【大会出場レポート】第4回スプラトゥーン甲子園に出場してeスポーツの可能性を感じた話

2018年7月某日。

愛知県名古屋市テレピアホール。「第4回スプラトゥーン甲子園東海大会day2」が開催されました。

第4回となるスプラトゥーンの公式大会。参加資格は抽選によるものでしたが、当選することができて、参加することができました。会場の熱気、eスポーツとしての熱気を少しでも伝えられたらと思います。

【大会出場レポート】第4回スプラトゥーン甲子園に出場してeスポーツの可能性を感じた話

スプラトゥーンとは?

「スプラトゥーン」というゲームをご存知でしょうか。任天堂の新規IPとして、地面を塗り合って戦うゲームです。シューティングとしてはかなりの異色作となっていて、相手に狙いを合わせて撃ち倒すというものではなく、みんなで楽しめるというところが評価されています。

ちなみにスプラトゥーン甲子園は全国各地で予選をおこなうため、決勝は半年後の2019年1月に行われる予定です。長丁場ですが、それだけ人気があるゲームといえます。

競技としてのスプラトゥーン

『スプラトゥーン2』小学5年生女子は何故ゲーミングチームに入ったのか―その想いを本人に直接訊いたでも紹介されているように、ほのかちゃんという小学生の女の子が「スプラトゥーン2」でプロゲーマーになったことで話題になりました。第三回のスプラトゥーン甲子園は参加希望チーム870という驚愕の数字です。というのも1チーム4人なので、単純に参加希望者が3600人強いたことになります。ゲーム人口が減っているとか、ゲーム業界全体が盛り下がっていると言われていた時代に、この数字は凄いですね。プロゲーマーは企業からスポンサードを受けることでなれますが、近年では国内の企業からスポンサーとなり、プロゲーマーの活動をする人も出てきてるようです。

そんな中、プロゲーマーというのは成人以上だったのが、小学生でもスポンサーを受けて活動するというのはすごい時代ですね。ちょっと前では、ゲームをすることが悪であると言われていたような時代だったのに、それを職業とする時代です。これもゲームの配信技術の向上と、ゲーム関係者の努力の賜物だと思います。

第4回スプラトゥーン甲子園 東海大会(day2)参加レポート

大会の様子

大会参加証を受け取り、いざ選手控室へ

私は残念ながら2回戦で負けてしまいましたが、とても楽しい大会でした。

大会会場ではイカノ神とタコノ神がお出迎え
会場は満員で入れず立ち見していました・・・。
スプラトゥーン甲子園東海大会day2 開幕
大人だけでなく、子供まで参加できる、年齢不問でチームが組めるのはとてもいい事
ハイレベルな戦い続く、観客席からは「あー」という驚愕の声が続く。
ゲームをプレイするステージも屋台に見立てているなど 見ている人が楽しめる工夫がされている
決勝では一進一退の試合が続く。優勝チームが決った瞬間は歓声が轟く

50チーム以上が参加した東海大会2日目。観客も開場前から座って見るために長蛇の列をなしていたのが印象的でした。決勝だけではなく、1回戦から一進一退の攻防が続きます。スプラトゥーンをやったことがある人はもちろん、ゲームをやったことがない人も楽しめるというのは本当に素晴らしいことだと思います。会場の一体感もそうですが、配信により、現場にいなくても熱気が伝わるように配信を続ける裏方さんの仕事もすごいものですね。選手控え室が会場の裏にあり、裏ではパソコンやミキサーなどの機材が所狭しとならんでいました。大会の裏側を見れたのも、選手として出れた特権かなと思います。なんとなく他のゲームでは大会というと、名を挙げようとか賞金目当てだったりとか、ゲームを本当に楽しめていないのではないかという雰囲気が出てきているように感じています。(悪い意味ではありません)。ですがこのスプラトゥーン甲子園は観客もプレイヤーも運営者も楽しんでいる。本当のお祭りみたいな雰囲気があってよかったです。

eスポーツとしてのスプラトゥーン

日本eスポーツ学会の説明ではゲームを競技として捉え、賞金やスポンサーを絡めながら観客の前で実際に選手が対戦を繰り広げる大会が人気となっています。スプラトゥーンがeスポーツの種目として前面にでているかと言うとそういうわけではありません。ですが日本では残念ながら世界の動きとは裏腹に「ゲーム=スポーツ」という文化が生まれず、世界からは日本がeスポーツ後進国と認知されています。これは非常に残念な結果でなりません。今世界で楽しまれているゲームの多くが日本から開発されたものがほとんどです。世界に先駆けていたはずなのに、いつの間にか世界から遅れをとってしまう。eスポーツを先導できたはずなのにできなかったのは残念です。ですが最近は日本にもeスポーツの波が来ているのは確かです。日本では「ゲーム=悪」という風潮が長い時間流れていました。ゲームをするにしてもどこか後ろめたさを感じながらプレイを続けていた人が人柱になって今の状況があることを忘れてはいけないなと思います。

そんななか、こういったスプラトゥーンのような家族全員で楽しめるゲームの登場は日本のeスポーツ定着に重要だと思いました。親世代がeスポーツというものを認知することができるし、何よりも子供と同じ話題を持てるというのは嬉しいことだと思います。

みんなで楽しめるeスポーツ

最後に

スプラトゥーン東海大会に参加できたのは本当に運がよかったです。試合はというと2回戦で負けてしまい悔しい結果となりました。ですがみんなで楽しむeスポーツという空気を肌で感じられたのはよかったです。本当に楽しい時間でした。最後の1秒まで何が起こるかわからないというあの雰囲気がよかったです。第4回スプラトゥーン甲子園はまだ始まったばかりですし、おそらくスプラトゥーンはこれからも続編が作られるでしょう。これからも家族全員で楽しめるゲームで居続けていてほしいと願うばかりです。(そしてまた大会に出たい・・・)

以上です。

ありがとうございました。

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sensiki

sensiki

名前:sensiki 職業:サラリーマン。いわゆる理系男子で大学からプログラミングを学び仕事でも活用中。好きな言語はPython。流行に疎いこともあり最近の話題を独自の視点でまとめていこうと思いブログ開始。スクレイピングや統計を用いたエントリを書きたいと思いまながらツールを作成中。

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