ワイモバイルからの乗り換えはどこがお得?乗り換えて年間3万円以上節約した時の備忘録
毎月のスマホ使用量を節約すべく、ワイモバイルから乗り換えました。
乗り換えるまでに色々と調べ物をしたのですが、どこもいい感じに情報がまとまっておらず、割と苦労したので調べたことと、実際にどこのキャリアに乗り換えたのかを残しておこうと思います。
「今ワイモバイルを使っていて、毎月の利用料が高いなぁ」と思っていたり、「乗り換え先ってたくさんあるけど結局どこがおすすめなの?」という人の向けに情報を載せておきます。
参考になれば幸いです。
2021年以降ワイモバイルで料金プランを変更していない人は料金を見直したほうが絶対いい
私が前回キャリアを見直したのが2018年ごろ。その頃では毎月3,000円〜4,000円の利用料でも安い部類に入っていたと思います。
今回調べて一番驚いたことは、各社ともに利用料がそれよりもさらに安くなっているということです。
有名どころとなるキャリアの最安料金は以下の通り。
- ahamo 20GB 2,970円〜
- nuromobile 3GB 627円〜
- UQモバイル 3GB 1,628円〜
- エキサイトモバイル 7GB 1,320 円〜
- 楽天モバイル 3GB 980円〜
- LINEMO 3GB 990円〜
2023年1月時点のデータです。
毎月1,000円を切っているキャリアも多くあることがわかります。
そんなの当たり前だろ?と思われる方もいるかもしれませんが、ここまで料金が安くなったのは2020年以降の話であり、毎月のスマホ代が4,000円〜6,000円という人も少なくないと思います。
ワイモバイルの最安のプランは月額1,980円で、格安SIMとしては高額
ワイモバイルの最安プランは1,980円です。
もしも毎月の料金を2,000円以下にしたい場合は、ワイモバイル以外のキャリアに乗り換えしましょう。
特に注意するべき人はワイモバイルの「スマホベーシックプラン」を使っている人です。
スマホベーシックプランは「シンプルS/M/L」という新しいプランの提供開始に伴い、2021年2月17日に新規受付を終了しているプランですが、どのプランも毎月の料金が2,500円を超えています。
これは他社と比較してもかなり高い部類になります。
もしもデータの利用料が少ない人の場合は確実に見直したほうがお得です。
毎月のデータ利用料が5GB以下の人は毎月の利用料を1,000円以下に抑えられてお得なので乗り換えがおすすめ!
毎月のデータ利用料が5GB前後の人は、ワイモバイルから乗り換えたほうが間違いなくお得になります。
そのためキャリアの乗り換えを考えたほうがいいでしょう。
ちなみにスマートフォンのデータ通信量は、平均して3ギガバイトから7ギガバイトまでの利用料のようです。
外出先自分がどれくらいデータ通信量を使っているかわからないという人は、この記事の下部にデータ利用料を調べる方法を書いておくのでそちらをチェックしてみてください!
ちなみに、MM総研によると、消費者が使うスマートフォンの月間データ通信量は中央値は3ギガバイトで、回答者の58・7%が3ギガバイト以下の通信量だった。 7ギガバイトまでの累計では約75・4%を占めたようです。
要するに、ほとんどの国民は3Gバイトから最大で7Gバイトあれば十分な生活を送っているということです。
乗り換え先候補1:「NURO Mobile」 最もお得で迷ったらコレ
「Nuro Mobile」はこんな人におすすめ!
- 毎月のデータ利用料が5GBくらいな人は、最安のプランがある
- 豊富なオプションが無料で付いてくる
- キャリアがをdocomo、au、ソフトバンクから選びたい人
- データ繰越あり
NuroMobileは2023年時点で最安のプランを提供している格安SIMで、ワイモバイルから乗り換えるのにおすすめです。
特に5GBで月額990円のバリュープラスは多くの人にちょうどいい価格とデータ量で、最もお得なプランになります。
各社を比較しても5GBで月額1,000円を切るのはNURO Mobileが「最安」でした!
