碧の仮面」の仮面でBWとのつながりがこの3毒(ともっこ様)から見つかればそれはそれで面白そうです。
そう考えると共通点が浮かび上がってきます。
例えばケンホロウは初登場がBWのポケモンです。
そう考えると共通項が見えてきます。そう「イッシュ地方のポケモン」です。
そしてポケットモンスターBWの序盤ポケモンとして、犬、猿、鳥がでてきます。
それがヨーテリー、ヤナップバオップヒヤップ、マメパトです。
ということで、私の主張は「イッシュの序盤ポケモンがともっこ様(マシマシラ、イイネイヌ、キチキギス)のオリジナルとなったポケモンである」となります。
考察4:まだ未登場のポケモンがオリジナルになっていて「藍の円盤」に登場する
最後の可能性としては、「藍の円盤」に登場するという説でしょうか。
こればっかりはこれ以上考察できないので割愛します。
蛇足:彼らにどくのくさりを付けた人物がいる?
仮にオリジナルとなったポケモンが、どくのくさりによって邪悪化したのであれば、いったい誰がどくのくさりを付けたのでしょうか。
一応考えられる人物としては以下のような人物があげられます。
桃太郎(未登場)
キタカミの里の看板巡りの看板には鬼とともっこ様が描かれています。
その中にともっこ様たちのトレーナーと思われる人物がモンスターボールとともに描かれています。
桃太郎伝説が今回の「碧の仮面」の元になっていることを考えると、ここに描かれている子供(?)が桃太郎的な人物といえるでしょう。
これがいったい誰なのかは作中で明かされていません。
後編の「藍の円盤」でもしかしたら描かれるかもしれませんね。
しかしそうなると少し複雑な話になります。
物語の真相としてはマシマシラ、イイネイヌ、キチキギスは悪者でした。
そうなると桃太郎の立ち位置の少年も「悪側」となります。
4匹目のともっこ様が存在する?
巷で噂になっていますが、どうやらともっこ様は3体ではなく、実は4体いるのではないかと言われています。
リーク注意:リンク先に4体目と思われる姿が確認できる。
リーク内容が本当かどうかは後編が配信されないとわかりませんが・・・。
姿を見ると桃を上下反転したような姿をしています。桃といえば桃太郎が連想されますが、桃自体を悪的な位置に置くのは斬新でポケモンらしい捻くれた設定だなと思いました。
ゼイユの祖父の話がもし事実だとすれば、オーガポンにやられずに今でもどこかで生きている可能性があります。
もしかしたらスグリの様子がおかしいのもこのポケモンが影響しているのかもしれないですね。
参考
https://note.com/anacon11/n/n4cd85624ad19#63fc119f-f816-4a9b-82b0-50d0ef3c9033