Windows11でシステム環境変数が編集できない場合の対処方法
プログラミングをしている中で、システムの環境変数を変更する必要がありました。
ユーザーの環境変数は「編集」ボタンが押せるのですが、システムの環境変数の編集ボタンが灰色になっており選択できない状態になっていました。
簡単なことではありますが、いざこういう場面になると対処方法に困るなと思ったので備忘録として残しておきます。
システム環境変数の新規、編集、削除のボタンが押せない
まず最初に考えられるのが管理者権限の有無ですが、私の場合、最初から管理者権限のユーザーだったので権利関係の問題ではなさそう・・・。
ユーザー環境変数は編集できるのですが、システム環境変数はボタンが灰色になっていて変更できない。
対象方法:コントロールパネルから管理者権限付きのボタンを押す
結論ですが、システム環境変数が変更できないのは、管理者権限がないからです。
管理者権限のユーザーであろうと、環境変数を変更する画面にいくときに、管理者権限付きのボタンを押して入らないと権限がないようです。
対処方法として、コントロールパネルを開き、「環境変数」と検索します。
その際、「環境変数を編集」ではなく、「システム環境変数の編集」という管理者マーク付きの方を選びましょう。
あとは出てきた小窓の「環境変数」を選ぶと、灰色だった「システム環境変数」の編集ボタンが押せるようになっています。
管理者ユーザーでログインしているのに編集できないという、困惑する仕様ですが、これで無事環境変数を追加することができるようになります。
短いですが、以上です。