ちなみに私は、ワイモバイルからNURO Mobileに乗り換えております。
キャリアもdocomo、au、ソフトバンクの3キャリアから選択することができるのも最高です。
この記事では下部で乗り換え方法も解説しているので、気になる人はそちらをご覧ください。
オプションサービスが充実していてお得すぎる
NURO Mobileは料金が格安なのに、オプションサービスがかなり充実しているのも、ワイモバイルから乗り換えるのにお得なポイントの一つです。特に注目してほしいオプションは以下になります。
- データ繰越(無料)
- バリューデータフリー(無料)
- あげ放題(無料)
- 5G対応(無料)
個人的にはデータ繰越が一番気に入っています。データ繰越自体はワイモバイルだけのサービスというわけではなく、各社やっていることなのですが、私が契約していたワイモバイルのプランにデータ繰越がないのが最悪でした。
ワイモバイルはデータ繰越に対応しているので、そこはGoodポイントです。
他にもLINEなどの特定のアプリの通信量は加算されない「バリューデータフリー」やアップロードであれば通信量に入らない「あげ放題」など、痒いところに手が届くオプションが初期オプションとして入っています。
ワイモバイルからの乗り換え先であれば、一番お得な候補として上がるのがこの「NURO Mobile」だと思っています。
乗り換え先候補2:「povo 2.0」 基本料金0円の激安SIM
「povo 2.0」はこんな人におすすめ!
- とにかく安くスマホを使いたい人
- データの利用料を自由にアレンジしたい人
- キャリアがauでもいい人
- データ繰越という概念がない
「povo 2.0」を選ばなかった理由
- 購入するデータ量に有効期限がある(例:3GB分購入しても30日で自動失効する)
- 毎月のデータ利用料が平均5GBくらいある人の場合、他社と比べて割高になる可能性が高い(3GBくらいの人ならpovoが恐らく最安)
- キャリアがauであるため
povo2.0は基本料金が0円という激安SIMになります。
「無料でスマホが使えるの?」と思われるかもしれませんが、これにはカラクリがあり、「データ容量を随時購入する」から基本料金が0円というわけです。
当初NURO Mobileではなく、povo2.0に乗り換えようと思ったのですが、個人的に感じたpovo2.0のデメリットは以下の通りです。
- データを追加してみると、そんなに安くない
- 購入したデータに有効期限がある
- au回線である
前述の通り、NURO Mobileは5GBで月額990円でしたが、仮にpovo2.0で5GB利用することを想定すると1,500円はかかります。
そして購入したデータに有効期限があるので、3GB分を購入したとしても30日間で失効してしまいます。
あとはau回線であることがデメリットでしょうか。
大規模な通信障害が起きたキャリアでもありますし、対応エリアもdocomoやソフトバンクと比較すると狭いので繋がらない場合が考えられます。
上記のことからpovoへの乗り換えは見送りました。
お得な格安SIMなのは間違い無いですが、メインのスマホのプランとしては微妙だと感じました。
2台目のスマホ用に契約するのであれば、基本料が無料なのでおすすめのSIMだと言えるでしょう。
他の格安SIMも紹介
今回は「安さ・お得度重視」でSIMを選んだ結果「Nuro Mobile」にしましたが、他にも魅力的な格安SIMがあるのでそちらも紹介しておきます。
楽天モバイル(Rakuten Mobile)
「楽天モバイル」を選ばなかった理由
- 5GBくらい使うユーザー用のプランがないため
- 料金がデータ利用料によって変動するのは面白いが、5GBくらい使う場合は20GB分の料金を支払う必要があるため
- かけ放題が標準で付いてくるのは魅力だが、通話をあまり使わないため
楽天モバイルはデータ利用料によって料金が変わるプランをおこなっており、フレキシブルな料金体系が魅力の一つです。
しかし、金額が変わる境界が3GB⇨20GB⇨60GBとかなりざっくりした分け方がされており、5GBくらい使いたくても、20GB分の料金を支払わなくてはなりません。
月額料金がそんなに安くならないとわかったため、ワイモバイルからの乗り換え先の候補から外しました。
「毎月3GB使う程度だが、たまに20GBくらい使う、だから20GBのプラン契約をしている」という人にはRakuten Mobileに乗り換えてもいいかもしれません。
UQモバイル
「UQモバイル」を選ばなかった理由
- 5GBのプランがあるが、料金が1,628円/月でNURO Mobileよりも約700円割高なため
- UQモバイルネットやauでんきと合わせて契約をすると安くなるが、そこの見直しは考えていなかったため
- キャリアがauであるため
UQモバイルにも5GBのプランが用意されていましたが、月額料金がNURO Mobileよりも高かったため候補から外しました。
自宅のネット環境や電気代も合わせて見直す場合は、5GB990円/月まで割引が適用されるようです。
家のインフラを見直そうと思っている人はワイモバイルからUQモバイルへの乗り換えを検討してもいいかもしれません。
ただしキャリアがau固定なので、対応エリアなどは気をつけましょう。
LINEMO(ラインモ)
「LINEMO」を選ばなかった理由
- 料金プランが3GBと20GBの二つしかなく、5GBくらい使いたい場合は追加で課金が必要のため
- LINEのヘビーユーザーではないため
ワイモバイルからの乗り換えを考えたとき、LINEMOはプランが二つしかなく、「スマホプランM」のようにデータ利用料が5GB~10GBくらいある人に最適なプランがありません。
NURO Mobileは5GBで990円、LINEMOは3GBで990円なので、LINEMOは候補から外しました。
LINEMOの特徴としてはやはりLINEの利用分はデータ通信量に入らない点です。
友達とLINEで大容量の動画や画像のやり取りが頻繁にある人であればLINEMOは候補に入れてもいいかもしれません。
exciteモバイル
「exciteモバイル」を選ばなかった理由
- 楽天モバイルと同じように段階制のあるプランがあるが、たくさん使うタイミングがないため
- データを分け合えるデータシェアが最大の魅力だが、家族が多いわけでもないのでシェアできる人がそんなにいないため
exciteモバイルは知名度はあまりありませんがかなり魅了的なプランを提供していると思います。
段階制のプランも3GB880円で、他のSIMと比較してもかなり安いと思います。
金額上がる境目も3GB、7GB、12GB、17GB、25GBになっており、楽天モバイルよりもかなり良心的な利用料の設定です。
NURO Mobileがなければ、exciteモバイルに乗り換えていたかもしれません。
ワイモバイルから乗り換えてどれくらいお得になったか
今回ワイモバイルからNURO Mobileに乗り換えましたが、最終的に毎月4,378円払っていたのが毎月990円にまでお得になりました!
その差はなんと、毎月3,388円!年間で4万656円お得になりました!
もっと早く見直すべきだったと今は思います・・・。
2021年4月以降菅総理の功績により、解約金などがかからなくなって乗り換えが非常にやりやすくなっているので、皆様も重い腰を上げてスマホ料金の見直しに乗り出してみてはいかがでしょうか。
ワイモバイルの毎月のデータ利用料を確認する方法
ログイン画面 からマイワイモバイルにログイン後、右上のハンバーガーメニューから「ご利用状況」→「過去のデータ通信量を確認する」で毎月のデータ使用量が確認できます。
まとめ
- 2021年以降ワイモバイルの料金を見直していない人は、ほぼ間違いなく料金が安くなるのでプラン変更や乗り換えを検討しよう
- ワイモバイルから乗り換えするならNURO Mobileが最も安くなっておすすめ!
- まずは自分の毎月のデータ利用料と支払っている金額を確認しよう。
以上になります。
なんとなく、「スマホの利用料金ってもっと安くなるんだろうなぁ」と思って調べ始めたのがきっかけでしたが、こんなにもお得になるとは思いませんでした。
政府の介入もあり、かなり乗り換えやすくなっており、解約金などもかからないので絶対に見直しましょう。